とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
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ピーナッツ146 レギュラーコアと、とんかちコアの違い

2019-03-24 15:56:20 | snow board

お問い合わせを頂いたので、改めましてご説明します。

まずは、昨年の試乗会でピーナッツを乗りまして、個人的にはハードモデルが好きだったんですね。

なんていうのかな、、ヒノキのまっすぐに戻ろうとするスピード感よりもぐう~っと行ってぼっしゅ!っと戻るタメのような一拍が欲しかったんです。

ぶっ飛ばすウッディーロケットだったらヒノキがいいかと思います。どどーんと行ってぐーっと曲がって、どーん、みたいな。

俺は絶妙な長さのピーナッツのテールを曲げたままテールでターンがしたかったんですよ。

ヒノキだとその一拍が無くて、戻りが早くて。でもハードだとちょっと重い…違うかな、うーん。もう少し軽くしたかった(重量じゃなくて、操作性です)んですね。

でもノーズは長いし、広いので面で圧を受けやすいので、素材は固めがいいだろう、と。

ナベさんと話をして「神奈川で取れる木」としてケヤキを上げたんです。そしたら、ギターにも使われたり、マテリアルとして面白いんじゃない?ってことでケヤキを調べたんです。そうしたらケヤキは薄いと曲木に適しているということが分かり、薄くしてみたら程よいしなりで。これは面白いかも?と思ったわけです。

大工として使うケヤキは框とか太くて重厚な使い方なので、薄く使う概念が無かったのですが、それがまた興味を湧くポイントだったりして。

それでケヤキを芯にしよう!となったんですよ。

ケヤキの隣はヒノキ、杉、ヒノキの配列にして、曲がってから戻るまでのスピードを調整(想像でw)ヒノキ×3では早いから、赤みの杉を入れて軽さも出しつつ、戻りを遅めにその隣にはデザイン性を考えつつ5ミリのケヤキで振動をばらけさせたいのと両サイドにカーボンビーム的なケヤキパワーゾーンを、なんて考えつつ配置(想像w)。

サイドはそこから全部ヒノキ、そんな配置にしました。

プレーナーを掛けて、触った感じ「とても良さそうだな」と思ったのを覚えています。

 

実際乗った感触としては、イメージが形になった。そんな感じです。

https://blog.goo.ne.jp/greenwoodwork/e/972c0dd7caec0c9a2eb943f5f3f576ce ←動画

欲しかった一拍、テールのしなり、スナップ、暴れないノーズ、適度に曲げられる軽い操作性、そんな乗り味に「ワンシーズンぶっ通しで行ける」そう思いました。

厳冬期の長野、ひざくらいの一面ノートラック、斜度は最大30くらいかな?そりゃーもっとその場所で生きる板はあるでしょう。そんなのは俺だってわかってますよwでも、ピーナッツにしかない面白さがあるんですね。前足でノーズを抑えてアクセル、後ろに体重を移動するとブレーキ。ギリギリの浮力でノーズを抑えると4m台のサイドカーブを感じないほど面白いドライブ感です。

そこからレフトの壁に駆け上がり、テールだけでターン。その時は4m台のサイドカーブと小さなラウンドテールでテールフレックスを残しながらのターンが出来るのです。これが気持ちいーんです、サイコーに。

ピステンででっかいターン出来ないじゃん、なんて声もあるでしょう。そりゃー10mのサイドカーブと一緒に滑るのは無理かもしれませんね。でもね、またそれを抑え込んでターンするのが楽しいんですよ。これでもか!ってくらいチジコまってターンしたり、その体制を維持して伸ばしてったり、そんなのはこの板しか出来ません。

壁に登って、降りて、またそこから駆け上がる半径の小ささはたまらんですよ。トライフィンショートボードに乗ったかのような動き。

シャバシャバ、ぼこぼこ、今日は滑るとこないね、そんな日でもピーナッツ、行けますw

ここイケル?と思うようなタイトなライン、滑りつくされた沢地形、それでも見えるラインがあるんですよ。

164のイージーライダーだったら絶対入らない、そんなところもスルスル~ひらひら~とね。

で、ツリーラン、これがこの板最大のポテンシャル。

前足がアクセル、後ろ足がブレーキ、左右で曲がる。これだけ。タイトなツリーも自分のスピード域に合わせてラインを見つけられるんです。

怖ければ後ろへ、行けるところは前足へ、これの繰り返し。飛べそうな所は飛んじゃってね。

子供がスノーボードを始めたって頃のお父さんにもばっちりです。

小回りが半端ないので、さっと助けたり、サイドカーブはこども用wなので、こどもと同じラインで行けます。

子供が飽きたら、その隙に森へ消えたり、一緒に滑りながらもショートカットしたりね。細かく楽しく遊べます。

 

ワンシーズン、ずっと乗りましたが子供とのセッションから、谷川岳まで、カバーする板です。

色んなスノーボードに乗ってきましたが、ピーナッツにはピーナッツにしかない面白さがあるのです。

 

私はその楽しさに「自分の板が出来上がるプロセス」まで楽しんでもらいたいと思ってInstagramなどで経過をお伝えしているのです。ただスノーボードを買うという行為から、その奥の楽しさを感じてもらって、それに乗る喜びを感じてもらえたら嬉しいな、そう思ってナベさんの協力もあり始めることが出来たのです。

板に乗る、山を滑るってことのその先の楽しみを共有出来たら嬉しいです。

4月ころまでがファーストオーダー、後は随時オーダー受付中です。

オーダー順に、出来上がりから好きな板を選んでもらうスタイルです。ファーストオーダーには特典がありますが、「そんなの興味ねえ」そんなアツいあなたに乗ってもらいたいですw

プライスは132000円+税 送料別途でお送りいたします。

 

ご検討よろしくお願いいたします。


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