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週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

「2200」の意味は本人には知らされず、報告書としては出ていた。

2011-07-26 08:25:03 | 週刊金曜日
NHKスペシャル 7月23日放送 「飯舘村 ~人間と放射能の記録~」において、
飯館村の若者が受けたホールボディーカウンターで
「2200」と言われた数値の意味が
下記の報告書で判りました。


「放射線医学総合研究所における 内部被ばく調査について」

セシウム134あるいはセシウム137の値で
単位はベクレルと推察されます。

これを
遠く九州に住む私はネットで知ることができましたが
検査を受けた本人は、知らないままの可能性があります。。


なんだか悲しくなりました。

通知が来て、検査を受けた被曝した本人は、その数値の意味を全く説明されす
検査をした「おエライ放射能の専門家」は
こうやって報告書と嬉々として作成しているようで。


ちなみに
「ベクレルは物質が放射線を「出す」量。1秒間に1個の核分裂が起きて放射線が出る量が1ベクレルだ。
これに対し、放射線を「受ける」量(吸収エネルギー)はグレイという単位が使われるが、人体への影響をはかるためには、単に受けるエネルギー量ではなく、放射線の種類ごとに、その量をはかる必要がある。種類により体に与える影響が違うからだ。
それを加味し、「体への影響」を数値化したものがシーベルトだ。例えば、原発事故などで多く発生するベータ線やガンマ線では、1グレイ=1シーベルトだが、アルファ線ならば1グレイ=20シーベルトである。アルファ線は飛ぶ粒子の質量が大きいなどの理由で、1つの放射線が人体に与えるダメージが大きいからである。」

じゃあ、内部被ばく「2200」ベクレルは、
危ないのか?そうでないのか??
NHKスペシャルに写っていた、飯館村の被験者の方は
「1500で再検査といわれたのに、2200という数値が出ても、そのまま帰された。大丈夫なんだろうか?」と発言していました。

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