ぐちゃぐちゃ英作文

和文英訳についてぐちゃぐちゃ考えたことを綴ってます

SVCのS=C

2016年03月23日 | 英語
むか~し、受講していた西きょうじ先生が授業中仰ったこと。

「SVCでS=Cというのはおかしいよ。I am a student.で私=学生は分かるけど、学生だからといってそれが私とは限らないじゃん。」

西先生は、「=」というのは双方向的に成り立たないといけないと言いたかったのだと思う。

19歳だった私は「なるほど~」と向学心を惹起された。これに限らず西きょうじ先生の授業は、柔軟な発想に触れる稀な機会だったので大好きだった。

そして、30代半ばの今でもご著書で学んでいる。やはり分かりやすい。僕は英語を学参で学ぶのがほんとに好きなんだな~としみじみ思う。

ここまで前置きを書いておいてなんですが、数年前、上記の西先生のS=Cに対するコメントを当時書いていたブログに書いた。その記事に付いたコメントの内容にまた蒙が啓かれた。

「『=』には3つの機能があります。」と3つ挙げてくださり、「S=Cにおける『=』は定義文の=に該当するでしょう。私というのを定義するとその一つは学生です、ということでしょうから…(略)この場合はS=Cと説明して問題ないと思いますよ」とのこと。

へぇ~、と。文系の勉強は比較的したほうだけど、理科系の勉強は苦手なので、この手の知識が乏しいのでした。