照る日曇る日、また降る日

一生懸命、しかし平々凡々に生きて今や70の齢を超えた。今後も、しっかり世の中を見つめ、楽しく粘り強く生き抜こうと思う。

尿管結石で苦しんだ1週間

2012年05月20日 | あれやこれや思う

「今週の1週間は楽しい旅行や昼食会など忙しいな」と思った13日(日)の夜、突如として、そう正に突如として、左腰部を激痛が襲った。
居ても立ってもいられない。転げ回ることすらできない。
朝、9時開院を待って、行き付けのクリニックへタクシーで走った。家内も一緒に来てくれた。
尿検査、エコー検査などで、直ぐに「尿管結石ですね。専門医を紹介しましょう」とのこと。
新しく見て貰った専門医も同じ診断。腎臓の結石が降りて、尿管に引っ掛ったらしい。
服用薬と座薬を処方して貰い、わが家へ帰って来た。

さて、それからが大変。
痛みは少し軽減し、その部位も少しずつ変化して行くが、依然、かなりな痛みが続く。
更に、前から感じていた頻尿がより激しくなった。膀胱に痛みまで感じる。
尿管を刺激するからだろうか。トイレから出ると直ぐにまたトイレへ行きたくなる。
その上、足腰の冷えがきつくなった。電気行火で温めているが、足の感覚がなくなる位激しい。
この現象は尿管結石と関係あるのだろうか。同時に足の冷えが厳しくなったのだから、何らかの関係はあるのだろう、と素人判断する。

尿道結石は経験者もかなり多く、私の息子も前に二度ほどしたことがある。
とにかく、水分を多く取ることと運動をすることが、最大の回復策だそうだ。
運動すれば、足の冷えも良くなる。
誰もそのように教えて呉れる。息子も「おい、後輩!水を飲め!動け!」と、偉そうにアドバイスする。
少々の痛みは我慢して、とにかく水分を取り、運動することに専心しよう。

しかし、これでは、何もすることができない。16日は元の会社のOB会、17~18日はやはり元会社の入社同期の一泊旅行、20日は高校時代同期の東京地区会、いずれも年に1回の待ち遠しい会合で、出席の返事が出してあった。で、とりあえず、それぞれの幹事役のところへ電話して、欠席させて貰った。

何もすることがない。運動して帰ってくれば、冷えと頻尿に苦しみ痛みを堪え、新聞を読んだり、テレビを見たり、そんなに難くない本や雑誌を読んだり・・・。
最近、こんなにゆっくり見たり読んだりしたことはない。ゆっくり見たり読んだりしていると、現在の世の中の不条理や問題点がいろいろ気になり出す。気分が良くないので、楽しいことや面白いことには目が行かず、腹立たしいことや不自然なことばかりが目に付く。

  ・高齢化社会。街に見る老人の多さ。そして謙虚さの無い、心の豊かさを感じさせない老人
   の行動も少なくない。
  ・若者の傍若無人振り。携帯電話やスマホにばかり目を血走らせ、周りを歩く人々や店のウ
   ィンドウを見ようともしない。生き生きと動いている現実の世の中を見ようともしない。
  ・歩道や車道を走る自転車の無茶苦茶な運転振り。競争用自転車まがいの車に乗る若者
   だけではない。歩行者への迷惑を感じようともしない自転車が想像以上に多い。
  ・市内の人通りの多い道を突っ走る自家用車。決して広くなく歩道のない路地を猛スピード
   で飛ばす車も多い。児童通学路の表示など全く無視する。
  ・政治家のレベルの低さ。あきれ返る国会での「ジコチュウ=自己中」振りな駆け引き。地
   方議員も変わりはない。
  ・世界をリードして来た米国や欧州の不景気。世界中を不安定にした景気の動揺も、自ら
   招き寄せたものとの感が強い。

何だか、八つ当たりじみているが、老人としての、また自転車を愛用している一人としての自分の行動の反省も含めて、このブログでも問題提起して見たいなと思うことが多い。
こんなことを書けるようになった今日は、まだ冷えと頻尿がきついが痛みはほぼ解消した。でも、結石はまだ出てはいないようで、いつ又、激痛が来るかもしれないな・・・。しかし、結石もだいぶ溶けて丸く小さくなっているだろうし、もうそんなに激しい痛みはないだろうな・・・。
昨夜、今朝と二日かかりで書いている。
今日は20日、高校時代の同期生の東京地区会の日だなと思う。


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