鎌倉哲学に学ぶ集い

なぜ生きる(人生の目的)などについて語っていきたいと思います。

これほど、善恵房の心が分かったのは初めてです

2009-08-29 23:37:48 | Weblog
○湘南台で「人間の実相」について高森先生から

 聴聞させていただきました。


 久しぶりに聴聞した舟木君は、

「この藤ヅルにつかまっているのが自分だというのは

 否定しようがないけど、どうしようもないんじゃないですか?」

 というので、


 親鸞聖人のみ教えは「平生業成」、

 一念の弥陀の救いを唯説せられたのが仏教であり、

 それをそのまま教えられたのが親鸞聖人だよ。


 それを、この世で救われるなんてことはない。

 と弥陀の救いは死後であると、

 この世の弥陀の救いを否定したのが善恵房だと

 2部10章を一緒に拝読しました。


 「これほど、善恵房の心が分かったのは初めてです。

  今の私の心と同じです。

  『なぜ生きる』ってすごいことが書かれていますね」


 とご縁を喜んでいました。


 聞法のご縁に会うことが、如何に大事か、

 そしてその後の信心の沙汰の大切さを知らされました。