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春の伊勢路を歩く   松本峠から鬼ヶ城へ   猫にも会えました!

2017年03月19日 | トレッキング
伊勢路2日目、朝食をさっさと済ませ、紀伊長島駅8時32分発の新宮行きに乗り、1時間ほどで大泊駅へ。




駅前の案内図です。松本峠の登り口まで、歩いて10分ほどのようです。




「熊野古道 伊勢路」の立派な道標が建っています。




駅から5分、とても趣きのある茅葺屋根の家をみつけ、見惚れてしまいました。




駅から300m歩いてきて、登り口まではあと400mです。




茅葺屋根の家に別れを惜しみます。民家のようですが、車は関東ナンバーでした。別荘かしら?




駅で降りてから15分、やっと松本峠登り口が見えました。




「伊勢へ七度(ななたび)、熊野へ三度(みたび)」 伊勢神宮には一度しか行ったことがありませんが、

熊野古道歩きは三度目になりました。




少し風があるので、「熊野古道伊勢路」の旗が裏返ってしまいます。さぁ、行きましょう。




車道を離れ、小暗き森へとはいっていきます。




服装は、長袖Tシャツにウィンドブレーカー、トレッキングシューズにストックも持っています。




ホテルで一晩ゆっくり寝たので前日よりは楽ですが、えんえんと石畳の登りが続きます。




10分ほど歩いても石畳の階段でしたが……




途中、少しだけ根っこ道になり……




またすぐに石畳になりました。




石畳の登りをひたすらかせぎ、20分ほどで松本峠に着きました。




ここから鬼ヶ城城跡へと向かいますが、鬼ヶ城は戦国時代のお城だそうです。




ツヅラト峠は人っ子一人会いませんでしたが、この日は、パラパラと人に会いました。




松本峠からは下るものと思っていましたが、そうでもありません。竹林の中をかすかに登ります。




5分もしないうちに東屋の展望台。眼下に見えるのが、七里御浜海岸でしょうか。




展望台では、ニイハオの若い女性たちが記念撮影中。ちょっと待ちます。




彼女たちが松本峠に戻っていったので、展望台へ。




下に見えているのは、熊野市街、はるか向こうが那智方面だそうです。




5分ほど休んで、鬼ヶ城方面に下ります。




しばらく、「木の根道」でした。京都鞍馬の「木の根道」が有名ですね。




いよいよ下るだけと思っていたら、登りの方が多かった~




ここを登ると……




「滝見の丘」。滝は見えません。海はよく見えました。




また階段道を登って……




東屋の展望台から15分ほどで、海の眺めが美しい場所へ。




この広場が鬼ヶ城跡かな?




海にはりだす展望台は先客がいらしたので、展望台の手前からの眺めです。




これは、展望台から撮った写真だったかしら……




5分ほどお茶休憩をして、さぁ、いよいよ下ります! 松本峠から休憩を含んで40分かかりました。




海に向かって、よく整備された階段をひたすら下ります。




桜の季節には訪れる人が多いのか、土の階段に砂利がいれてあります。




下り初めて10分もしないうちに、「東口駐車場」の標識が見えました。




赤い花をつけた木も見えて、春らしい景色です。




海に赤い花の木、美しい光景です。




  遠目には紅梅かと思いましたが、近くで見ると、幹も花も桜ですね。「寒緋桜」というようです。

  


           


松本峠から1時間で、「東口駐車場」に到着。ピンクの道を下ってきて、これから海沿いを西に歩きます。




土産物屋やカフェがある「鬼ヶ城センター」。気に入った絵葉書がないので、何も買いませんでした^^;;




ちょっと休憩し、売店のお兄さんに熊野市駅までの所要時間を確かめて、歩き始めました。




これは、岩のトンネルをくぐって、振り返ったところだったかな?




5分ほどで、「千畳敷」。ここまでで引き返す方が多いようです。




まだまだ遊歩道は続きます。




すぐ目の前をカモメが飛んでいます。相棒も……




私も、撮ってはみましたが、うまくシャッターチャンスを捉えられません。




乗る電車が決まっているので、先を急ぎましょう。




カモメの方は、のんびり波の間をただよっています。




追い抜いたり、追い抜かれたりしながら、歩いています。一人旅の人も何人かいらっしゃいました。




ちょっと振り返り、海と岩の造形に心惹かれます。




打ち寄せる波のつくるドラマも、見ていて飽きません。




波が高くなると、ここまで打ち寄せて岩を削るのでしょうか。




もう2度と来られないかと思い、遊歩道を歩き通すことにしましたが、来てよかったです 




「水谷茶屋跡」。本当に、茶屋があったのでしょうか?




振り返って見る、茶屋の遠景です。




「波切不動」。これが一番、不思議な造形でした。




ややはしょりながら30分、鬼ヶ城遊歩道を歩ききりました。




後は熊野市駅まで歩き、熊野市駅12時46分発新宮行きの電車で新宮駅に到着。新宮駅前です。




お昼は電車の中で食べたので、速玉大社まで歩きます。駅から10分ほどで、「新宮城跡」の前へ。




20分ほどで、速玉大社の鳥居前に着きました。




まず、「八咫烏(やたがらす)神社」にお参り。




団体さんが先にはいっていったので、ご本殿にはいる前の芝生で、鳥を眺めていました。




          


    色が違うけど、別な種類の鳥かな?

    


ご本殿への門をくぐります。




団体さんを少し待ったけど、最初の鳥居から10分ほどで、あっけなくお参りは終了。




この後は時間があるので鳥を見ていると、相棒が「猫がいる!」と寄っていきましたが……




裏のおうちの飼い猫さんなのか、にゃ~にゃ~鳴くわりにそっけなく、やっと止まってくれました。




また、こんな鳥や……




      あんな鳥に心惹かれます。

      


新宮駅まで戻る途中、時間があるので、「新宮城跡」に登ってみることにしました。




前日は4時間、この日は2時間半ぐらいですが、せっせと歩いた足には、きつい登りです。




まだ階段がありますよ~




頑張って登った甲斐があり、こんな風景が眺められました。




「新宮城は、関ケ原合戦の後、和歌山城主となった浅野幸長の家臣、浅野忠吉が新宮領を与えられ、

慶長6年(1601)に築城を開始した城」と麓の看板にありましたが、それなりの広さです。




元々、井戸があった場所なのか、風情のある井戸がありました。今は、バルブをひねると水が出ます。




なかなか眺めがよく、歴代のお殿様も、この眺めを楽しまれたことでしょう。




洋菓子屋さんと文房具屋さんを冷やかして、新宮駅前に戻ってきました。きゃ、にゃんこ!




        枯葉に飛びついたりして遊んでいましたが、座っていると落ち着いて見えますね。

        


この晩は、休暇村南紀勝浦に泊まり、お風呂とお料理を堪能。一晩寝て、翌日に見た朝日です。




この古道歩き、本来は去年の春に行く予定でしたが、諸般の事情により中止。今年こそ行こうと

相棒が言うので、3泊だった予定を2泊に短縮し決行。電車の時刻に追われ、のんびり歩くことは

できませんでしたが、古道歩き、料理やお風呂の他、小鳥や猫など、いろいろ楽しみがありました 
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