灰色の賢者の部屋

RPG一般(特にD&D3.5e)がらみの考察

D&D3.5版のドワーフについて

2007-11-10 08:50:02 | Weblog

エルフ、ハーフリングとくれば、ドワーフを外せない。

 一書に曰く、古代北欧神話集エッダの中にDvergr(ドゥエルガル)という小人が登場する。これが英語でDwarf、ドイツ語でZwerg(ツバーク)となった。新エッダでは悪意や呪いの主として描かれており、小人と黒妖精(ドローアルファル)とを同一視している。エッダでは金銀の冶金に長け、足が短く背も低いくせに手だけが異様に長く、立っていても地面に触れそうだという。また、ドイツ民話で『グリム童話』に収載された白雪姫に登場する7人の小人はドワーフだ。

さて、D&D3.5版の世界では、戦いの技と、物理的および魔法的な苦痛に耐える力、大地の秘密に関する知識、勤勉な働きぶり、そして底なしの酒豪で知られている。神秘に満ちたドワーフの王国は山の内側をくりぬいて造られていて、贈り物や交易品として造られた驚嘆すべき財宝の数々で名高い。身長は120~135cm程度で、がっしりとした体格をしていて体重は人間と変わらない。

トールキンの世界では、女性も男性もヒゲがあったが、D&D3.5版の世界では、男だけで、女にヒゲはない。

ちょっと変わった能力は、基本地上移動速度は20フィートと中型にしては遅いが、中装鎧や重装鎧を着ても、移動速度が変わらないことだ。

概して、他に比べると、あまり批判的なところは見つからない。


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