G’Sの小部屋ブログ

G’Sの狭い作業台から

16番・カワイ111系改造の115系800番台の補修作業

2018年04月04日 | 鉄道模型(16番及びHO)




先日当方の手元に転属して来たカワイ111系改造の115系800番台です。
前オーナーさんのこだわりが随所に見られる力作です。
今回は前オーナーさんの味付けを生かしつつ軽く手を入れようと思います。




前面は111系の塗り分けを筆塗りにて115系風に化かしている模様。
塗り足した部分のつやが周囲と若干異なるのでクリアーで整えます。




モハの屋根上はちゃんと低屋根に改造されています。
パンタが欠品しているので、地元で入手し易いアクラスのパンタを載せてあげましょう。




モハから改造されたサハです。トイレも設置されていて再現度が高いです。





いくつか幌が欠品しているので、残っていた幌を複製して取り付けます。




カワイ仕様の幌でキメました。




モハの床板取付板のハンダが外れていたので補修しました。




が、しかし・・・!
想像以上に熱が伝わってしまったらしく、車体表面の塗装が乱れてしまいました。
これは痛い・・・。





泣いている暇も無いのでさっさと直してしまいます。
ポリパテを薄く塗り付けて表面を均し、黒→ブルーの順に塗装しました。




最後にクリアーで周囲と馴染ませて完成です。
矢印の部分が補修した箇所です。
なんとか目立たなくなって一安心。




と言う事で、補修過程をだいぶ省略しましたが完成しました。
目立つ部分では屋根の塗装変更なんかをしています。




クハです。
屋根・台車・スカート周りを塗装しました。




前面にはワイパー・デフロスタ・自作の渡り板と方向幕を追加しています。
また、ホワイトメタル製前面の厚みが目立つので、窓の縁の厚みの部分を黒く塗っておきました。
割と効果があると思います。




灯火類は前照灯が元の電球のままで、尾灯は付いていなかったのでLEDを組み込みました。




サハは屋根・台車の塗装とHゴムへの色入れ程度です。




モハも同様に屋根・台車・Hゴムの塗装をしました。
見えない部分ですが、縦型モーターから小型12Vブラシ付きモーターに載せ替えてあります。
そのお陰で低速から良く走ってくれます。




パンタ周りは配管に配管押さえをアルミテープで追加しています。
もうちょっと厚みのある材料を使い、存在感を強調しても良かったかもしれません。




クモハです。
こちらも屋根・台車・スカート周りの塗装程度です。




前面に幌を取り付けておきました。
エコーのかっこいいやつです。




元の素材も良かった為、運転会向きの良く走る電車に仕上がりました。

以上!

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