佐渡市の議会で佐渡の各防波堤に危険防止のために柵を作って人が入れないようにする
という議決がなされたようなのだ。
へ?知らないですよそんな話。ってなことで恥ずかしながら始めて耳にしたのです。
NHKが取材に来ているから釣具店組合の話しが聞きたいとのこと。
確か相川の富新さんから移っていないと思うが・・・・
しかしこれは問題である。確かに防波堤は波を防ぐためのものであるが
船の係留やアジ釣りなど地元に密着した釣場として半世紀も人々の憩いの場として使われ愛されてきたのである。
この僕も沢根の堤防でイシダイの子を竹竿で釣ったのを今でも鮮明に覚えている。
危ないものから遠ざけるのではなく、危険だということを前提にどうすれば効果的に利用できるかを考えていただきたい。
包丁が危ないから家庭から排除するのと似ていると思う。
包丁は使い方を間違うと危険だということを理解したうえで使えば、こんなに便利な物は無いのである。
世界に類を見ない釣り人口1200万人とも言われる日本。
釣った魚を捌いて食べるという「命を頂く」という行為を完結できるこの趣味は子供の情操教育にも大いに貢献するものだと信じたい。
そういう場としての利用価値や市民、漁民の交流の場としての位置づけとして考えたい。
もし事故が起きた時の責任回避として行うのであろうが、臭いものには蓋をする的な発想の域を脱し得ない。
毎日のように地元の交流の場としてアジ釣りに行くおじいちゃんたち。
帰省や観光で来た人の手軽な釣場として機能してきた防波堤。
堤防で起こる事故、死亡事故などどれだけあるというのか?
金がない無いという佐渡市はそんなところにお金を使うのなら交通事故が多い交差点や地区の歩道や横断歩道、信号などへお金を使うほうがずっと市民のためになると思うのだが・・・・。
さて、困った問題であるが何かしら動かなければならないだろう。
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