文系受験で失敗した方へ・・・

2008-02-03 | 自然科学
文科系で失敗した人は、一度理科を学び、電子工作のキット等でCPUやマイコンや、アナログ回路を学ぶ経済的余裕があれば、受験勉強だけでなくこちらにも少し投資して、適正チェックをされてはいかがでしょうか?

とくに、私の場合のように、貧乏人がろくに衣食住に満足できない生活をしながら歴史や地理、政治について教科書参考書を何度も学習する厳しさに耐えられなかったという反省のできる方。

是非、理科の楽しさを知ってみてください。
基礎の参考書を分野別に学び、その分野の問題を解いてみて下さい。意外と難関大学の入試問題でも、物理だけ、化学だけ、あるいは生物だけはすらすら解けたりする自分を発見できるかもしれません。
そうだったら、思い切って勇気を振り絞り、一度理科と心中するつもりで、好きになれそうな理科を選んで、全範囲勉強しましょう!

自己満足レベルかもしれませんが、あの理転によって、人生をポジティブに生きていけるようになったと思います。住んでいた国の環境にも恵まれていたと思いますが、理科系というジャンルが、私の行動を、自分の自信にフィードバックできるものとしてくれたとも思っています。若いうちにまず理科系に進んでおいてよかった。そう思います。実力主義で厳しい面もありますが、楽しい発見、文科系では得ることのできないタイプの感動は、その厳しさを掻き消して余りあるほどです。

若いうちは、是非理転にトライしてみましょう!

そういえば、高校の時から、駿台の坂間師の物理入門という上下巻の参考書が非常に魅力的で、原理的に数学的に展開される内容に魅せられていました(なんとなくしか解っていませんでしたが)。
小学5年生のときに、父のおかげで「ラ研」という添削でオームの法則やラジオの仕組みを学んだことで、電磁気のところだけはどんな中学入試問題も解けるようになっていました。中学の時に、化学反応を始めて学んだ時、その確認テストにて、クラスでいつもTOPの男女に加わり、僕が3人目の100点満点を得たことも、かすかな自信になりました。(その後、イオン反応に進むと良く分からなくなってしまいましたが・・・)
そんな体験を幾つか持っている方は理転を検討する価値ありです。

配達で疲れた私は成績が全く伸びず、駿台の講義中、尊敬する坂間師が言った言葉-「今の実力で進学できる大学にいって学ぶことがお勧めです。」、に素直に反応し、すっかり東大は諦めたつもりで自分の決断で地方大学に針路変更しました。とにかく、人生前に進むことが大事だ。
でも、物理が魅力的であったので、物理が学べる大学に絞りました。

地球上誰にとっても自然の法則は平等です。それをどう理解し、どう利用するかはあなた次第です!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。