退院しました。
早っ。
抗生剤は飲み薬になった。
手術の日、ガウンを着て車椅子に乗り9時40分に病室を出た。
何枚も扉をくぐり手術室へ。
そこはまさにドラマの世界だった。狭かったけど。
あの丸いライトね!なんかテンション上がる。
でも緊張してたのを看護師さんが気遣ってくれて「歌手誰が好き?」と聞いてきた。回らない頭をフル回転させ「ミスチル」と言うと「ダーリンダ~リィーン」と歌ってくれた。14才の母良かったよね、とか。ケツメイシもいいよね、ライブ行ったんだ、とか話してくれた。
主治医のウラウラがくるまでは。受持医のなかやまきんにくんも来た。
入ってさっそく「なんでこの部屋なんだよ!指だからって狭いとできないんだよ!!」「なかやま!なんで点滴してないんだよ!時間がなくなるだろ!!」と、ウラウラ切れる。
ベッドに寝ると顔までみどりの紙のシートをかけられる。
左側だけ開けてくれて、常に看護師さんが見える状態にしてくれた。心電図とかも。でも眼鏡かけてないからあんまり見えなくて残念。
ここからは見えてないので想像で話します。
シートをかけたあと腕に消毒みたいなものを塗る。黄色いやつ。
脇の下になんか刺す。多分。指に2箇所麻酔を打つ。多分。
血が出ないように腕をバンドでしめる。
ここから全く指の感覚がなくなったため、何してるのかさっぱり。
ピンで指の角度をつけるとき、ウラウラがめちゃめちゃ切れる。
「分度器の使い方が違う!!」「なかやま角度がもっと下!!」
指の角度をレントゲンの映像みたいなの見ながら決めてたんだよね。
大学病院だから仕方ないのかな、教えながらやってて、私は腕のバンドがかなりきつくなってて、泣いてたの。
こんなにきついのに、何なかやまに教えながらやってんだ!!!と叫びそうになる、本気で。
とうとう限界がきてバンドを外してもらう。すると…もわっとして、そのあと指先にびゅびゅびゅどばぁぶきゅうっという感じになる。血ってすごいわ。
ピンできゅいいいいいんと固定する。何回かさしなおしたりして、3本ぐらい?入れたみたい。血をガーゼでふきながらやってるのがわかった。
ピンも入れ、縫っておわりー。
みどりの紙のシートをとり、手を包帯でまいて自分で起き上がり、車椅子に乗って病室に戻った。
12時20分病室に戻る。
戻ってからしばらくして麻酔が切れて少し痛くなる。座薬を入れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/12/bfab72fcfa3f7ee6b136d0edeb289bd8.jpg)
ずっとこんな風に吊っていた。下ろすと血が下がってきて浮腫むんだって。寝る時も吊ったまま。今日は起きたら外れてたけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/84/9afd8f4f5b1813f681b376f2c7d64229.jpg)
左は点滴。
なんで手の甲なの?いろんなことやりずらいんだけど。
そんなかんじで退院しました。
次の外来は1週間後。
そうそう知らない女医さんが「指どう?」「え?痛みはそんなにないですけど…」「うんうん、そう。じゃ、外来で」「…ハイ」という会話した。誰?
またきこり先生に会った。
担当ではなかったけど、初日に会い「入院するんだよね」と話しかけてくれた。教授回診でも、声をかけてくれて「例の指だね、悔しいなぁ」と言ってくれた。
退院するときも最後に会えてよかった。
せっかくきこり先生整形担当だったのに、受持医じゃなくて残念。手術も一緒に入れたら安心できたのにな。
今回は重症病棟だったので何人かしか知ってる看護師さんいなかった。
あの男の子はちゃんといたのかな?
ハルンボほとんどの人にオトコノコだと思われてました。
あ!保育園5月から正式に入れることになりました。
指、熱持ってるなぁ。
私術後も熱が37度ぐらいしか上がらなかったの。丈夫だなぁ。