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こころが乾くその前に

故郷を飛び出してから乗っかった自立への道のり……。そんなボクの日々の記録を、素直に綴ってまいりたいと思います。

変わらない明日のために

2015-02-02 12:25:00 | 芸術家としての日々
自己実現的な何かを
今はやっていよう
完全を期してコケるより
弱っているうちは
気遣いがアダになるから

成功者になれずとも人生の成功者になりなさい、とはよく聞く『おはなし』

でも「初志貫徹し続ける」というように、はじめからおわりまで猪突猛進的に完全実践などを欲張っていると、大切だと思っていたこと(家族への愛や信頼できる人間関係など)をすっかり忘れてしまったり、本来目指していた自分さえ見当たらなくなってしまうのです。


信じられるのは自分だけと思えばさぞかし意欲的になれるでしょう。


でもつまづきながらも立ち上がり、コツコツと地道にやることを忘れてはいけないんですね。


バリバリに見える成功者にも、「ま、いっか」はあるはず。


人を愛し、季節や自然なものを好み、偏らずに失敗したら失敗を糧にできるような自己実現街道といったらいいのでしょうか?


そのようなことが、変わらない明日を約束してくれるのでしょう。

亡くなった父とのこと

2015-01-16 15:14:26 | 芸術家としての日々
還暦で病に倒れ、そう長くしないうちに亡くなった父。


父の生前と死後2、3年経つまではボクの内に葛藤がありましたが、今は遠く懐かしいセピア色した記憶ばかりが残っています。


あの頃はボク自身血気盛んで、親父のやり方はダサいとか、オレは間違っていないからあんなやり方はしないとか、そういう想いにとらわれている身の程を知らない少年のようでした。


でもある時、あら探ししてばかりいる自分ではどうしようもないことに気づいて、野心を捨ててから大分楽になったのです。


「矛盾」という言葉があります。


少し難しいですが、人間誰しも矛盾をはらんで生きています。


矛盾と共に生きている(共生している)のが人間なのですが、


ある時は自分の非を認める必要があります。


「あの人は自分ばかりいいようなことを言う、こちらは間違っていないのに」というような時に、相手の間違いばかり見えて自分を正当化しすぎてきゅうくつになっている自分のこころに気づくことができれば……


たしかに現実はやっかいなものです。

でもやっかいなことをなおさらやっかいにしないために、「気づき」は大切なのではないでしょうか?


今のボクには作業ができて給料がもらえることが嬉しく思われます。


風が冷たく寒い日もすごく暑い日も大変ですが、時間をもてあましてうつろになっていたあの頃よりよほど幸福感があります。


幸福論を教わり、仲間と音楽をして、社会を認識しようとしていた頃を思い出せば、それはそれでよかったのかもしれませんが……


「遠回りして後悔したくない」と言いますが、何事もスピードばかりじゃ語れないんですよね。


一緒にリハビリしている仲間を見てもやはりそのようです。


今思います。


父は決してそういうことを伝えたかったわけではないんだと。


これからも、親からの施しにありがとうの心を抱いて生きていければと思います。

年始めトホホ日記

2015-01-11 12:44:46 | 芸術家としての日々
寒風や 募る気持ちは 非定型(かんぷうや つのるきもちは ひていけい)


新年と言えば、新年会や初詣などのイベントもありますが、我慢が要るのは正月休み明けの初仕事。

餅や甘酒でもっちりしているお腹をほぐしましょ~程度ならいいんですが。


ボクは先週の木曜でした。


手動二輪で通勤快速などと表現を繕ったりしていましたが、つまり自転車通勤なんですね~~


じゃあ初仕事(初出勤)はと言えば、天候の悪い日と重なっちゃったんですね、これが。


いつもは3人でやる作業を2人でやりました。


泣き寝入りなどできないし、ケンもホロロ。


昨日はいつもと打って変わって昔から代表を務めている演劇(クラブ)のために朝9時から夜7時まで〇〇センターに居なくてはならないという……


冒頭の(俳)句は、そんな先週のボクの内なる叫びを表したものです。


ちなみに、昨夜から今日にかけては丸13時間爆睡しました。


爆睡って古いのかな?


と、いうことで今日は1日リラックスします。


明日は成人の日。


新成人よ、甘くて美味しいものばかり、なめてちゃいかんぞ。

な~んて柄にもない一言を言って、後味悪くしない内に今日はこれまで。

脳の健康の秘訣(のようなこと)

2015-01-06 12:25:53 | 芸術家としての日々
新しい刺激ばかりが
元気剤なのか
今のわたしには
古き良き歌が元気剤
先日買った手帳が安定剤

「人は認知するものよ」と言われたことがある。
さりげない一言だった。

でもその一言が、欲張りだったボクの心には染みるようにズ~ンと響いた。


よく「頭に回る」とか「脳天に効く」とか言うけれど、本当はもっと自然な刺激が脳に良いのだと思う。


めまい持ちだったボクは、一方で自分をいじめていたね。

歌心はどこへ行った?

2014-12-16 15:10:34 | 芸術家としての日々
(前略後→)柔らかな日だまりが包む背中に ポツリ 話しかけながら いつかこんな日が来ることも
きっと きっと きっと わかってたはずなのに


消えそうに 咲きそうな 蕾が今年もボクを待ってる

今もまだ つかめない 夜空に描いた夢………(後略)


(by コブクロ『蕾』より)


歌心は、誰しもの内に宿っているのです。
そんな内なるマインドに積極的に働きかけながらも、痛みに共感できるアーティストは素晴らしいですね!


歌詞は絵画の持つメッセージを超え、曲調はユニークさを持ちながらクラシカル!


他にいきものがかりや宇多田ヒカルさんなどのアーティストもこういった音楽性のヒット曲を連発していましたよね。


近年はフィジカルでポップなアイドル系のアーティストたちばかりが台頭していて、日本のメジャーシーンは、ボクたちの歌心はどうすればいい?
的な状況にありますね。

今日みたいな日本列島全体が凍えそうな日に、鬱々とした現実イメージを慰労してくれる(背中をさするようになぐさめてくれる)新曲は、あまり歓迎されていない……


ビートルズで言えば、ラストアルバムの『Across the Universe』みたいな、初期中期を経て円熟したポップバラードの名曲が出ないかな…?


これが今後のシーンに対する予測なのかもしれませんね。