
2008年のドラマなので若干ナメてたんですが、ものっすごく良かったです!こんなにいいドラマだとはまったく予想していませんでした。もう出てくる人々がみんないい!それぞれのキャラクターがイキイキしていて、楽しくって、悲しくって、みんな一生懸命生きていました。
特に忘れられないのが育ての父親セドル。本当の息子じゃないチャドルとヨンに対して、どうしてあんなにも愛情を注げるのか…涙なくしては見られなかったです。
それから、イ・ジュンギのアクションも素晴らしかったですね。終盤は体調を崩していたようで声も枯れていたんですが、それでも最後まで演じきっていて、イ・ジュンギという俳優の凄さを堪能できました。
ストーリーもよく練られていて、最後まで見れば伏線もキッチリ回収されていることが分かるんですが、とにかく『24 -TWENTY FOUR-』ばりに何が起こるのか、誰が死ぬのかまったく予測がつかない展開で、助かるだろうと思った人が助からなかったり、死んで欲しくない人が死んでしまったり…主役やヒロインでさえ安心して見ていられない緊張感が、最後の最後まで続きます。その緊張感を最も増幅させたのが、王インジョ。韓国時代劇はいくつか見ていますが、一番怖い王様でしたねぇ(泣)。気が小さくて、猜疑心の塊で、残忍な側面を持つ王様を『星から来たあなた』でト・ミンジュン唯一の友人を演じたキム・チャンワンさんが怪演してました。もうめっちゃ怖かった〜。
一見怖そうに見えないところがサイコっぽくて不気味。。
謀反の濡れ衣を着せられたまま父親が殺され、家族全員バラバラになってしまった主人公が、最後にたどり着く復讐すべき相手とは…ラスボスが王様ですからね(←これは第1話で分かります)王様に刃を向けたら主人公に未来はないワケで、ラストはどうなってしまうのか…本当に最後まで楽しませてくれた良質のドラマでした!
【オマケ】『太陽を抱く月』の子役ちゃんたちはもっと以前から共演していたんですね。
カワユすぎ♡