金継ぎ
2012-02-22 | 日記
お客様にお茶をお出しするときに使っている湯飲み茶わんのひとつは、
15年前に友が陶芸教室で焼いてくれたものです。
15年間使ってきたので、お客様の中にはこのお茶碗に見覚えのある方もいるのではないかと思います。
大事に大事に使ってきましたが、少しだけ縁がかけてしまっていました。
年月を経て色もいい具合に変化してきたし、まだまだ使いたいのに・・・と思っていたところ、
この陶芸教室に通っていた友が、今度は「金継ぎ」の教室で技術を身に着けてきました。
早速かけた縁のところを金で継いで直してくれ、
今までより更に愛着が湧いたお茶碗になりました。
そしてお気に入りの、お茶菓子を乗せるうさぎちゃんの小皿も。
耳のところがパックリと割れてしまっていましたが、金の花冠のように可愛くなりました。
金継ぎ・・かけてしまった大事なものを、更に大事なものにする技術。
本当に素敵な技術だなぁと、勝手に記事に載せてしまいました。
きっと恥ずかしがるだろうね、ごめんなさい!
これらのお茶碗や小皿は、パーマの待ち時間などに煎れているお茶の時にお出ししているものです。
そっと見てくださいね。
hair make art.
北本市石戸宿1-141-3
048-591-6614