私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

発見・想像・構想・作る・楽しむ 一年半がかりでボート池づくり

2019年11月03日 | 自分のブログ

発見・想像・構想・作る・楽しむ、ボート池をご紹介いたします。

ボートの発見から現在まで1年半かかりました。

もちろん一人作業ですので、それなりの労力も要しました。

きっと、71歳を越えた今ではできない作業かも知れません。

この1年の差は大きなものを感じます。

 

 

ある時、道志で世話になっている工務店の作業場裏で、手漕ぎボートが放置されていました。(発見)

海もボートを浮かべるような川も無い道志です。

汚れて、雨水で溢れそうになっています。

邪魔モノのようにされていました。

工務店の若き一人社長とは気が合って、何でも頼んだり話すこともできます。

「このボート、譲ってくれない?」と話しかけました。

あげますよ!との返事です。

しかも、トラックに積んで道志の自宅まで運んでくれました。

 

 

見た時から、これを浮かべるのではなく、池にしようと考えました。(想像)

では、どこに、どのようにです。

 

 

水源近くで、生簀の隣に設置しようと考えたのです。(構想)

それは水源も近いし、排水も何とかできそうだからです。

置く場所を決め、移動させました。

これが一人では重いんですよ。

FRPのボートがこんなに思いとは・・・。

 

 

設置場所も決まり、大きさを測りながら、形に合わせて土を掘り起します。

時間もかかりました。

排水用のシートも敷きました。

 

 

とりあえず、仮設置です。

イメージが湧いて来ますが、いろいろな困難とぶつかります。

 

 

ボートを水平に測って設置します。

ボートが傾いて、反対側に水がこぼれては絵になりません。

これがまた、大変でしたね。

 

 

ボートも色あせていましたので塗り替えました。

そして、木材を使って仮押さえです。

 


 

チェンソーを使って、船首の台となる部分のカットです。

排水路を考え設置しようとしましたが、テストの結果必要なく、ボートの近くに浸透する穴を掘り砂利を入れることにしました。

 

 

これでボートも安定してきました。

周りに砂利や土を入れ込んで更に安定させます。

ボートの先端下部分に穴を空け、排水栓を付けました。

 

 

ボート池にしても、どうやって楽しむか、観賞するのかです。

ボートの縁に合わせて通路を作ることにしました。

材料は厚く長いケヤキの一枚板です。

 

 

水準器やジグソー、チェンソー、電動ドリルなどあらゆる工具を使ってです。

もちろん、杭打ちのために大木槌も使います。

ここまでに半年はかかっています。

 

 

晩秋になって来ました。

ここで生活している訳ではありませんので、完成までは時間もかかります。

その完成する手順とか作業が楽しいのです。

 

 

重いケヤキ板を設置します。

 

 

縁に合わせてジグソーでカットします。

ジグソーも唸っています。

 

 

上手には行きませんでしたが、それなりに納まりました。

ケヤキは硬いので、長めのビスは途中で折れて(切れて)しまいます。

工務店に聞いたところ、最初ケヤキに穴を空けといてから打ち込むと良いと教わりました。

 

 

 

なんとか、この部分だけは納まりました。

まだまだやることをたくさんあります。

 

 

ボートは外圧には強いと思いますが、内圧(水を入れた時)に持つかどうかが心配でした。

また、だいぶ痛んでいましたので、グラスウールで補強しましたが直ぐに剥がれてしまいました。

 

 

排水の継手です。

径を測って、こんな風にと塩ビパイプを探して来ます。

 

 

水張りの開始です。

もう冬になっています。

このまま放置して様子を見ました。

なんとか持っていますね。

 

 

東京の自宅で買い求めていた水草やスイレンを持って来ましたが、どのように植えるかです。

ボートに土や砂利を入れることは、メンテナンス(水を抜くときのこと)を考えるとそれはできません。

水面すれすれに植えるには、それに合わせた木鉢を自分で作ることにしました。

そして、そっとボートの中に入れ込みました。

 

 

やがて冬になり、雪も積もっています。

ボートも水圧や氷で破損していませんでした。

 

 

春先になって、水も馴染んで来ました。

水草やスイレンもそれなりに成長してます。

水も流し入れ替えています。

基本的には水は溜めています。

雨が降ったりすれば、こぼれ落ちる考えです。

時にはこうして、水を流し入れて汚れなどを取り除いています。

 

 

そして、初夏になり、想像していたような水面になって来ました。

 

 

石段も作り、登りやすくしましたね。

U字溝を利用したのですが、かなりの重たさです。

 

 

スイレンなども咲き、やっと完成しました。

構想と作業開始から一年以上過ぎていました。

 

 

私に言わせれば、想像していた小さなモネの世界が完成です。

実際のモネの池は見たことがありません。

 

 

メダカも100匹入れました。

元気に泳いでいます。

また稚魚も孵化産卵して、来年も泳いでいることでしょう。

 

 

また、暑い夏が過ぎて、台風や大雨にも耐えています。

 

 

そう、自宅から持って来たコンクリート製の太鼓橋の設置は本当に大変でしたね。

重さも70~80kgくらいあるかと思います。

ふらつきながら移動したり設置したことを覚えています。

 

 

ボートの発見・想像・構想・作る・楽しむのも道志ならでは出来ないことなのでしょう。

 

 

観賞するのは私一人です。

そうだ、一度女房も見ましたね。(来ました)

 

 

今回はボート池づくりをご紹介いたしました。

画像の枚数が多すぎてスミマセン。

私の写真日記(記録用)ですので、お許しください。

こんなユニークな発想が楽しいのです。

 

yuki71


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