Ham and BCL Square

Area51のHam&BCLブログ。いつかは、DX'erと呼ばれたい(?)・・。毎日書くとは限りません・・悪しからず。

在京AM3局に、FM補完中継局の予備免許交付

2014年09月16日 23時15分47秒 | BCL(中波・短波・FM・TV受信など)
少し前の発表ですが、在京AM3局に、FM補完中継局の予備免許が交付されました。

関東広域AMラジオ3社のFM補完中継局に予備免許(2014.9.2 関東総合通信局)

TBSラジオ 90.5MHz
文化放送 91.6MHz
ニッポン放送 93.0MHz


3局とも、送信所は東京スカイツリー。出力7kW。
来年春からの本放送開始を予定しているとのこと。

総務省によると、
「FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV-Low帯域の一部(90から95MHz)の周波数を使用することとし…」
とのことですので、地デジ化で空いた周波数の利用、ということですね。

90MHz以上の周波数ですので、FMラジオでも受信できる機種と、できない機種があります。


【90~95MHzのFM放送を受信する方法】

1.76~90MHzが受信できるラジオ…×
  (カーラジオは、ほとんどがこのタイプでしょうね)

  このラジオでは、受信できません。

2.76~108MHzが受信できるラジオ…○
  (地デジ化までよくあった、「76~108MHz(TV1~3ch音声も受信可)」というラジオが、この例)

  問題なく受信できます。

3.コンポなどのFMチューナー…×

  ほとんどのチューナーは、76~90MHzしか受信できないでしょうから、受信不可ですね。

4.外国製のFMラジオ…△

  海外のFM放送帯域(88~108MHz)に対応したラジオなら、問題なく受信できます。
  ただし、逆に88MHz以下のFM放送(一般の地上波FMや、コミュニティFM)は受信できませんが。

5.広帯域受信機…ほとんど○(機種により×)

  90MHz帯をカバーし、WFMモードがあれば受信できます。


地方の県でも、FM補完中継局を開設する動きはあるようです。
90MHz以上を受信できるラジオを、メーカーが生産してくれるのを期待しましょう。
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