中日ドラゴンズには何らかの処罰が必要だ

ＷＢＣに向け、日本代表の監督・コーチも決まり、さあ後は選手選出という時に冷や水を浴びさせる出来事がありました。

・中日　候補４選手がすべてＷＢＣ出場辞退！（スポニチ）

一体どーゆーことでしょうか？
チームの候補全員が辞退とはね…。
辞退したといえば、
・新井がＷＢＣ代表を辞退…腰痛完治せず（スポニチ）
粗いさんのように故障を抱えていて、治療に専念するという理由であれば理解できます。
また、チームが代わり、環境に慣れるという理由も消極的ですが理解できます。

しかし、中日ドラゴンズは違いました。
・＜ＷＢＣ＞主力級含めた辞退、「最強軍団」構想に暗雲（毎日）
の中に理由が書いてあって

＞大会は開幕直前の３月開催。長丁場のシーズンを考慮すれば、故障を恐れ、消極的になるのも理解できる。中日から辞退者が出たとみられるのも、今夏の北京五輪の影響があるからだろう。中日の白井文吾オーナーは、コンディション不良のまま五輪に参加し、その後のペナントレースで思うようなプレーができなかった森野や川上を例に挙げ、「五輪後遺症はきつかった」と振り返った。
＞しかし、理由を明示せず、ただ辞退というのはいかがなものか。原監督によると、ある球団（筆者註：中日）は候補者全員が辞退し、その球団の別の選手に要請したところ、また断ってきた。そこまでくると、チームとして何らかの力が働いているとみられても仕方あるまい。

と、チームぐるみでの辞退劇。

はっきり言って理解しがたい辞退劇です。
中日の代表候補（と思われる選手）に怪我人がいるとは思えないし、仮にいたとしても怪我が証明できる辞退理由を明示しなきゃいけない。
加えて、辞退した選手の穴埋めに同じチームの別の選手に依頼したらこれまた辞退とは…。

これはチームを挙げてのＷＢＣバッシングに相違ありません。

選手からの理由なき辞退でも腹が立つのに、チーム上層部から辞退させるのですからね。
出たがっている選手もいると思うのに、そんな声も封じ込め、ただ、来季の勝利、優勝のために選手を温存させる。
他のチームだって気持ちは同じです。
シーズン前の大事な時期に選手を取られるのはどのチームだって痛い話。
本音はＷＢＣなんかに選手を出したくないでしょう。

ひとつのチームだけがいいかっこうしては日本球界のためにはならない。
過去のいろいろな出来事で学んだことです。
それを中日の上層部の連中はそんなこともわからんとです。

こんなチームにはＮＰＢから何からの制裁が必要かと筆者は考えます。
勝ち星はく奪、ドラフト上位指名権はく奪、無観客試合…。
こんな暗黒ネタはすぐに思いつくのはナイショだ（笑