めっちゃいいドラマでした！とってもおもしろかった！
タイトルでなんとなく食わず嫌いをしていて見るつもりは全くなかったんですが、評判がとてもいいし、見ていたドラマが終わったタイミングで始まったので、期待せずに視聴しました。そしたらこれが、1話目からハマってしまった！（笑）
2005年の夏、コン・ウジンは以前から気になっていた女の子にバスの中で話しかけられる。「ここに行くにはどこで降りたらいいですか？」ウジンは最寄りのバス停を教えたものの、自分が描いた絵を渡したいという思いから彼女を引き止めてしまった。その後、先に降りたウジンの目の前で、彼女が乗ったバスは交通事故に巻き込まれてしまう。夜のニュースでは「ノ・スミ（17歳）死亡」の一報が流れていた。
ウ・ソリは病院のベッドの上で目が覚める。側にいたお医者さんや看護師さんが驚いた顔でこちらを見ていた。あぁそうだ、バスに乗っていて交通事故に巻き込まれたんだ。一緒にいた友達はどうなっただろう…そう思っていると、看護師さんが変なことを言った。「事故は13年前で、あなたは今30歳です」鏡に映る知らない顔の女性は、自分だった。
17歳でいきなり30歳になってしまったソリ。前半はこのソリがかわいそうでしょうがなかったです。一番楽しかったであろう時間を突然失い、人生経験がないのに30歳としての振る舞いを求められる。そのうえ保護者だった叔父夫婦は失踪し、住んでいた家には見知らぬ住人が暮らしていた。将来を嘱望されていたバイオリンは、以前のように上手く弾くことができない。住む家も頼る人もいないという絶望的な状況で、それでも現実を受け入れて順応しようと努力するソリ。基本的には笑えるラブコメなんですけど、時折やるせなくなって涙するソリの姿に、私も毎回涙が出ました。
ウジンは、自分が引き止めたせいで好きだった女の子が死んでしまったことに耐えられず、そのできごと以降、心を閉ざしてしまう。女の子は本当は生きているけど、その事実をウジンは知らないー。後半はウジンの心の傷の深さに涙しましたねぇ。
17歳当時を演じた子役ちゃんたちもまた上手くって、よく見たら『六龍が飛ぶ』のタンセとヨニで、いろいろとテンションが上がりましたよ（笑）
子役がそのまま大人になったと思えるほどシンクロ率が高かったですね。終盤は17歳同士の初々しい恋愛に見えました。
このドラマはサブのキャラクター達もとってもよかったです！
ウジンの甥っ子のチャン君、家政婦のジェニファー、チャン君の友達、ウジンの同僚などなど挙げたらキリがないと言うか、みんな大好きになりました（笑）特にお気に入りだったのはジェニファー。喋り方といい服装といい、謎の多い家政婦さんなんですが、17歳で時が止まってしまった2人（ソリとウジン）に対して、人生の指標を照らしてくれるステキな女性でした。
録画を1日に何度も見てしまうほどハマってしまって、きっとまた見ちゃうんだろうなぁ（笑）最後の最後まで、とっても笑えてとっても癒されて、このドラマに出会えて本当によかった！ありがとう！
