私のぼやき

不平不満をぶつける

あら所帯きざみかけてはしにはいり

2006-08-24 09:41:03 | Weblog
古川柳からまたひとつ。

この句意一目でわかったら、あなたは相当な文化人だということ。

あら所帯は新所帯の意味。

江戸川柳にはなんともいえない含みがある。今の若い人にはわからんだろう。

 性懲りもなく送り付けてくる、メールにこんなほのかな色気があれば面白いのだが。






村日雇い人間わずか五十文

2006-08-22 02:58:41 | ひとりごと
 古川柳である。今からニ三百年前に庶民が詠んだ嘆きである。

一日の賃金が五十文であるという、どのくらいの値打であったのだろうか。

ニ八そばという言葉が残っている、二八というのは蕎麦一杯の値段だ、二八で16で

十六文で蕎麦一杯食べられたというのだ。

 現在年収150万円の時代に入ったという。

 将に江戸時代の暮らしに戻ったというべきだあろう。

 働ける間だけ生きていけるが、一旦働けなくなるとお仕舞だ。


 乞食をするしか方法はない。