おじさんの独り言

団塊の世代の呟きです。

都市と農村

2008-10-29 07:00:02 | Weblog
都会に住む人の生活を支えて居るのは農村です。
ギリシャ・ローマ時代は入江に都市が出来山の木を切ってエネルギーとしました。山がはげ山となり土砂の流出が始まり入江が埋められ山の木がなくなると、都市は衰退しなくなります。古代都市国家の回りは今でもはげ山です。
日本では農民が都市に移り山村人口が激減しています。
農林省は建築材料の為に山に杉・檜を植えましたが杉・檜は良質な水を生みません。農林省は反省は表明しましたが、政策の転換はしていません。
人口が激減した山村では山の手入れをする人がいません。
したくても人口が減って税収もないのです。
水の消費地都会は道路整備と下水道の整備にはお金をかけますが上水は水路を造りよすから水を取ってきたり地下水をくみ上げ、
源の山にお金をかけようとしません。
結果は海の生態系が変化し漁民が生活に苦しみます。
人間の使う水は自然に帰さず人間社会の中で循環させる研究がされています。
なんとも言えない違和感があります。
人が住んでいる足元住民が目先で喜びそうな(権力者の権力維持)事ばかりせずに「子供達の住む環境を」と考えるのは私だけでしょうか。

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