足元と北向きに遠投とコマセを打つ。その遠投したコマセに合わせる様に仕掛けを入れて馴染ませる。
一投目は餌が残ったのでまた同じところを更に深く入れ込むとラインが走る。
いい型のメジナが食ってきたので〆てキープする。
更にコマセを遠投してその先を攻めてみるが餌が残らない。
それではとウキを0から更に大きい0cに替えてガンダマはそのまま。
仕掛けが馴染みはじめるとウキも水面下へと入っていくように設定。
感じるところ、ゆっくりと右陸側へと動いているのは上の潮だけのようだったからである。
コマセはそのままやや左に遠投してウキをもっと遠投する。
また餌が取られるのでウキをもっともっと遠投する。
また餌が取られるのでウキをもっともっともっと遠投する。
もちろん付け餌はボイルオキアミ。遠投してもハリ落ちがないので有利だから。
付け餌が残ってきた。カメラマン野村君に笑顔でそれを見せて更に同じところへキャストして仕掛けを深棚へ送り込む。
しばらくして・・・・・・・
ラインが走ったのですかさず合わせを入れる。
竿の胴に乗った魚はそんなに大きくはなかった。寄せてくるときの暴れ方がマダイのそれと解ったので
野村君に知らせるともうシャッターを押していた。
上でも何か声が聞こえる。玉網に収まったのは40センチに満たないマダイであった。
なんという貴重な一枚。少しほっとして笑顔でカメラに収まる。
小さいが価値ある一尾であった。
あとはサイズであるがこの状況下では厳しい・・・・・
頑張って狙っていると「80センチを取るところを見せてください」と上から声がする。
あほか~~!「無理ですよ食う気がしないんですから」
「なんであそこなんですか?」と聞くので自分なりに説明する。
更なる一尾を狙うがウマヅラハギがいるのであろう。餌が残らずにTKOの塗装が剥げてくる。
パパたちは3時に磯上がりするのだが山形のお客さんは4時までやるので僕も4時に。
何故か迎えに来た船にはお~りゃ~ぶちん!さんが乗っている。暇なのか?冷やかしにきたのか?きっと両方なんだろとカメラマンと話しながら釣りを続ける。
その後メジナを二匹キープしてもう時間もないというころ、中身が少なくなったバッカンが
ポンポロリと海へ落ちてしまった。
玉網でバッカンを掬ってヒシャクを掬ったら二つに折れていた。
潮が当て気味になってきたがもう終わり間近なのでそのまま遠投して
オープンベールで竿を置いてバッカンを綺麗に洗って〆た魚をそこへと入れた。
なにやら糸が張っている感じ。すかさず竿を持ってみるとやはりそうだ。
しかしすでに根に入っていた。メジナだろう。
竿を満月に曲げて糸を指で弾いて「三味線攻撃!」などと遊んでいたが
緩めると少し動くようだ。完全に緩めておいて糸に変化があったら引っ張ってみる。
すると二度目に出てきた出てきたなんとこれもマダイであった。
25センチくらいのかわいい奴。
結局これでオシマイであった。大島、大島ハナレでマダイはこの二匹のみ。
厳しい取材であった。
唯一救われたのは船長と山形の二人の言葉だった。
「おった(居た)のが解っただけよかったねかさ」と船長が山形の二人に言うと、
「いいものを見せてもらいました」と二人・・・・。
情けない結果の取材でしたがこれが僕の精一杯でした。
ブログを観てくださっている皆様、期待させただけがっかりさせました。
申し訳ありませんでした。
この様子はウキ釣り秘伝がリニューアルして磯釣り秘伝となる第一号に載る予定です。
皆さん笑ってみてくださいね。
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