カングーの修理、点検が終わりました~!と連絡を受けたのが先週の土曜日夕方♪
まさか、こんなに早期に仕上がるとは思ってもいなかったもので携帯にも出れず...外で作業中でしたよ(笑)
土日は実家の耐震補強とベランダのメンテナンスをスケジュールに入れていたもんで。
と言うことで暇を見て実家のメンテナンスにやって参りました。
皆さんもご存知の通り3月11日において今まで経験をしたことの無い未曾有の大震災に見舞われた事は今でも記憶に
焼きついて離れません。
実家の周りを見渡しても倒壊は免れて入るものの従来の日本家屋の象徴である屋根瓦が一様に損壊、脱落と言う被害を
受けていまして4ヶ月以上経った今でもブルーシートで瓦を覆う家が少なくありません。
幸い実家の屋根瓦は以前の増築の際に耐震補強をして頂いた事と、壁面全体を今までのいわゆる『ガン吹き』塗装から
ガルバリウムのパネルで全体を覆う構造にしたお陰で、構造物としての強度が比較的上がっていたことが今回の瓦損壊、脱落を
防いでくれたものと推測します。
そう!誰もが予測しなかった今回の震災。
私もこの時はそんな事が起こるとは努々思っておらず通常考えられる自分達の作業方法、工程にて「拡張型アンカー」を施工しました。
いわゆる一般で言う『オールアンカー』と言う類です。
若干専門的な話になりますが、決められたドリル径で掘った穴にハンマーでアンカーを打ち込み、打ち込まれた芯棒によって
アンカーの裾野が開きコンクリート壁面に対して脚を突っ張ると言う形でしょうか!
簡単な断面図としては『タコウインナー』を想像していただくと解りやすいかも知れません(笑)
ちょうどタコの開いた脚の部分がコンクリート壁面に刺さる感じですかね♪
と言うことで、震災以前にベランダ橋脚アンカーとして1ベース辺り4本施工しましたが、何せ逆らえないのが自然の摂理!
物理的に『点接触』にあるがゆえ振動や基礎コンクリートの崩壊に弱く、考え難い事例ではありますが上下左右と言う未曾有の変動に
対処できるかと言えば、応えは『NO!』
そこで打つ手段として最も簡易的に有効な手段として考えられるのが今回施工の『ケミカルアンカー』
読んで字の如くケミカルつまり『化学』!そう化学反応を利用した現在主流のアンカーです。
先程、以前のアンカーをタコウインナーと紹介しその様子から『点接触』としましたが、このケミカル(通称)は
先程同様、決められたドリル径で掘られた穴にこのようなガラス管を投入し、規定のアンカーボルトをハンマーで叩きながら差し込と言う
一連の動作によって施工が完了します。アンカーボルトには全螺子や異形鉄筋などが使われますが、このガラス管の中の薬剤と外の白い薬剤が
穴の中で割れて混ざりここで化学変化をしその液体はコンクリート壁面をくまなく覆い、
ボルトにも満遍なく纏わり着き結果的に穴全体の『面接触』による超強力な経時変化の極めて少ないアンカーとして生まれ変わります。
まぁ簡単にサラサラと書いてしまいましたが、もちろん施工にはそれなりの道具と経験、スキル、ノウハウが必要になりますので
もしやるぞ!と言うお方は自己責任においてどうか♪
なお、今回のケミカルアンカー!1ベースに一本の施工ではありますが、それでも引抜き強度は4t以上あります。
強度は十分なのでベースの大きさを加味し応力の分散と言う形でワッシャー(白い部分)を合せました。
そして日曜は誰よりも早起きして再塗装です。
こんなことで俄然持ち具合が違うんですから
まさか、こんなに早期に仕上がるとは思ってもいなかったもので携帯にも出れず...外で作業中でしたよ(笑)
土日は実家の耐震補強とベランダのメンテナンスをスケジュールに入れていたもんで。
と言うことで暇を見て実家のメンテナンスにやって参りました。
皆さんもご存知の通り3月11日において今まで経験をしたことの無い未曾有の大震災に見舞われた事は今でも記憶に
焼きついて離れません。
実家の周りを見渡しても倒壊は免れて入るものの従来の日本家屋の象徴である屋根瓦が一様に損壊、脱落と言う被害を
受けていまして4ヶ月以上経った今でもブルーシートで瓦を覆う家が少なくありません。
幸い実家の屋根瓦は以前の増築の際に耐震補強をして頂いた事と、壁面全体を今までのいわゆる『ガン吹き』塗装から
ガルバリウムのパネルで全体を覆う構造にしたお陰で、構造物としての強度が比較的上がっていたことが今回の瓦損壊、脱落を
防いでくれたものと推測します。
そう!誰もが予測しなかった今回の震災。
私もこの時はそんな事が起こるとは努々思っておらず通常考えられる自分達の作業方法、工程にて「拡張型アンカー」を施工しました。
いわゆる一般で言う『オールアンカー』と言う類です。
若干専門的な話になりますが、決められたドリル径で掘った穴にハンマーでアンカーを打ち込み、打ち込まれた芯棒によって
アンカーの裾野が開きコンクリート壁面に対して脚を突っ張ると言う形でしょうか!
簡単な断面図としては『タコウインナー』を想像していただくと解りやすいかも知れません(笑)
ちょうどタコの開いた脚の部分がコンクリート壁面に刺さる感じですかね♪
と言うことで、震災以前にベランダ橋脚アンカーとして1ベース辺り4本施工しましたが、何せ逆らえないのが自然の摂理!
物理的に『点接触』にあるがゆえ振動や基礎コンクリートの崩壊に弱く、考え難い事例ではありますが上下左右と言う未曾有の変動に
対処できるかと言えば、応えは『NO!』
そこで打つ手段として最も簡易的に有効な手段として考えられるのが今回施工の『ケミカルアンカー』
読んで字の如くケミカルつまり『化学』!そう化学反応を利用した現在主流のアンカーです。
先程、以前のアンカーをタコウインナーと紹介しその様子から『点接触』としましたが、このケミカル(通称)は
先程同様、決められたドリル径で掘られた穴にこのようなガラス管を投入し、規定のアンカーボルトをハンマーで叩きながら差し込と言う
一連の動作によって施工が完了します。アンカーボルトには全螺子や異形鉄筋などが使われますが、このガラス管の中の薬剤と外の白い薬剤が
穴の中で割れて混ざりここで化学変化をしその液体はコンクリート壁面をくまなく覆い、
ボルトにも満遍なく纏わり着き結果的に穴全体の『面接触』による超強力な経時変化の極めて少ないアンカーとして生まれ変わります。
まぁ簡単にサラサラと書いてしまいましたが、もちろん施工にはそれなりの道具と経験、スキル、ノウハウが必要になりますので
もしやるぞ!と言うお方は自己責任においてどうか♪
なお、今回のケミカルアンカー!1ベースに一本の施工ではありますが、それでも引抜き強度は4t以上あります。
強度は十分なのでベースの大きさを加味し応力の分散と言う形でワッシャー(白い部分)を合せました。
そして日曜は誰よりも早起きして再塗装です。
こんなことで俄然持ち具合が違うんですから
私もそう思います。
ベランダ作業から、もう1年経ったのね…あの時は色々と大変でした
40過ぎの女にこんな重労働させるの?なんて当時は思いましたっけ(だって疲労蓄積で会社休んじゃったんですもの)
でも、お義母さんが大きくなったベランダで、快適に過ごしているのを聞いて、うれしい限りです。
木の塗装も塗り直して、また気持ちよく使ってもらえるね
手を拱いて『後悔先に立たず!』では、折角の
技術と経験が宝の持ち腐れ...
後悔にて眠れぬ夜を過ごすなら、悔いを残さぬように疲れ果て寝返りも打てないほど睡眠に犯されよう。