ジャマイカのレゲエ・ピアニストの巨匠、グラッドストーン・アンダーソン=グラディの16年ぶりのニューアルバムが、ついに、ついに本日リリースと相成りました。
ピアノ・バージョンと、ボーカル・バージョンの2枚組です!!!
RIDDIM 誌のインタビュー記事は、
こちら。
グラディと、OVERHEAT 代表 石井志津男=EC 氏の熱い友情の賜物でもあります。
EC 氏の、グラディに寄せるインタビュー動画は、
こちらになります。
RIDDIM 誌でお馴染み、Simon Maverick Buckland 氏や、Dennis Bovell、Freddie McGregor 氏も、コメントを残しています。
このアーティストはジャマイカン・グレイティストだ。Jackie MittoとGladdy、、この2人は天才だ。そしてジャマイカ音楽のヒーローでもある。このCDが日本で発売になることはとても嬉しい。我々のジャマイカの音楽史にとってすごく重要なんだ。だからこのCDを出してくれることに心から本当に感謝する。本当に特別の中の特別なんだ。
多くの人がグラディのことを知らないから、とても素晴らしい事なんだ。
グラディが最高のジャマイカ音楽を作ってきた一人ってことをさ。
(今朝Gladdyと電話したと言ったら、、)
今度グラディと話す時には、俺のことを伝えてくれよ。俺の愛を伝えてくれ。
このアルバムは素晴らしいよ。ブラザー!!神のご加護を。
(紙資料にキスをしながら)ありがとう。このアルバムを作ってくれてありがとう!!
重要なんだ。皆が色々なことを知っているよ。でもあなたは、最も重要なことをしたんだ。
皆がその事を知る必要があるんだ。Gladdyのようなアーティストは、本当のオリジナルだからだ。
--- Freddie McGregor ---
「Gladdy Anderson はとても心地良くて美しい手をもつ最も素晴らしいレゲエ・ピアニストだ。だから(女の子グループの)15-16-17の「EMOTION」のヴァージョン「CASTRO BROWN SPEAKS」では彼のスタイルを真似してピアノを弾いているぐらいさ。あと、自分のアルバム『Audio Active』だってそうだ。ピアノのソロを弾くときはいつだってGladdy Andersonのピアノ・プレイからインスパイアされている。その"AudioActive"から名前をとった日本のグループだってあるぐらいだろ(笑)。全てはグラディのピアノを弾く素晴らしい指への愛や称賛の現れだよ。」
--- Dennis Bovell ---
私も、このアルバムのサンプル盤をこだま和文氏より、早い時期より手渡されておりまして、今年に入ってから何度も、聴き繰り返していました。
EC 氏の依頼により、私も拙文寄稿しています。
一点の曇りもない、限りなくシンプルな味わいのアルバムです。
おそらく、年齢的にも、グラディのラスト・アルバムになることでしょう。・・
このようなアルバムがこの世に生み出されたこと、残されたこと、そして残そうとした精神、意思の力に、心より敬意を表したいと思います。
私も、若い頃に OVERHEAT からリリースされていた「Caribbean Sunset」というアルバムに出会っていなければ、今頃ミュージシャンになっていなかったかもしれません。
ともかく、・・・平素、HAKASE-SUN の音楽を聴いて下さっている方々には、ぜひ手に取って頂きたいアルバムなのです。
そして、・・・ Cheers for the music !!!!
速報。10/9(土)16:00 ~(予定)、TOWER RECORDS 渋谷店にて、このアルバム発売記念パーティが予定されています。
司会は EC 氏。私 HAKASE-SUN もコメンテーターとして出演します。
会場では、20数年前に行われた、グラディと MUTE BEAT との共演ライブ(EC 氏所有のプライヴェート・コレクション VHS より)が数曲、上映される予定になっております。
こちらでアルバム全曲試聴できます。