空気な日記

立ち読みOK(^^)

眠れない夜の癒し

2005-03-23 22:47:37 | 日記
書き忘れていたことがありました。

本震のあった日は、何度も余震があって、怖い夜を過ごしました。
いつでも逃げ出せるよう、玄関にリュックを置き、自分たちも玄関に近いところで
外出着のまま、横になっていました。
それでも、いつの間にか寝ていたようで、気がついたときには
つけっぱなしのテレビから懐かしい歌がメドレーで流れていました。

夢の中で「なんか、気持ちいいなあ」と感じてはいたのですが、
テレビから流れていた歌は、1990年~93年のヒット曲ばかり。
一番幸せだった時期、学生時代にカラオケでみんなで歌っていた歌ばかりだったのです。
夫とふたり、あの時はあーだったこーだったと、語り合ってしまいました。
ほんの一時だけですが、それでも怖さを忘れていました。

よく、被災地でコンサートとかあるのをテレビで見て、
そんなの、何の役にたつの?と思っていた私ですが、あの時やっと分かりました。
確かに、音楽は心をやすらげてくれます。
それが一時だけのやすらぎであっても、ショック状態から立ち直るきっかけになるのでは?
偶然かも知れませんが、私はあのときの放送に感謝しています。



体の中で血液が波打っているよう。

2005-03-23 22:12:08 | 日記
まだまだ揺れます。
揺れていないのに、血液が脈打って、ずっと揺れているような気がする。
でも、割り切って生活しなきゃ。

割り切れない人たちもたくさんいます。

壊れてしまった家、傾き倒れかけた家、天井が抜けた家、壁が割れた都心のマンション。
土砂に塞がれた道。大怪我をした人たち。
410億円かけて、やっと来月から開始するはずだった「海水淡水化事業」は、
人工島がもろに被害を受けて無期延期に・・・・・・。