gooブログ「曇りのち晴れ」

たべもの歳時記

俳句たべものダイアリー二0一三年四月

四月 一日(月)晴(千鳥ヶ淵) ひじき煮の一鉢添えて花御膳(ひじき)
四月 二日(火)雨 ほうれん草灰汁を抜くには茹で過ぎず(ほうれん草)
四月 三日(水)曇/雨 韮玉の夕餉忙しく落ち着かず(韮)
四月 四日(木)晴 茹であげた笊に春菊色残す(春菊)
四月 五日(金)晴 東北が名物と知る大蒜(蒜にんにく)
四月 六日(土)曇 胡葱膾一品で夕餉待つ(胡葱膾あさつきなます)
四月 七日(日)晴 お醤油に山葵を効かせ刺身食む(山葵)
四月 八日(月)曇 芋の芽の摘まれ山から降りて来る(芋の芽)
四月 九日(火)晴 電話取る火に掛けた蕗の鍋気がかり(蕗)
四月 十日(水)曇 春苺パンのジャムとしミニテラス(春苺)
四月一一日(木)晴 朝風にぺビーリーフの芹サラダ(芹)
四月一二日(金)晴 浅蜊汁椀に殻だけ残されて(浅蜊汁)
四月一三日(土)晴 蒟蒻に串の田楽味噌薫る(田楽)
四月一四日(日)晴 春子焼く赤外線の丸プレート(春子)
四月一五日(月)晴 片栗の茎根より片栗粉なる(片栗)
四月一六日(火)晴 焼鰆大きな皿に細長く(鰆)
四月一七日(水)晴 白子干朝はかかさず一品に(白子干し)
四月一八日(木)晴 北寄貝蒸されて北の海の味(北寄貝ほっきがい)
四月一九日(金)晴 晴れた朝若布サラダでヘルシーに(若布)
四月二十日(土)曇 菜の花を酢味噌で和えて宵の膳(菜の花)
四月二一日(日)雨 雨の音に一口苦し山椒の芽(山椒の芽)
四月二二日(月)晴 しっかりと蓋閉めおく海苔の缶(海苔)
四月二三日(火)晴 潮吹貝炒めて和えてスパゲティー(潮吹貝)
四月二四日(水)曇 ほうれん草根の赤きまま売られ(ほうれん草)
四月二五日(木)曇 繋がれる目刺五六尾づつを焼く(目刺)
四月二六日(金)晴 蕨餅冷して三時の御菓子とす(蕨餅)
四月二七日(土)晴 鉄板で春の椎茸焼く薫り(春椎茸)
四月二八日(日)晴 春野菜香草の花混ぜて(春野菜)
四月二九日(月)晴(昭和の日) 好物のステーキに添えアスパラ焼く(アスパラ)
四月三十日(火)曇 ジャムよりもコンポート良し春苺(春苺)

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「全集」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事