母、駄犬に心奪われる

自分の家の犬が豆柴なのに、こんな事を言うのも変だが・・・

私は駄犬が好きである。

同じく駄犬好きの娘と、車で走っている時は

あの犬が可愛いだの、キュートだの・・・目がいくのは駄犬ばかりだ。



よく通る道端の家の犬小屋に、少し秋田が混ざったような

白の大きめの犬がいた。

そこそこ歳も取っていたし、大人しい犬で、いつも小屋の中で寝ていた。

大好きで、勝手に写真を撮ったりもした。

最徐行しながら見るのが楽しみだったのに・・・

去年のある日から見なくなった。

空になった犬小屋の前を通る度、今でも徐行する。

・・・やっぱり居ないけれど・・・



娘が今住んでいる神戸の街は、洋犬がよく似合う。

雨の日や、寒い日はオシャレな服を着て散歩している。

飼い主もオシャレさんだ・・・

何の違和感もない。



一方、私の住む片田舎の街は、駄犬がよく似合う。

散歩させてるおじいちゃんやおばちゃんは、超ラフな格好。

おばちゃんのエプロンがけなんて日常茶飯事。

それがまた・・・よく似合う。



そんな田舎の駄犬が好きだ。

ちょっと天然そうに落ち着きがなかったり

しっかりしろよ！と言いたくなるほど、ボーッとしてたりするのがいい。

プリプリしたお尻を振りながら、散歩するのは最高だ。

そうそう、犬のお尻は重要ポイント！



あ～～、駄犬って何て可愛いんだろう・・・♪