毎日いろんなニュースが次から次へとでてきて、えらい大変な事件であっても
しばらく日がすぎると 「昔の出来事」 のような気がしてくる。これは結構危険だ。
ほんとうは忘れずに対応し続けないといけないのに、おきざりにされてしまう。
福島原発事故とか、北朝鮮の脅威なども、そういう雰囲気がただよっている。
溶け落ちた核燃料はどうやって処理するのだろう? 東電には絶対無理、政府
が一刻もはやく計画して進めないといけないはずなのに、きのうも官房長官が
「そろそろ国の関与を強めていくべかな~」 みたいな超のんきな発言をされて
おられた。アホではなかろうか。
北朝鮮のことだって、半年ほど前あれほど盛り上がったのがウソのように今は
静かになった。北はよろこんで着々と武装を進めていることだろう。しばらくして
から「人工衛星打ち上げるよ~」 とか言いだしてまた大騒ぎになるんだろうな。
日本だけじゃなく世界中の国々もあっちゃこちゃ問題が噴き出てきていて、もう
総もぐらたたき状態 に陥っている感じ。この2、3年のうちに、これまで以上の
とんでもないことが起きそうないや~な予感がする。
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前置きが長くなった。先日完成したプラモが、日本の防空の要となるこのお方
最新護衛艦 あきづき
現代のテクノロジーならではの、シャープな機能美がかっこいい!
このあきづきは2012年から就役という最新鋭の万能護衛艦であり、とくに一緒に
いる仲間のフネたちを、敵のさまざまな攻撃から守る能力にすぐれているという。
いわば 艦隊の用心棒 といったところか。全長150m、基準排水量5000 t と、
護衛艦としては中くらいのサイズだが、鍛え抜かれたボクサーのようなムダの
ない精悍な姿で迫力がある。うかつに近づくとバッサリ斬られそうだ。
とくに斜め後ろ上方からの角度 (上の写真) が気に入っている。
このキットは、今年発売されたピットロード社の 1/700 スケール。今のところ
「あきづき」 のプラモはこれしかないみたい。最新護衛艦の最新キットにふさわ
しく、精密感あふれる見事なものだ。
最期に、70年ちかくも前の大先輩、軽巡五十鈴さん との2ショットを!
五十鈴さんも強力な対空、対潜能力によって 「艦隊の用心棒」 として活躍した。
歴戦の大先輩とならんで、さすがのあきづき君も いささか緊張しているようだ。