こんばんは。
今日も八高線でGV-E400を使用した試運転が行われていたので撮影して来ました。
報道発表によると9月より始まった踏切制御の試験は今月いっぱいで終了。今後は速度制御試験を行うとのことですが、踏切制御試験に使用されたGV-E400はダイヤ改正までに本来の活躍場である五能線へ戻るものと思われますので試験は一旦終了という事でしょうか。
そんなこんなで「五能線カラーのGVが八高線を走るのは今日で最後かもしれない」という事で今日は八高線らしさが出そうな構図で狙ってみました。


試9220D 寄居駅
八高線らしい構図…と思い真っ先に頭に浮かんだのは浅間山バックの構図ですが撮影地へ向かってる時点で山が見えてないのでパス。
迷いに迷って結局寄居駅が見下ろせる中間平緑地公園の展望台へ。
水色の大きな町役場が目立ちます。列車がちょっと小さすぎますねw

GVが寄居を発車。
秩鉄の電車でも来てくれれば寄居に来る鉄道が一同に揃い面白かったのですがそうは上手く行きません。
これを撮影し私も山を下りて次の撮影地へ。
時間に余裕があったので折原から東秩父方面へ抜けて松郷峠経由でときがわ町へ。
この峠道、近くに興味深い林道が多くあるのでそちらも気になるところですが今回はスルー。峠を越えて無事に明覚駅へ到着。

試9221D 明覚駅
以前に単行で撮っていた構図でしたが3連でも撮りたくなったのでここを選びました。
赤いログハウス風の駅舎がお洒落ですね〜。

スカートがキラリ。
この後GVは小川町まで行き一旦留置線へ。
折り返しまで時間もあるのでお昼を食べつつ私も移動。
やって来たのは日高市の白銀平展望台。


ここで太平洋セメント埼玉工場をバックに走る八高線が撮れるので狙います。

高麗川行きのヒャクトーがやって来ました。
少し家が被るもののセメント工場やさいたま新都心をバックに走る八高線が撮れるのは面白いですね。
写真に映る太平洋セメント埼玉工場ですが、かつて東武越生線の西大谷駅と八高線の高麗川駅から専用線が接続しておりこの地域の鉄道とも縁が深い施設になります。
現在でも構内には据置タンクとして使用されていたタンク車が1両残ってるとか…。

そうこうしてる内にヒャクトーが折り返して来ました。
今度は筑波山と高麗川橋梁を絡めて撮影。
この列車とGVが毛呂駅ですれ違います。

試9222D 毛呂〜高麗川
待つ事数分、GVが車体をギラギラ輝かせながらやって来ました。

高麗川橋梁を往くGVと筑波山。
ちょっと真ん中あたりが曇ってしまいましたがヨシとしましょう。

そして本命の構図。
太平洋セメントの工場とさいたま新都心をバックに。
関東平野を走る五能線…何度も撮影してますがやはり違和感がすごいです。
これを撮影して下山。急いで次の目的地に移動します。

やって来たのは折原〜竹沢の林道にある白坂踏切。
こんな小さな踏切ですが実はGNSSの試験対象に選ばれています。

どうに撮ろうか迷いましたがせっかくなので小川町の表記が入った通行止め看板と廃道を絡めて。数年前まではしっかりと文字が読めてたのですが日焼けしてすっかり真っ白になってますね。


試9223D
森の中のこじんまりとした雰囲気が出せたので個人的には大満足です。
これを撮影して撤収。
7月下旬に高崎にやって来た五能線のGV-E400。八高線では9月より試験走行が始まり約5ヶ月近く試験をやっていた訳ですがあっという間の5ヶ月でしたね。
次は速度制御試験を今年度中に行うという事ですがまたこうしてGV-E400がやって来るのか、はたまた別の試験車を用意するのか注目ですね。
道中お会いした皆様お疲れ様でした。
追記
昨日2/5に試験で使用されていたGV-E400系3両が高崎から新津に向けて回送されました。恐らく新津で1泊し秋田へ向かうものと思われます。
11月にGV-E400-9が指定保全の為に一度秋田へ戻りましたがその時とは異なり屋根上のアンテナ含めGNSS関連の機器は全て取り外されての回送だった事から踏切制御試験は終了したものと思われます。