スマホが衝撃を検知して自動で119番通報してしまうことがあるそうだ

一部のスマホには「衝撃を検知して自動的に119番へ通報する機能」があるため、誤発信（→不要な救急出動）が多いそうだ。

「119番、転倒での誤発信が多発　スキー場、消防庁が注意喚起」（共同通信（Yahoo!ニュース）、2023.1.23(月)）


関連動画：SBS静岡放送（YouTube）



スマホを落としただけでも自動通報されてしまうらしい。
スキー場での転倒だけでなく、例えば、幼児がスマホをいじって落としてしまったが、
親は手を離せない状況、あるいは、気づかない状況ということもあるかもしれないし…。
そんな時、消防から折り返しの着信があったとしても、それに気づかないケースもあるだろうね。

自動通報機能で助かった命もある、と主張する人もいるようだが、それは、
「パトカーのように、救急車を常時、街中で巡回させていれば、緊急事態に遭遇しやすく、命を助けられる確率が高まる」
と言っているようなものだ。


初期設定では「衝撃を検知したら自動的に通報する」そうだが、これ、逆にすべきだろうね。
メーカー出荷時の初期設定は「自動的に通報しない」にしておいて、希望するユーザーだけが、自分で「自動的に通報する」に変更すればいい。
スマホに限らず、機器の初期設定が「自動的に●●する」になっているケースは多いと思う。
メーカーは、ユーザーのために良かれと思ってやっているのだろうが、結果的には迷惑だ。
自分のことは自分でする（決める）（＝自分のコントロール下におく）でないとね…。

何でもかんでも自動化すればいいってもんじゃないよ。