モモ迷走中

スヤスヤ眠るモモを見るとホッとする。
私と寝るようになってから、どうも寝つきが悪く、中々寝ない。
寝ないだけならいいんだけど、何か言いたげに吠える。
この夜のやり取りに困っている。
動物の心が分かるあの外国の女の人に聞きたいわ～
「モモは何を私たちに言いたいのでしょうか?」
でももしリリーの事なら聞かれても困る、モモに分かるように説明が出来ない。

リリーとモモは特に仲が良かったかというと、それほどでもなかった。
二匹に留守番させると、別々の場所でいつも寝てたし。
ただモモはリリーを頼っていたのは確か、散歩に行っても後ろについてたし
二匹でトリミングに行くとずっとリリーから離れなかったりしたらしい。

そのリリーが突然いなくなった。モモには何があったのか分からないのだろう。
この間の土曜日、気分転換に散歩に連れて行ってあげるよと娘が言い、
モモだけだからと娘一人で連れて行った。
私も何回かモモだけ連れて行ったことがあったが、いつもの土手まで行かないうちに帰ろうとした。
今回もすぐに帰ってくるだろうと思っていたが割と長かった。
そのうち娘からLineで「モモ迷走中(笑)平〇公園を抜けてダイソーの方へ行ってる」と。



エーーッ、大変!
私は返事を返す間も無く、自転車でダイソー方面に迎えに行った。
いつもはのんびりペダルをこぐのに、全力疾走・・・のつもり。
その時、私の頭に浮かんだのは「モモはこの街をリリーを探して歩き回っているのかも」
それだったら可哀想過ぎるじゃない、とちょっと泣きそうになった。
ダイソーに行ってもいないし、またLineで場所を聞いたら中学校の周りをグルグルしてるって。
またチャリを飛ばして中学へ、いました娘とモモちゃん。
私を見たらモモは喜んでいるようだった。
娘に聞くと別にリリーを探しているんじゃなく、単に家に帰る道が分からなくなって
走ったり歩いたりしてたらしい、私たちが誘導して無事家に帰りました。
最後の家に帰る曲がり角を見逃してスタスタ行きそうになったから、やっぱり迷っただけだった。
私の考えが取り越し苦労で良かったわ。

１５才の壁、超えようね!

逝ってしまったリリーより辛いのは残されたモモかもしれない。
淋しいと思うけど少しおバカなモモはあまりそんな感じに見えない。
むしろリリーの闘病中が大変だった。
リリーの異変を感じたのかリリーにはあまり近寄らなかった。
共用のトイレも使えなくなった。匂いのせいだと思う。
ちょっと目を離すと玄関でトイレ。
洗面所が空いてると風呂場でトイレ。
風呂場はまだしも、玄関はその都度水で流し、掃除しないといけない。
犬は悪くない、こうする理由がある、きっと。

トイレも夫がすぐに丸洗いして、匂いを一掃。
最初のトイレのしつけのように、ちゃんとトイレで出来たらやたら褒めて
ご褒美をあげていたら、１１日目の今日はほとんど失敗しなくなった。
モモは夫と二階で寝ていたのだが、朝方に吠えるようになったので
夫が「下でお母さんと寝なさい」とモモを手放した。
今は私と寝ているが、ものすごく甘ったれになった。

今日はモモの１４才の誕生日。
毎年リリーと一緒に祝っていたが、今日初めてモモだけの誕生会をした。







先代リリーもリリーも奇しくも１５才で虹の橋を渡ってしまった。
モモは１５才の壁を超えようね!

「モモちゃんはどうしてますか?」と
心配してくださった方々、ありがとうございます。
モモは元気です。

ペットの火葬事情

１５年前の先代リリーの時は病院で亡くなったので、病院の手配でペット葬儀の方が来て
拝んでくれて、きれいな青い星の付いた箱にリリーを入れて連れて行ってくれた。

今回は自宅で亡くなったので、お医者さんに
自分たちで調べて連絡してと言われた。
私では分からないので翌日、娘と次男でネットであちこち調べてくれた。
色々ある中で良さそうなペット葬儀業者に電話して頼んだ。
混んでるようだったが何とかその日の午後４時に来てくれることになった。

来てくれたのは女の人が一人でバンを運転してきた。
丁寧だけどクールな人で過剰な言葉かけをしないので、私たちも冷静に対応できた。
今回は拝むのはなしで、末期の水と体を清める事を皆でした。
リリーの手に数珠をして、娘が買って来た花束とチュールを胸元に置いた。
いつものブルーの毛布にくるんで娘が抱いた。
車が止めてある駐車場までリリーを送って行った。
バンの後ろには窯が積んであり、そこにリリーを入れるのだ、びっくりした。
そして江戸川区では焼くことが許可されていないので、隣の区へ出て焼くと言う。
車の中で焼くなんて知らなかった。
１時間半くらいかかると言われ、家で待っていた。

そしてリリーは小さなツボに入れられて帰って来た。
小さな骨の入ったキーホルダーとカードと写真の入った根付がセットでついてきた。
全部あの女の人が一人でやっている、これは大変な仕事だわ。
カードは娘が欲しいと言うのであげた。この写真は娘が選んだ。
娘はリリーのサマーカットが好きだった。今年は出来なかったね、痩せちゃったから・・・。

リリーの奇妙な行動

リリーは亡くなる前夜から亡くなるまで一日中とても奇妙な動きをしていた。
お腹もすいてるし、具合も良くないはずなのに、中々寝ない。
私のベッドのすぐわきに毛布をたたんでリリーのベッドにした。
いつもならすぐに眠ってしまうのに、この日はいつまでも寝なかった。
私は全仏テニスを見ながら１時頃まで起きていて、もう寝るだろうと思っても寝ない。
ジーッ前を向いて座っている。
私を頼るでもなく、自分の世界に入ってるようだった。
私の方が眠くなって、ついうとうとすると吐く音が・・・。
サッサと片付けて雑巾がけ、リリーの口などをきれいに拭く。
気持が悪いから寝られないのか、でも顔はシュッとしていたな。
いつ吐くかわからないから電気をつけっぱなしにして、時々
リリーを覗き込むんだけど、寝てない。
結局一晩中起きてたみたい。そんな体力ないはずなのに。
昼間はヨロヨロ歩き回り、家の中をキョロキョロしている。
まるでお家にお別れしているようだった。
キョロキョロした後、疲れて少し眠るが、すぐ起きてヨロヨロと歩く。
あちこちの場所で少しずつ寝ていた。
可哀想に思ったがそんな姿も可愛くて、一枚だけ写真を撮らせてもらった。
いつもの水飲み場で寝ているリリー。



夜になってさすがに眠いのか私のソファーの横で眠っていた。
私はその夜も寝られないときついので、リリーと添い寝する形で横になっていた。
いつも仕事で夜遅く帰ってくる次男が珍しく１０時前に帰っていて
リリーの異変に気づいてくれた。
リリーはほんの少しもがくように動いた後、動かなくなった。
次男と私が看取った形になった。
その後二階の夫を呼んで来たり、娘に電話したり・・・。
娘は夕方もう一度会いに行けば良かったと悔やんだ。
分からないから仕方ないよね、私も本当は最後は抱いて送りたかった。
あっという間にリリーは私の腕から消えてしまった。
最後に抱いたのはお尻を洗いに洗面所に行った時、軽くなったリリーを抱えて
汚れた体を丁寧に洗った。
散歩の後いつもこうしてお尻と手足を洗ったな～と思い出したりした。
元気な時は４キロ近くあった体重も2.4キロになってました。

涙

昨日、リリーにお花が届いた。



ジュリ友さんからだった。
思いがけないプレゼントにびっくりした。

早速リリーの隣に飾った。
リリーに良く似合う可愛いお花。



ジュリ友さんにLINEでお礼を言ったら
「大丈夫?まだまだ涙が枯れないんじゃない?」と言われた。

涙・・・そう言えばあまり出なかった。
先代リリーの時はあんなに泣いたのに。
悲しいは悲しいけど、ホッとしたという感情の方が強かったのかも。

リリーの闘病は１年以上前からだし、何回か危ない状態の時もあった。
それでも頑張って１年以上生きてくれた。
無造作に袋に入れておいた動物病院の領収書をみたら、すごい厚みだった。
点滴は１００回以上。

いつも残さず食べていたカリカリを食べなくなってから、いろいろ試して何とか
食べて元気になって欲しかったけど、お芋もささみも受け付けなくなった。
それでも薬を飲むためにお医者さんにチュールをスポイトで食べさせてもらったが、
全部吐いてしまった。
それからは点滴だけだから、お腹に何もないのに吐くのが可哀想だった。
だからそれほど苦しまず静かに息を引き取った時はホッとした。
もう苦しい思いをしなくて済む、
「リリー楽になって良かったね」と言ってあげたかった。

お気に入りの１枚

リリーの写真を額に入れて飾った。
私のお気に入りの一枚。
昨年の２月２５日、娘の車に乗っているリリー。
私たちに笑いかけてるみたい。

リリーは誰にでも懐っこくて、きっとどこに行っても可愛がられたと思う。
でも我が家に来てくれて良かった。
皆、リリーが大好きだったよ、今もね。

先代リリー(ミニチュアダックス)が１５才で亡くなって、もう犬は飼わないと
思ったけど、６カ月たってやっぱり犬を飼いたいと探し当てた。

当時、私は還暦の６０才だった。
先代リリーのように１５年生きるなら、私も７５才まで頑張らなくちゃと思った。
結局リリーは律儀にその通り１５才間近まで頑張って・・・そして逝ってしまった。

１５才の誕生日ケーキをあげるのを楽しみにしてたのになぁ。
誕生日の１週間前の６月４日が命日になりました。

ありがとう リリー さようなら

昨晩リリーは虹の橋を渡って行ってしまいました。

ずっと具合が悪かったけど、途中経過が書けなくていきなりのご報告となりました。

我が家のかわいいリリーはいなくなってしまいました。

今日は娘が朝から来てくれて、火葬の手続きなどをしてくれました。
小さな骨壺のリリーは先代リリーと同じ所に納まりました。

あっという間の出来事で喪失感でいっぱいです。
これからゆっくりリリーの想い出を書けたらいいんだけど、
淋しくなったモモのケアもしなくちゃ。

ここに来てる方でリリーと実際に会ったことがある人もいらっしゃるので
元気だったリリーを思い出してもらえたら幸いです。

SNOW

土曜日に娘がスマホで遊んでいて、リリモモの写真をSNOWというアプリで撮ってくれた。
これで写すと洋服や被り物を実際はしなくても、写真にはちゃんと着てたり被ったりしている。


ウサギになったり


テントウムシになったり


パイナップルかぶったり


リリーが「サムライ」みたいになったり


娘の猫のルナちゃんもこんなになりました。

もちろん人間にも出来るので娘が私を撮ったのもある。
頭にハンバーガー載せて、笑ってるんだけど、面白過ぎるので載せられません

リリモモのクリスマス

クリスマスのリリモモ、まだあるよと言いながらUPするの忘れました。
せっかくなので２４日の日付でUPします。







リリーの出番が少ないのは「鼻メガネ」がかけられないからです、鼻が短いもんで

知らない犬

昨日は土曜日で娘が来た。
リリモモを連れて犬医者へ行った。
ノミダニの予防が月一である。私一人では２匹連れて行けないので娘が来た時に行ってもらう。
リリーはいつもの点滴をしてもらって、モモはノミダニ予防と爪切り肛門腺の絞り。
リリーも少し休んでからノミダニと肛門腺。
やれやれ一安心。台風が来ると行けなくなるので早めに行けて良かった。
先生にリリーがやせているので、もう少しフードを考えた方がいいと言われた。
腎臓のカリカリを食べなくなったので、以前から食べているフードに戻してしまった。
それが体重管理のフードだったので、体重が増えなかった。
娘と午後から買い物に行き、新しいフードを探してきた。
リリーが食べやすいように半生のフードで値段もそれほど高くない物を少量買ってみた。
早速夕食からあげてみたら、良く食べる、良かった。
それにおまけでチューブの柔らかいフードを上げている。少しでも体重が増えるといいな。
モモは食欲旺盛なので、リリーの物はあげずこのままお医者さんからもらってるフードと
体重管理のフードを続けなくちゃ、同じ物じゃないのでややこしいわ～

娘が私のプリンターの上のさんしょのカレンダーを見て、
「あら、知らない犬のカレンダーね」と見つかりました。



私はさんしょの説明をしてカレンダーを見てもらった。
娘は「犬じゃない人もいる～」と笑った。
それでも全部見てもらってさんしょのエピソードを話した。
「この犬は自分でオーディションに参加したのよ、すごいでしょ!」と。
この間も同じ話を次男にもしたわ。この話が大好きなんだ