玉陽庵 算命学ブログ

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後天運で廻る天剋地冲

2014年12月13日 | 算命学 あれこれ
以前、兄弟姉妹の相性で「天剋地冲」という間柄を取り上げました。
今日は、人と人の関係ではなく、後天運、特に「年運」で
この「天剋地冲」が廻るときについてのお話をしたいと思います。

年運に「天剋地冲」が廻る・・・というのは、どういうことかと言いますと、
例えば今年の干支は「甲午(こうぼくのうま)」。
この干支と天剋地冲の関係にある干支が「庚子」と「戊子」。
特に「戊子」という干支を「生年」「生月」「生日」の干支のどれかに持つ方は
今年は「天剋地冲」が廻っていると言えます。

「庚子」も「天剋地冲」に当たりますが、どちらかと言えば自分の干支が
今年の「甲午」を破壊する側なので、少し現象が小さいと思います。


前にも、「天剋地冲」の破壊度の高さについては少し触れましたが、
これが年運で廻ると“モチベーション”や“気”が壊れ、現実も壊れます。

具体的に説明しますと、この天剋地冲がどこで起きるか、が重要。
今年の例で説明します。

「生年」にあたる場所の「年干支」が「戊子」の方の場合。
この「年干支」の場所は東方=仕事運の場所。
仕事に対するモチベーションは壊れ、現実も壊れることから、
仕事運は極めて悪かったと思います。
東方天剋地冲で、仕事を辞めずに頑張ったという方は、ご自分を褒めて差しあげて下さい。
きっと仕事面では大変辛い年だったでしょうし、仕事を辞めていてもおかしくない年。

ただ、来年の2月以降は状況が変化します。
引き続きストレスなどが要注意の年ではありますが、今年ほど何もかもが
完全に壊れる年ではありません。

すでに仕事を辞めてしまった、という方も、後悔しなくて大丈夫です。
仕事運が壊れる年に、実際に仕事を辞めるという事は、自然なこと。
今年は求職活動も思わしくなかったと思いますが、こちらも来年2月以降は
状況が変わります。

次に、「生日」にあたる「日干支」が「戊子」の方の場合。
この「日干支」の場所は西方=家庭・私生活の場所。
西方天剋地冲が廻る年は、家庭が壊れ、財産を失くすという、怖い年。
離婚や大きな買い物の失敗などには要注意です。

実は、私もお教室に通っていた頃この「西方天剋地冲」が廻り、
恩師に「家庭がある人は家庭を失くし、財産がある人は財産を失くす」と
言われて恐れおののいたのですが。
「あなたは失くす家庭も財産もないでしょう?」と首を傾げられ、
思わず「そうか!」と膝を叩いてしまいました(笑)
実際に何事も無く、極々平穏に1年が過ぎたのは言うまでもありません。

もちろん、ご家庭、財産のある方は注意を怠らないでくださいね。

少し長くなりましたので、「生月」にあたる「月干支」に「天剋地冲」が
廻る方のお話は、明日にしたいと思います。

これは、知っていればある程度難を逃れられるものですので
ぜひ知っておいて頂きたいと思っています(^^)
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