軍曹の阿蘇移住む☆

阿蘇という観光地の温泉旅館で働き始めた元旅人の日記☆

屋久島・リベンジ 第1夜☆

2007年10月09日 20時09分33秒 | 屋久島・リベンジ☆
10月6日
朝4時頃起床。
伊丹空港に7時集合のため、かなりの早起き、眠い。
寝袋や銀マットを入れたデカイ荷物を背負い、いざ出発!
ちなみにウチの両親は今日から十津川にキャンプに行くそうな。
相変わらず旅好きの一家でございます☆

朝7時、伊丹空港にて京都から参戦のいちぎ君と合流。
2人とも飛行機に不慣れなため、探り探りでチェックイン。なんとか鹿児島行きの飛行機に乗り込むことに成功☆

9時半頃、鹿児島空港にて、茨城より参戦のkozy君・長野より参戦のひろき君と合流。
昨年沖縄で飲み会をして以来、4度目の全員集合である。


屋久島行きの飛行機。第一印象「小っちぇえ」

11時過ぎ、屋久島に到着。
朝イチに出れば午前中には屋久島に着いてしまうとは・・・飛行機速過ぎです。

約1年ぶりの屋久島。
全然変わらぬ景色に、記憶が鮮明に蘇る。
しかし、懐かしさに呆けているヒマなどオレらにはない。
暗くなる前に山小屋まで行かねばならないからだ☆

去年も買い物をしたスーパーで食料を買い込み、タクシーで白谷雲水峡入り口まで行く。
本来、縄文杉に行くには荒川登山口から行くんやけど、途中の道が崖崩れで今は車が通れなくなっているのでね(バスで乗り継ぎはできる)、少し遠回りになるけど白谷雲水峡から縄文杉に抜けるルートを行きました☆


入り口付近で少し雨が降り始めたけど、とりあえずスタート!
この段階では皆元気でした☆



去年来た時と変わらず、自然に溢れた、緑が濃い場所です。

もののけ姫の森を抜け、辻峠を越えたあたりから、だんだんと雨が強くなってくる。
レインウェアを着てるので、身体は大丈夫だが、デジカメは防水仕様ではないので、ほとんど写真を撮れませんでした

トロッコ軌道に合流した後も雨は降り続く。

久しぶりの長時間運動と、雨による精神的・体力的ダメージからか、縄文杉の手前2キロぐらいから疲労はピークに。


降りしきる雨と疲労感に耐え切れず、ウィルソン株の中に一時避難する一行。
気分はもうプチ遭難。


皆で荷物を分担しながらも、なんとか縄文杉にたどり着く。
雨に打たれながらも、縄文杉の変わらぬ存在感に感動。
土砂降りの中、最後の気力を振り絞り、ひろき君の防水カメラで記念撮影☆


この日宿泊予定の山小屋“高塚小屋”は縄文杉から数百メートルの距離にあり、「ようやく休める」と、気が抜けそうになる一行を、更なる衝撃が襲う!!

“山小屋がいっぱいで入れない”

さあ、どうする!?どうなる!?

                ・・・“第2夜”に続く・・・☆

プロローグ☆

2007年10月09日 18時24分53秒 | 屋久島・リベンジ☆
あれはちょうど約1年程前、日本を漫遊中だったオレは鹿児島→屋久島間のフェリーの中でkozy君というチャリダーに出会った。
フェリーの中で仲良くなったオレらは、次の日、共に縄文杉を目指した
だが、この時、オレらは、本当にやりたいことを断念して、縄文杉10時間トレッキングをしていたのです。

“本当にやりたいこと”

それは“宮之浦岳縦走トレッキング”

九州最高峰の宮之浦岳を、山小屋を利用しながら1泊2日かけて縦断するコース。

かなり魅力なコースであったが、当時のオレらは装備が十分ではなかったため、泣く泣く断念したのであった・・・

あれから1年・・・

沖縄で意気投合した旅人4人が、再び(内2人は初上陸)屋久島に挑戦する!☆

・・・ってかね、以前の飲み会の時に、ノリで「屋久島の山小屋で飲み会したら楽しそうじゃない?」ってな話が実現しちゃっただけなんやがね・・


さてさて、前フリが長くなってしまいましたが、10月6日、いよいよ“屋久島・リベンジ”スタートです☆


●日程

6日:昼前に屋久島空港到着→白谷雲水峡から縄文杉を目指す→高塚小屋に宿泊

7日:朝イチで高塚小屋を出発→標高2千m弱の宮之浦岳山頂を経て、夕方17時頃に淀川登山口へ→民宿泊

8日:レンタカーで島内を巡る→昼過ぎに屋久島脱出☆