伝統的大工道具に親しむ会

大工の棟梁が遺した道具一式に親しみ木工を楽しむ会

例会11月22日

2013-11-23 20:42:49 | インポート

今日の出席は、Yさん、Hさん、Fさんです。
Nは、元の勤務先のOB会で休みました。

Fさんが写真を撮り、コメントもメールで送ってくれました。
今回はそれをそっくりそのまま拝借しました。

Yさんは、武器の手入れに勤しんでいました。
20131122byf_2


Hさんは、前回見せて頂いた作品が、8割ほどの出来だとか、で、次の作品に向け、板のカンナがけをされていました。                              
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Fさんは、最近手にいれた新兵器、電動糸鋸で今日もキコキコです。
                          20131122byf_4
ずいぶん腕が上がりましたね(by N)


途中で、休会中の I さんご夫妻が散歩がてらに様子を見にこられました。
お元気そうでした。陣中見舞いまでいただきました。
復帰出来る日が来るといいのですが・・・(By N)

またその後、「富さん」が、おみえになりました。Yさんに、表札のお礼でした。大変喜んでおられました。



今日は以上です。Fさんありがとう!

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例会11月8日

2013-11-09 00:54:15 | インポート

展示会終了後、初の例会です。

出席は、Yさん、Hさん、Fさん、Nに加えて、富さん。そうです、本ブログを常にフォローしてくれて、コメントをくれるあの「富さん」です。


展示会を見に来てくれた「富さん」は、Yさんの作品「十二支飾り」がとても気に入って、あの手法で表札は作れないものかと、Yさんに相談しました。
Yさんは、快く引き受けてその試作品を今日の例会に持ってきてくれ、「富さん」はそれを見に来たというわけです。

その表札の試作品が下の写真です。
        20131108
手前はは文字部が沈んだ、後方は浮いたデザインです。共に木象嵌(モクゾウガンと読みます)の技法で作られています。
試作品ですが、「富さん」はこの試作品がとっても気に入り「嬉しい!!!」と大喜びです。
本番は、文字部が沈んだ前方のタイプでさらに凝った材質で製作されることになりましたが、「富さん」はどちらの試作品も欲しいとお願いしてもらうことになりました。
Nが塗装を試みます。
本番の完成が楽しみですねぇ


Hさんが、展示会に未だ製作中として出品されていた宝石箱が、塗装されて完成しました。
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オイルステインで塗装されたのですが、美しい木目が一段と引き立って素晴らしい作品になりました。

Hさんの次の作品は既に八部通り完成した、ブローチケースです。
2013110820131108_2
材料は、例の名前の判らない美しい木目の材です。この後、蝶番を取り付け塗装をして出来上がりです。塗料は上の宝石箱と同じオイルステインになるのかな?


Hさんはもう次に取り掛かりました。
今度は何ができるのでしょうね。
何にしても、こんな工法によります。こんな複雑な組手でよくも正しく長方形に組みあがるものですね。
出来上がってしまえば、外からは見えませんから、その真髄は知る人ぞ知る!
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Fさんは、ついに電動糸鋸を手に入れました。以前簡単な電動糸鋸を持っていたことがあり、展示会に出品されれたクリスマス飾りのトナカイはその糸鋸で作ったそうです。
その後、壊れてしまっていたのですが、展示会の「Yさんワールド」に刺激されてもう少し本格的な機械を購入しました。
今日は例会場に持ってきて、Yさんを師匠として使用法の研究に余念がありませんでした。
しまった!!その写真を撮り忘れてしまった!!!




Nがこのところ取り組んでいた、竹製の額立てはとりあえず完成しました。
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左は、前回にオイルステインで塗装したもの。これで完成です。右はそれを使用したところです。
額は、例の「富さん」がホームセンターで手に入れた杉の焼き板で、写真は「富さん」撮影の丹波市で三〇〇年以上も前から続いているというお祭りの、神輿と担ぎ手の青年団一同。
神輿の大修理が終わってお披露目された時の様子だそうです。
この作品は、いち早く「富さん」のブログで紹介されてしまいましたから、ここでは二番煎じです。
「富さん」はこの額立てを気にいってくれて、三年前の(つまり神輿が修理される前の)写真を並べるために、もう一セット欲しいとのこと。
後塗装を残すだけで完成です。「富さん」今しばらくお待ちを・・・
20131108_7




展示会で作品と作者名を記したカードを乗せて展示した、Fさん考案のミニ・イーゼルが人気で、設計図を欲しいという人が現れました。
その人から又次の人へと、増殖する様子です。
Fさんの了解も得ずにコピーを差し上げてしまったNは今日、遅ればせながらFさんの了解をお願いして、快くお許しを頂きました。


今日はこれまで!!

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作品展

2013-11-02 22:32:24 | インポート

作品展は予定通り10月29日~31日に開かれ、無事に終了しました。
思いのほか、たくさんの方々に来場いただき、面白い試みであると褒めてもいただきました。
出展者一同御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

自らの工作作品を人さまに見てもらうなんて、小学校の夏休みの宿題以来であるNは、終わってからすっかり気が抜けてしまい、ブログのアップが遅くなってしまいましたが、作品展の様子をご覧に入れます。

先ずは、会場の入り口です。
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開場早々に、たくさんの来場者がありました。
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会場の中央はYさんのコーナーです。
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奥の左手には、Hさんのコーナー。
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右奥は、Fさんのコーナーです。
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中央は仲間が譲ってくれて、Nのコーナーです。
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お祝いの花を頂きました。
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Yさんのコーナーを詳しく紹介します。
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Yさんのコーナーは大人気でした。手に取り触って、皆さん童心に帰って笑顔でした。

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このコーナーも大人気、まさにYさんワールドです。

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この手法で、表札は出来ないか?と相談した人がいました。

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木象嵌(”もくぞうがん”と読みます)というそうです。糸鋸技術の極地ですね。

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これも糸鋸ならではの、作品です。

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精緻な細工に、来場者から感嘆の声が漏れました。

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木製の「知恵の輪」。バラせても組立が・・・          こんな可愛い作品もありました。



次は、Hさんのコーナーです。
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Hさんの作品の要は、なんといってもこの中央の椅子です。
奥さまにジャストフィットするサイズのこの椅子は、奥様へのプレゼントだそうです。
かみさんには、聞かせられない話ですねぇ・・・
塗装は、柿渋だったかな?素材の美しさが生かされてとても素 敵です。
降ろして来場者に座ってもらったこともありました。
左右の小さめの椅子は、植木の剪定で出た小枝を利用したおしゃれな椅子で、もちろん大人でも座れます。

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左は、上の中央の椅子を製作する準備として作られたミニチュアの椅子。
組手などの仕様は、実用サイズとほぼ同じです。
Hさんは、何時かはテーブルも作ってみたいと言っていました。
右は、小枝を使用したミニチュア。オシャレですねぇ・・・


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Hさんには、素晴らしい小箱の作品がたくさんありますが、左は絵付けの奥さまとのコラボ。右は最新作です。つい前回の例会では製作中だったのですが、もう完成しました。手前の製作中も含めて、触っていただくとその素晴らしさが良くわかるのですが、写真では・・・・

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家具製作士二級試験の実技問題。      天然木を利用した額縁の創始者はHさんです。中の作品は奥様の染色作品です。

30img_4122Hさんお手持ちの絵に合わせた額縁を作製され、絵にあった塗装が施されました。手作りならではですね。


続いて、
Fさんのコーナーです。
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これは、Fさん宅のリビングのサイドボードの高さとスペースにぴったり合ったダスト・ボックスです。
ジャストサイズといい、上蓋を開けて中の仕切られた箱に分別してゴミを入れ、前扉を開いてそれを捨てる、というアイデアといい、手作りの良さ満載ですが、なんといっても素晴らしいのは奥様によって描かれた装飾です。
完成した時に、会の仲間は歓声を上げて見とれました。
6月に完成して、自宅で使用中だったのですが、展示会に出品してくれました。

      33img_413532img_4134_234img_4136
左は、Fさんの最新作の額縁です。本来は一つの額縁に中の絵を季節ごとに入れ替えて楽しむのですが、この展示会のために4点勢揃いさせてくれました。
額縁自体に描かれた装飾も素晴らしいですが、絵も素晴らしいですねぇ。
”素晴らしい”の他に何かいい言葉はないものかなぁ・・・ボキャブラリーの少なさが悲しい・・・
右の、クリスマス飾りのトナカイは、組み立て式です。珍しく奥さまとのコラボではありません。
クリスマスが終わればコンパクトに畳んで収納できます。Nはこれを少し小さくして真似してみようかなって思っています。

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Fさん宅のある壁の、スペースに合わせた大きさの額縁を作製され、それに例によって奥様の作品が収められました。望みのスペースに合わせた大きさとデザインに出来るところが、日曜大工(別に作業は日曜とは限らないのに?!)の醍醐味です。


37img_413935img_4137上の三点の
作品は、ご夫妻のコラボではなく奥様の作品ですが、展示会に花を添えるために、無理をいって飾らせていただきました。いわば協賛出展です。
わが家にもこんな飾りが欲しいねぇ!




〆は、
Nのコーナーです。

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サクラ、カエデ、イチョウ、トンボ、雪の結晶の模様を透かし彫りにして、中に明暗感人感センサー付きのLEDランプを仕込んだ行燈です。
会場は明るすぎるので、無理に点灯させても明かりは目立ちません。
暗いところで点灯したところを写真に撮って並べました。
左の第一号が評判が良かったので、調子に乗って二号、三号と続けました。

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Hさんが始められた、植木の剪定で出た枝を利用した額縁の作り方を教えて貰いました。Nが撮った下手な写真も引き立ちます。
この額縁は、写真を選びます。つまり、いろいろな写真を入れてみると似合う写真と似合わない写真があります。面白いものですね。
下段右は、その写真用の額縁の裏をかさ上げして、時計を仕込んでみました。
絵は、孫が幼稚園の運動会の演技を描いて入選した絵を使いました。
爺ちゃんとしては、孫の点数を稼ごうというわけです。狙いは当たったかな?
時計の右隣は、元門松の竹を利用した、皿立てです。時計を立てるつもりで作製したのですが、チョッと面白いからと透明のガラス皿をFさんが貸してくれました。数少ないNの作品にお気遣いありがとう!



これで、展示会の報告は終わりです。

展示会では、Fさんのお奥さまに展示台のカバーをする布を用意して頂き、又展示も手伝っていただきました。ありがとうございました。

それから、会場の紹介をしていただいたGRAN75さん、会場の「ふれあいプラザ香里」のボランティア・スタッフの皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。
それから、「富さん」にもお礼を言わなくては。ご自身のブログで展示会開催のポスターを紹介してくれたり、いち早く展示会の様子をアップしてくれたり、何かと応援して頂き、ありがとうございました。

何よりも、ご来場いただいたたくさんの方々、ありがとうございました。

「伝統的大工道具に親しむ会」の創始者である、故ドクターNさん、会はここまで成長しました。現会員一同、心から御礼申し上げます。




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