2月20日 快晴
どもです。
昨日読了しました☆
京極夏彦著『鉄鼠の檻』
――檻だ。
そう感じた。
そこで世俗は終わっていた。
場所は箱根、謎の巨刹“明慧寺”を舞台に起こる連続禅僧殺人事件。世俗からはかけ離れた禅寺の結界に囚われ、事件は混迷の度を極めていく。この寺の真の姿とは?犯人の目的は何か?そして陰陽師、京極堂はこの結界に穴を穿つことができるのか・・・!?
惣門が見えた。
京極堂はその前で立ち止まり、檻のような木立を眺めながら呟くように云った。
「この世には――不思議なものなど何ひとつないのだよ。関口君。」
・・・写真をご覧ください・・・本ですよ、コレ・・・辞書じゃぁないんですよぉ、“京極堂シリーズ”第4弾『鉄鼠の檻』でございますよぉ☆
今までは分冊版で買ってたんですがね、予算の都合もあってね、文庫版を買うことにしました・・・ですがね、この分厚さですよ・・・本を縦にすれば自立してしまうであろう、この馬鹿馬鹿しいまでの分厚さ。1300超という、文庫の製本技術の限界に挑戦しようかというページ数。片手で持って読めば間違いなくプルプルと震えるであろう、とんでもない重量感・・・う~ん、何じゃこりゃぁ?(笑)☆
文庫とは思えない程のページ数ですがね、内容が面白いのであまり気にはなりませんでしたね。禅宗という馴染みの薄いテーマなので、多少説明的な部分もあるが、丁寧に読めば今までおぼろげにしか知らなかった禅宗の全体像が把握できる、そしてそこまで読者の認識を押し上げたうえで、事件の全貌を明らかにすることで、難解な事件も腑に落ちてくる・・・見事!いやぁ、面白い本でした☆
・・・次巻はもちょっとページ数が多いらしい・・・おいおい・・・(^_^;)☆
では、また☆
どもです。
昨日読了しました☆
京極夏彦著『鉄鼠の檻』
――檻だ。
そう感じた。
そこで世俗は終わっていた。
場所は箱根、謎の巨刹“明慧寺”を舞台に起こる連続禅僧殺人事件。世俗からはかけ離れた禅寺の結界に囚われ、事件は混迷の度を極めていく。この寺の真の姿とは?犯人の目的は何か?そして陰陽師、京極堂はこの結界に穴を穿つことができるのか・・・!?
惣門が見えた。
京極堂はその前で立ち止まり、檻のような木立を眺めながら呟くように云った。
「この世には――不思議なものなど何ひとつないのだよ。関口君。」
・・・写真をご覧ください・・・本ですよ、コレ・・・辞書じゃぁないんですよぉ、“京極堂シリーズ”第4弾『鉄鼠の檻』でございますよぉ☆
今までは分冊版で買ってたんですがね、予算の都合もあってね、文庫版を買うことにしました・・・ですがね、この分厚さですよ・・・本を縦にすれば自立してしまうであろう、この馬鹿馬鹿しいまでの分厚さ。1300超という、文庫の製本技術の限界に挑戦しようかというページ数。片手で持って読めば間違いなくプルプルと震えるであろう、とんでもない重量感・・・う~ん、何じゃこりゃぁ?(笑)☆
文庫とは思えない程のページ数ですがね、内容が面白いのであまり気にはなりませんでしたね。禅宗という馴染みの薄いテーマなので、多少説明的な部分もあるが、丁寧に読めば今までおぼろげにしか知らなかった禅宗の全体像が把握できる、そしてそこまで読者の認識を押し上げたうえで、事件の全貌を明らかにすることで、難解な事件も腑に落ちてくる・・・見事!いやぁ、面白い本でした☆
・・・次巻はもちょっとページ数が多いらしい・・・おいおい・・・(^_^;)☆
では、また☆
原作は面白いんで、是非読んでみてくださいませ☆