蔵王グリーンホームですぅ(^▽^)/

宮城県の軽費老人ホームです。元気に生活できる方に低額でご利用していただける施設で、どこからでも申し込んでいただけます。

◆祝!◆ 100歳のお祝い会、軽費老人ホームの展望・課題など

2014年08月12日 10時53分31秒 | 研修会です
先日、100歳になられたご利用者のお祝い会を開催しました♪
ご本人様はまだまだお達者で、この方のお姉さんも隣の特別養護老人ホームでお元気でいらっしゃいます。
ご家族様にもおいでいただき、細やかではありましたがご利用者と一緒に施設一同としてのお祝いをさせていただきました。おめでとうございますっ。


10月2・3日に開催する『第28回 東北ブロック軽費老人ホーム施設長及び職員研究大会(宮城大会)』の案内書を、東北6県の軽費老人ホーム及びケアハウス様に送らせていただきました。
以下 長文になりますが、開催要項を(心を込めて書いたので)載せさせていただきます。

【大会テーマ】
『 必要とされ親しまれる“進化適応型”の軽費・ケアハウスを目指して
~ 積極的な地域との関わり、求められる役割 ~ 』

○目 的
 今般、予測される高齢化時代、人口減少時代に向けての社会保障・福祉制度改革等が進められており、軽費老人ホーム・ケアハウスにおいてもそれぞれの地域のニーズや実情に応じた“役割”の変化や、積極的な社会活動が求められている。また、社会福祉法人自体も国民の目線からその必要性や「在り方」について問われている。
 このような中、東北ブロック軽費老人ホーム(A・B型・ケアハウス)間の緊密な連携を保つとともに、情報の共有、調査研究及び職員研修による利用者の生活支援の向上や運営の充実発展を図りながら、今後の取り組み、あるいは方向付けができるよう協議することを目的として開催する。

◆大会テーマの趣旨◆
 軽費老人ホームの役割や在り方の前提となる問題で、社会全般においては軽費に関する認知が低いという現状があります。
 介護保険制度の経過とともに“高齢者福祉=介護保険”といったイメージが大きく根付いたため、行政担当者や社会福祉士等の福祉事業に携わる担当者でさえ、“軽費老人ホームとは~”という基本情報のみの理解に止まっており、「どのような方が、どのくらいの割合で入居しているのか」、「どのような取り組みをして、どれだけ社会的な役割を果たしているのか」という福祉施設として重要となる実態は知られてはいません。利用者を中心とした包括的なケアを行ない、制度と制度を繋ぐ役割を担うことのできる施設であるにも関わらず、近年の福祉政策からは軽費・ケアハウスの文字を見つけることができない状態でもあります。

 軽費・ケアハウスの様々な取り組みや運営は、既に社会貢献活動を実践しているものであり、施設は地域包括ケアシステムの中心となる“高齢者の住まい”を保証できるものです。加えて、整えられた環境下で利用者のADLや課題が改善でき、生きがいを創り、結果として元気になった利用者が地域に出掛けていくことができている事例があれば、その成果の発信を積極的に重ねて(組織的にも集約して)、「地域や社会が安心できる」、「軽費老人ホームは地域のメリットになっている」と言われるような関係づくりをしていくと、職員のやりがいや充足にも繋がるのではないでしょうか。

 風潮として、メリットを示せず、認知もされていなければ「補助金はムダ」と言われるようになります。長年培った経験や施設機能を活かして、また利用者の協力を得て地域の役に立ち、地域の特徴や地域固有のニーズに合わせた役割で浸透していくことのできる『進化適応型』の軽費・ケアハウスを目指すことと、実践している様々な取り組みや役割を“外向き”に、広く一般の方に向けて示していくことは、「これからの時代に軽費は必要」と思われる重要なポイントになり得ると考えています。

 併せて、東日本大震災で罹災した施設の現状、地域との繋がり等に関する経過情報を参加者にお伝えすることは、宮城大会を開催する上では欠かすことのできないものです。1日目の特別講演と2日目の分科会にて話題提供をいただけますので、災害に対する共通の理解や復興における施設の役割、また、課題意識等を提供できるものと考えています。


というものです。
“進化適応型”は造語ですが、軽費老人ホームが要・不要論で“生き残り型”と言われるのではなく、「社会の変化や地域に合わせて柔軟な取り組みを行ない、地域の役割を担える存在になる」という自発的に発展するイメージをしていました。
種別や特定施設などの事業形態、規模などが違う事情はありますが、全体を通して問いかけることのできる内容と思いますし、また実行委員長として、これまでどおり大会自体を職員の意欲向上のためと考えています。
ご参加の程、よろしくお願いします。

今年も『夏まつり』開催しました~^^

2014年08月06日 12時38分28秒 | 行事のこと
うちの法人の事業所は「本部エリア」と「川崎ドリームの郷」に分かれていますが、蔵王グリーンホーム・特養の釜房みどりの園・グループホームさわやか の3施設合同での本部エリア『夏まつり』を、2日(土)に開催しました。

夏まつりのコンセプトを“ご利用者もスタッフとして地域の人を迎い入れる”としており、準備、受付や抽選などの役を手伝っていただきながら、地域の方とのふれあいをしていただきました。
(抽選会の特賞景品(3DS)が、抽選会の司会をした相談員の息子様に当たるというハプニング(笑)もありました)
ご利用者の“やりがい”や達成感、「町の人に遊びに来ていただく」という気持ちに繋げられればと思っています。

アトラクションはお馴染み、川崎中学校の皆さんによる川崎ソーランと川内太鼓様です。
また、柴田農林川崎校のボランティアの皆さん、音響全般でヒビノ株式会社仙台営業所様のご協力もいただきました。
ほんとうにありがとうございます。
暑い中ではありましたがお天気に恵まれ、お客様方にも楽しんでいただけたと思います。

7月末には、仙台の軽費老人ホーム あけの星荘様の夏まつり見学をしてきています。
ここ数年、若い職員を連れてお邪魔していましたが、今回は特養の相談員を連れて行き 良い雰囲気を勉強してもらうこともできました。
大変お世話様でした。