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       下北沢ムジナ通信社

「アート&文学」よもやま話。シモキタの路地裏系ネタ話、知られざるアーティスト発掘、再開発計画阻止とか。

「放射線は、体にいい」の論理

2011年09月18日 | 日記

無意味な放射線感情論

■最近、「放射線は微量でも危険」派と「低線量放射線なら安全」派が、
ほとんど感情論的に対立していますね。
原発推進派と原発反対派の対立とからんで、
奇妙にイデオロギー化している。
別に罵倒し合うこともないと思いますがね。

こういうのは、健康や命にかかわることだけに、冷静にならないといけません……。


関東では流れていない番組「たかじんのそこまでいって委員会」で、
興味深い内容がありました。

■「たかじんのそこまでいって委員会」
http://youtubeowaraitv.blog32.fc2.com/blog-entry-8086.html
中村仁信大阪大学名誉教授・放射線学会理事による
「放射線は微量なら安全です。むしろ体にいい」という主張です。
29分あたりから中村教授登場。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【中村仁信教授の主張のポイント】

●低線量放射線の影響は、活性酸素が増えるだけ。
●いまの福島程度ならば、むしろ活性酸素への抵抗力が増す。
●毎日数千個の遺伝子の損傷があるが、修復される。
●現在の低線量放射線の程度ならば、さらに1、2個の損傷が増える程度。
●「遺伝子が損傷→免疫系により修復」この能力が強まる。
●したがって、むしろ活性酸素が増えることで、免疫系がアップ。
●この結果は、動物実験では、確認済。
●チェルノブイリでは、子供の甲状腺癌が増えただけ。
●セシュウムの影響はなし。100日で体から出ていく。
●放射線医も、国際線パイロットも、相当量を毎日浴びているが発ガン率は高くない。
●いまの福島の線量なら20キロ圏で帰って問題なし。
●ホウレンソウ、野菜、水など、いまの量ならまったく問題なし。
●台湾のコバルト60マンション壁事件、500ミリシーベルト浴びた。
 この被爆者は、ガンの死亡率が平均より著しく激減している。
●昆布、ワカメは、効果あり。
●基準値を示しているICRP(国際放射線防護委員会)の委員たちは、個人的には今の公 式見解をそのまま信じてない。出している数字はタテマエ。
●中村教授自身が、元ICRPのメンバーだったが、内部と外部の数値認識には落差があ  る。個人的に真実が分かっていても、すでに出した基準値を変えようとはしない。



 
 ICRPの内幕が、なかなか興味深い。
 権威や利権の絡む団体というのは、
 地球温暖化のIPCCにしても、日本の原子力村にしても、どこも同じ。
 
というわけで、日本の現在の状況ならば、「問題ない」ということらしいですが、
 ……どーなんでしょ。



                 





大恥!世界の目にさらされる「在特会&警察」の醜い癒着。

2011年09月17日 | 日記

おーぉ、
例の原発デモ不当逮捕の件、http://blog.goo.ne.jp/grasshouse001/e/81d39eeab8d4b5b7ec7f86425dfba243

さっそく、英訳と仏訳を、
どこやらの有志がやってくれました~!

Good job!

http://youtu.be/2wfI8kli55c
(英訳)

http://youtu.be/ouY_r-nmpVE
(仏訳)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「犯罪者を、生きたまま、原子炉に叩き込め~!」
「犯罪者を射殺しろ~!」「射殺しろ~!」
「逮捕なんて、生ぬるいことやってんじゃないよ、射殺しろよ」
「このウジ虫を、日本から叩き出せー」
「何のために君たち警察官をやってんだよー」
「逮捕おめでとうございマース」
「射殺しろ」「射殺しろよ!」


↑いい気になって拡声器使ってるこいつら、一体、何なんだ↑
「声に出して、ぜったいに読みたくない日本語」の筆頭ですね。


■フランス人の旦那のフランクさんは、逮捕されたときその理由が
「暴言を吐いたから」といわれたとか。
へーえ、
仏語がちゃんとわかる警官がいたんだ。
というより、この醜悪な似非右翼団体こそ、まさしく「暴言」の連発だろ。
「犯罪者を、生きたまま原子炉に叩き込め~!」
「犯罪者を射殺しろ~!」
これが暴言じゃなくて、何が暴言なんだ。

奥さんの小野さんは、こいつらに
脇腹をけられた(暴力発生・現場の婦人警官はわざと無視←これも違反では?)
ことも、ちゃんと確認しておきたいですね。

憲法で保障されている一般市民のデモに対して、
「犯罪者」呼ばわりして
こんな最低の醜い言葉を発した個人名を、
きっちり特定したいものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
 やれやれ……
 逮捕者を何人か出すことによって、その恐怖感により、
 反原発デモを萎縮させ、沈静化させ、
 収束に向けたかったはずなのに…。
 はずなのに…。



          
     東電のおいしい天下り先を確保したいばかりに
     警察幹部・OBが練った秘策が、
     とんでもないことに~



            






実は、浜岡原発が……という危ない話

2011年09月17日 | 日記

実は、浜岡原発が危なかったのです。放射能漏れがあった。」

という言葉を聞いたのは、先日、9月8日の「ワールドフォーラム」(北沢タウンホール)での池田整治氏の発言でした。http://worldforum.jp/report/2011/9.html

この会合は、例の尖閣諸島での中国船衝突事件、sengoku38投稿者の元海上保安官、一色正春氏が登場するというので、興味本位に覗いてみたわけです。

海上保安官とか、元自衛隊とか、ミリタリー系については元々うといし、さほど興味もなかったのですが、まあ、私のナワバリの下北沢での講演会ということなので、ちょいと好奇心が疼いて……。

■一色正春氏も、池田整治氏も、ともに人柄が素晴らしく、誠実かつユーモアがあり、率直な方です。別に「サムライ」に郷愁を持たない私でも、軍人、警官、ミリタリー系(笑)の人種に対する偏見が、すっとんでしまうような快いカルチャーショックを受けました。
まあ、それはともかく、

「実は、浜岡原発が危なかったのです。放射能漏れがあった。」
「それで、オバマ大統領に指示されて、菅直人元首相が、ストップをかけたのです」

元自衛隊の幕僚監部の作戦部長のこの発言には、心底、驚きました。

ははーん。
なぜ、静岡のお茶や、山梨の農産物に、放射能汚染が出るのか。
そういえば、横浜方面の線量も、奇妙に高かったような。
300キロも離れた福島から流れてきた放射能のホットスポット?

これが、福島原発由来ではなくて、浜岡原発由来であったとしたら…。
腑に落ちるわけです。

■万が一、次に地震が来た場合、アメリカの横須賀や横田・厚木基地が危ないので、アメリカに強制的に止められた、というのが通説になっていますが、
実はすでに
「3月11日に、浜岡では異変があった、一部破損された、放射能が洩れていた」
としたら、まるで見方が変わります。
すでに静岡、伊豆方面は、汚染されている……のか?

■池田氏は、元自衛隊陸将補で、作戦参謀だった方です。つまり自衛隊の中でも、もっとも情報が集まる部署の中心になって活躍されていた人物です。
いわゆる軍の「インテリジェンス」の中枢部にいた人間が、いい加減な情報を70名ほど参加者のいるシンポジュウムで流すとは考えにくい。
現在は、個人として発言されていますが、当然のことながら、特殊な複数のソースを持っているはずであり、これはかなり精査された情報ではないかと思われます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、7月末の発行ですが、こんな記事があります。
「底魚のヒラメからも放射性物質検出されたことに衝撃走る」
http://www.newspostseven.com/archives/20110718_25894.html

【引用始】「水産庁による「各都道府県等における水産物放射性物質調査」では、汚染が見つかった水産物は神奈川県どまり。7月11日にいたるまで、神奈川県より西の地域では検出されていない。」
ということですが、
「本誌調査では、神奈川県を越えて静岡県の下田港と伊東港で水揚げされたひらめ、ぶり、いわしの丸干しからも放射性物質が検出された。食環境科学が専門の美作大学教授・山口英昌さんがいう。「魚は海水とエサの両方から放射性物質を体内に取り込んでいます。干ものの場合は干している間に放射性物質が吸着した可能性など、複数の要因が考えられます」

 山口教授はひらめで検出された点に注目すべきだという。
「底魚のひらめは沿岸や深海に生息し、移動が少ない。ひらめが汚染されていたということは、伊豆半島近海、もしくはそれ以南まで汚染が広がっている可能性を示しています」(山口教授)【引用了】 ※女性セブン2011年7月28日号

■まあ、本誌調査というのが、女性セブンですから……ですからどうとはいいませんが…何しろ、朝日も、読売も、フジテレビもNHKも、日本のメディアはことごとく、何かの番犬になってしまっているので、女性週刊誌の記事の信憑性がそれより劣るなんていう時代ではないかも知れない。

不気味なのは、池田氏の「浜岡原発」発言と、
この女性週刊誌の記事の符号が合いすぎてしまうことです。


「静岡県の下田港と伊東港で水揚げされたひらめ、ぶり、いわしの丸干しからも放射性物質が検出された。」
          


        浜岡原発、今現在、どーなっているんだろう?















なぜ反原発デモつぶしに、あの「在特会」が…?

2011年09月16日 | 日記

どうやら、新宿911反原発デモで何が起こったか、
だんだん見えてきましたね~。
何だか、日本の腐敗を凝縮して、
ぎゅっーと煮詰めている感じ(笑)

2011.9.11在特会に抗議しようとした脱原発デモ参加者逮捕の瞬間【1
<http://youtu.be/D58H9LEZFV8/a>


■この仮装しているのが、岩上氏にインタビューされてた
フランクさんと小野さんの夫婦だったわけだ。
そして、「犯罪者(反原発市民デモ)を、原子炉に叩き込め~!」
「はやく逮捕しろやー、税金泥棒!」
「逮捕、おめでとうございます」
とか怒鳴っている連中が、じつは…。


<http://youtu.be/4o_pi8w94HI/a>

20110911反原発vs在特会(新宿)1

■この語尾をお下劣に上げていく、独特の発声法……(笑)
秋も近づき、なんだか、もののあわれ、を誘いますね。

■フランクさん夫婦を挑発した30人ほどの団体(謎の団体)とは、
なんのこたァ~ない、
こやつらのことだったのです。
やはり、現場に行かなきゃ、わからんもんだ。
(小沢問題のとき、例の検察審査会をつついた連中。既得権益グループにとって都合のいい「市民」の動きをしてくれる「烏合の衆」を演じるプロの連中です。)

世の中には、

   >「烏合の衆」パフォーマンス職人集団



というのがいるらしい。


■警官に対する異常に高飛車な態度、
まあ、一般市民は、ここまではいいませんよ。(笑)

要するに、裏でなんらかのズブズブの関係にある……ってことでしょうか。
これはつまり、       
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「警察」と「ニセ右翼」の癒着
              に、はからずも、
        フランス人と日本人のカップルが、巻き込まれた
            
            
             
                          
                        という構図になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     うーむ。
    ちょっとした事件に、
    いろいろなことが象徴的に濃縮されている。




つまり、

半世紀ほど前の安保闘争の頃に、
岸紳助、
もとい、岸信介によって発明された、
古くて腐った「児玉誉士夫メソッド
を、いまだに、やっているわけですね。

■この連携プレイで、
「善意の市民からの通告」、
「市民団体からのやむにやまれぬ抗議」…
を偽装して、警察が仕方なく逮捕、ガサ入れ、冤罪その他、
なんでも、できるわけだ。


■ネット監視法案や、人権擁護法案が通ると、
この古典的手法が
もっとおおっぴらに、合法的に
できることになる。

パフォーマンス職人集団が拡声器で、しきりにがなっていた
「逮捕なんて、なまぬるい~」
「ガサ、入れろ、ガサ~」
の意味が、それです。

※ガサというのは、家宅捜査ですね。
 念のため(笑)



人権擁護法案・参考サイト
http://blog.livedoor.jp/monster_00/archives/cat_847822.html

「人権委員会は、人権侵害、そして「人権侵害を誘発・助長する恐れのある」発言や出版などに対し、調査を行う権限を持っています。もし人権侵害などが疑われた場合、委員会は関係者に出頭を求めたり、証拠品の提出、立ち入り検査を行うなどの措置を取ることができます。 」
■まあ、新式のゲシュタポ、特高です。
「問題の一つに、差別を判断するのが人権委員会だということ人権委員会が差別と判断したら止める者がいない事です、被差別者への批判言論、外交問題においての近隣諸国に対する、正当な批判さえもが差別として恣意的に弾圧できるようになる恐れがあります。人権擁護法案よりも人権委員会の発足が危険視されています。」


「ガサ、入れろ、ガサ~」
のグループは、こんな法案の成立を、
心待ちにしているのではないでしょうか。

そして、いまの流れで行くと、
「人権委員会」の発足と同時に、どういうわけか、
この会の人々が選ばれることになる……やもしれません。

       
      監視国家の完成です。





日本国憲法第21条

1. 集会、結社及び言論、出版その他
  一切の表現の自由は、これを保障する。
2. 検閲は、これをしてはならない。
  通信の秘密は、これを侵してはならない。












捕まえてみたら、フランス人!デモ不当逮捕が国際問題化へ。

2011年09月15日 | 日記

■けものみち民主主義…。恥ずかしい「右翼←警察」の連係プレイ―――の続きです


反原発デモ、十二人の逮捕者の
不当逮捕者の旦那のフランクさんと、小野さん夫婦。

(二つの動画。これ、両方とも必見です。世界の恥だ!)

http://iwakamiyasumi.com/archives/12496


【夫妻へのインタビュー/上の動画】
警察から釈放された直後の夜。開放感からか、ユーモアまじりに岩上氏のインタビューに答える旦那のフランクさん。さすが革命の国の民衆は、こんなことでは動じない。

【デモ当日、逮捕の瞬間/下の動画】
福島原発作業員の仮装をしてデモに参加した夫婦の逮捕の瞬間。
「なんで反原発を訴えることが、犯罪者なんですか!」と、警官に押さえつけられ、泣きながら訴えているのが、奥さんの小野さんです。周囲は、異様な雰囲気。

それにしても何とも醜いのが「ウジ虫は、日本から出ていけ~。犯罪者は、さっさと逮捕しろー」と拡声器で怒鳴っている謎の集団。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
            
        二つの動画について(管理人コメント)


■例の911新宿反原発デモの逮捕劇(十二人逮捕)で、逮捕された夫婦が、じつは旦那がフランス人だったということです。これで、日本国内の恥が、海外にまで知れ渡ることになる。しかも当事者は、いままさに、同じ原発問題を抱えているフランス人。(偶然でしょうが、じつに象徴的ですな)

■夫婦二人は、福島原発の作業員の格好をしてデモに参加していたので、外人&女性であることが、警官にわからなかったらしい。マスクを無理矢理剥いでから、びっくり。しかし、このちょっとした仮装アイディアにより、「不当逮捕」「右翼による暴行と、現行犯スルー」問題が、よりクローズアップされてしまうきっかけになった。日本の警察と右翼の癒着という深~い問題も、ここから透けて見える。
(仏文専攻のどなたか、字幕つけませんか?)

■奥さんの小野さんは、右翼(「ウジ虫は日本から出ていけ~」と怒鳴っている連中)の一人にに蹴られたのに、婦人警官にはまったく無視された。暴行の事実はあるのに、婦人警官は問題視しなかったことが、岩上氏インタビューではっきりしてしまった。「落ちついて。落ちついて」を繰り返すのみ。もともとボキャブラリーが足りないのか。馬ッ鹿みたいだね。
       
                 *

この東京都というのは、
警察の目の前で、暴行の現行犯があっても、
被害者が、「落ちついて、落ちついて」と警官にいわれるだけで、
逮捕されない都市だったんですね~。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ぜんぜん暴徒化していないデモ隊を、まるで暴徒集団であるかのようなイメージで、翌日報道した新聞・メディアも問題です。

■市民デモを、醜悪な日本語で挑発していた、暴力集団(右翼?)の正体も、ちゃんと調査されるべきでしょう。



     まったく、ひでえ~国に、成り下がったもんだぜ。

■けものみち民主主義…。恥ずかしい「右翼←警察」の連係プレイ

2011年09月15日 | 日記
あの黒幕・児玉誉士夫の手法が甦る。

■先日の911新宿反原発デモ、とんでもないことが起こっていたのですね。
逮捕者が出たというのは、聞いていたものの、その内容を調べるでもなく、
うっかりしていた。

よくよく見ると、これが、怖ろしいことになっている。
というか、警視庁、これ完全に、違法行為、権力犯罪をやってますよ。
詳しくは、以下の岩上安身さんのIWJ動画が、的確に伝えています。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=vIiib14h1Ow#!



うーむ、岩上氏、最近、帽子を被っているなァ。
いまいち、にあってない。
……なんてことは、どうでもよろしい。

この女性Oさんがいっていることをまとめると、

●Oさんと旦那と友達と、911新宿原発デモを見に行った。
●右翼がしきりに市民デモを挑発している。市民を「犯罪者」よばわりしている。
(この辺からすでにおかしい。民族派のくせに、顔がどっち向いてるのさ?)
●警察がデモを取り囲んでいる。
●Oさんの旦那が右翼に反論したら、警察が旦那を取り囲んだ。
●旦那は、車に乗せられる。
●Oさんも、婦人警官に囲まれて、それぞれ別の警察の車輌に乗せられた。
●そのときに、Oさんは右翼に脇腹を蹴られた。(暴力発生!)
●Oさんが抗議すると、婦人警官は「落ちついて、落ちついて」といって無視。
●そのまま彼女と旦那は、別々の車輌へと押し込められ、新宿署へ。


■この、Oさんが右翼の「脇腹蹴り」暴力に抗議すると、婦人警官が「落ちついて、落ちついて」といってスルーするあたり、興味深い。
もう最初からシナリオが決まっていて、発注仕事だったとしか、考えられませーん。
警察からすると「いつも、お世話になってます。ま、ほどほどに」てことでしょうね。
だから、逮捕しない。

          この瞬間の動画、誰か撮してないだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・
逮捕容疑、不明。暴力あり。
結局、右翼にわざわざ挑発させておいて、逮捕容疑は不明なまま、逮捕したということですね。しかも右翼に暴力までふるわせて。どうせ、この番犬ニセ右翼、日本人じゃないんだろーね。例によって、金さん、朴さん、李さんが、日の丸振り回してるのか。


■911新宿原発デモ・不当逮捕

http://youtu.be/RKmMUJUpo5U

http://www.youtube.com/watch?v=RKmMUJUpo5U&feature=related



■それがあたかも「一部の過激な市民デモ隊が、暴走した」かのように
メディアでは伝えられているけど、実体は全然違う。
日本の、なんちゃって植民地インチキ民主主義も、
とうとうここまで腐ってきた。

児玉誉士夫を使って、デモ潰しをした時代にまで劣化した平成民主主義

まるで安保闘争のときにやった手口と一緒。
「警察が右翼を使う」という禁じ手。
検察の内部告発しようとしたら冤罪で逮捕されてしまった元大阪高検の三井環さんだったら、これを「けものみち」というんだろうなあ。
右翼と警察の連携プレイ、ぱればれだもの。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   以下は、1960年安保闘争当時の市民デモ弾圧の手法

ヤクザと右翼団体がデモ隊を襲撃して多くの重傷者を出し、機動隊が国会議事堂正門前で大規模にデモ隊と衝突し、デモに参加していた東京大学学生の樺美智子が圧死。中継をしていたラジオ関東の島碩弥も警官に警棒で殴られ負傷する。」wiki安保闘争
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E9%97%98%E4%BA%89

   その背景には、以下の意図↓があったわけですね。

「岸信介は、警察と右翼の支援団体だけではデモ隊を抑えられないと判断し、児玉誉士夫を頼り、自民党内の「アイク歓迎実行委員会」委員長の橋本登美三郎を使者に立て、暗黒街の親分衆の会合に派遣。松葉会会長・藤田卯一郎、錦政会会長稲川角二、住吉会会長磧上義光、「新宿マーケット」のリーダーで関東尾津組組長・尾津喜之助ら全員がデモ隊を抑えるために手を貸すことに合意した。

■さ~すが、A級戦犯の岸紳助。
いや、もとい。岸信介。
満州国高官として、馬賊だの大陸浪人だの阿片マフィアだのを、
顎で使ってきただけの悪知恵はありますな。

今回も、岸の時代の市民デモ弾圧と、まったく同じ手口を使ったらしい。
誰かが、「デモ隊を抑えるために手を貸すことに同意した」というわけですかね。
つまり、政治家が、右翼・ヤクザを動員して、市民運動の盛り上がりを押さえにかかるという、民主国家とはいえない、恥ずかしい手法が、平成のいまも白昼の妖怪のようにまかり通っている。

■民主主義の国家でこんなことができるんですか。
警視総監の国会証人喚問モノじゃないの、この憲法違反行為は。
http://togetter.com/li/187237


■児玉誉士夫は、いわずと知れたロッキード事件で、有名になった右翼・ヤクザ界のフィクサーですね。戦中は、中国で脅して鉱山や金塊を奪い取って、戦後はその金を用いて、アメリカCIAに命じられて、「自民党」を作った。
そのあげく、用済みになって、ロッキード事件で、田中角栄といっしょに、ポイ!

    もー、「けものみち民主主義」としか、いいようがない。
      なんてうら悲しい国でしょ、いまの日本は…。



■「冤罪だ」「何の容疑で逮捕したの!」と詰め寄られても、
何も答えられない警察官たち。
警官いわく「だってそんな応答マニュアル、教わってないもーん」

http://www.youtube.com/watch?v=d7ngzo7dufM&feature=related


■しかし、野田首相は「中長期的には原発への依存度は可能な限り引き下げていく」といってるはずなんだけどね。
となると、今回の警視庁の動向は、「都」の意向で動いている??
おいおい…。


日本国憲法第21条

1. 集会、結社及び言論、出版その他
  一切の表現の自由は、これを保障する。
2. 検閲は、これをしてはならない。
  通信の秘密は、これを侵してはならない。









■保坂区長、東京オリンピック誘致は、賛成ですか。反対ですか?

2011年09月01日 | 日記

2020年、東京オリンピックを、誘致しよう!
しかし……東京都の借金は、実は大阪府よりも
大きいのだそうである。


■東京都借金時計
http://www.geocities.jp/mkqdj167/toukyou.htm


  都全体では15兆円以上。個人では120万弱。

■何でこんなに借金が増えたの?
誰がお金借りたの?
ということになりますが、これは、バブル時代に調子に乗っていろいろ手をつけてしまったおかげですね。
臨海副都心とか、テレコムセンターとか、例の第3セクター系ですね。
あの、借金まみれの。
これで1兆円前後の穴とか。

となると、これは増税するか、国に何とかしてもらう、しかない。
というわけで、出てきたのが東京オリンピック構想。


■バブル時代の借金の尻ぬぐいをするには、大型プロジェクトが必要だという論理です。つまり、国家的なお祭りをやれば、国から補助金が出る。
しかし、その国って、疲弊しまくったいまの日本、
放射能まみれ、東北の農業や漁業、自動車生産拠点が壊滅してしまった、いまの日本……ですよね。
(まさか、お隣の黄色い大国や、唐辛子色の小国に国債買ってもらう……のではないだろうね)

■つまり、臨海地区の整備、第3セクターの土地の売買、交通アクセスの大規模整備によって、一挙に大胆に、借金を何とかしよう、という寸法らしい。

■環状線の整備計画の中に、下北沢再開発計画で、ブティック街の真ん中を強引に貫く「補助54号線」「10号線」も入るわけですね。

つまり、2020年東京オリンピック誘致と、下北沢再開発計画は連動している。


マーケット内にあった竹中直人ゆかりの店
「うさや」も駅前再開発で、消滅

       

 身売りする東京?

■しかしこれって、国からの財政支援というけれど、多重債務に陥った貧乏人が、
破綻寸前のサラ金から、金借りるようなものなのでは?
ひょっとして最後は、腎臓や、肝臓を、売らなければならなくなるのでは?
つまり、東京都の一等地や、大切な水資源を、中国や他の国に売り渡すような未来になるのでは?

■しかも、またしても電通を使って大々的にやるであろう宣伝費は、元が取れるかどうかわからない。
すでにオリンピック誘致(失敗)に、これまで幾らつぎ込んでいるのか、メディアはさっぱり追究しない。
腰巾着のテリー伊藤は、さっぱり質問しないしね。(昨年の年末の官房機密費問題のとき、やたらヒステリックになって、目をきょときょとさせて、情緒不安定になっていたが)
ほんとうに、日本のメディアは、何のためにあるのかわからない。    

   そして、世田谷区の下北沢は……東京都の中に、あったんです。


というようなわけで、

 
保坂展人世田谷区長、
東京オリンピック誘致に、賛成ですか、反対ですか?



東京都HP
http://www.metro.tokyo.jp/

保坂展人のどこどこ日記
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/


『下北沢路地裏ツアー』
http://p.booklog.jp/book/21739







■東北再生は、EM・微生物軍団が「鍵」!?

2011年08月31日 | 日記



本日は、こちらを更新したです。
東北再生は、EM・微生物軍団が「鍵」!?
そうだ、新しき村へ行こう>←クリック!



「そうだ、新しき村へ行こう!」【抜粋】
4月以来のEM散布による放射能除洗効果を、グラフで知りたい
■善意のボランティアの方たちの支援結果が、その後、どのような形となって現れているか、ぜひとも知りたいと思います。
東北各地において、EM散布された放射能濃度の変化を計ったグラフが、ネットで自由に閲覧できるようになれば、あとはその洗浄方法は、それこそ野火のように伝わるのではないでしょうか。


参考
チェルノブイリ被害者14才少女、ほしい物は?「モルヒネ」
↑クリック!

「2011年5月1日現在、日本の子どもたちが通う福島県の幼稚園・小・中学校で暫定基準とされた放射線の年間被曝許容量は、ウクライナで強制避難地域と された土地で年間に被曝する放射線量の4倍です。このままでは、チェルノブイリの被曝の悪夢が、日本で再現されてしまいます。 」










■鉄でできた「絵本」の世界。甲斐荘暁子さんのオブジェ

2011年08月30日 | 日記


「SPARK!」展のエントランス


スペース・ユイの入口に控えていた亀

重たくて愛らしい鉄の動物たち
■現在、外苑前のスペース・ユイで開催されている甲斐荘暁子さんの作品展「SPARK!」に行ってきました。http://spaceyui.com/


甲斐荘さんは、鉄という素材を使って、花や蝶やカブトムシから、熊や虎などの猛獣まで作ってしまう「鉄」のオブジェ作家です。
彼女の作品を目にすると、われわれが普段抱いている「鉄」の概念が変えられてしまいます。

うさぎ。ちよっと宇宙人のような不思議なキャラ。
近づいて見ると、銀と黒のデコボコした鉄の素材感がよく出ています。



鉄への先入観を、ぐにゃりと変える作品
■「鉄」は、車や船舶などの工業や建築物を作る素材であり、重工業の基本であり、さらには、ヒッタイトの鉄器時代以来、武器の材料でもあり…。

といったような冷たくものものしいマテリアルだと思いがちですが、このアーティストは、それとは逆の世界を見せてくれます。
つまり、ぬいぐるみや絵本のような世界を「鉄」でつくったらどうなるか――という実験です。




鉄は懐かしくて、温かい。
■鉄って、われわれの血液の中にも潜んでいるわけですね。つまり赤血球の中の酸素を運んでくれるヘモグロビン(Fe)として。
ホウレンソウには鉄分が多くて健康によいとか。
中華鍋がよいのは、そこから鉄分が吸収できるからとか。
(真偽のほどはわかりませんけど)

「鉄」は酸素と熱をもたらしてくれる。生き物は、鉄がなければいきてはいけない。
鉄って、冷たいどころの話ではないのですね。

    つまり、われわれの「命」の中に、「鉄」はある。



宝箱の上を這う「でんでん虫」たち。その光沢に注目。

鉄のオーラ。虹色の詩
■これらのオブジェを作った甲斐荘さんは、一見、華奢な女性なので、どこから、こんな重たい作品を創作する力が湧いてくるのかと、不思議に思います。
ただ、実際に作品を見ていると、ほかの金属や、他の素材ではなく、どうしても「鉄」でなければならないと思わせる説得力があります。
ジュラルミンでも、アルミでも、チタンでもなく、鉄。

特に、「鉄のマチエール」ともいうべき、虹色の光沢は、水に波紋を描いている油の彩りを思わせる独特の味わいがあります。
昆虫のオブジェには、その味わいがふんだんに生かされています。


■「鉄」へのこだわりは、このアーティストのとても深いところから来ているものかも知れません。アトリエ(つまりは鉄工場!)では、この夏も汗だくになりながら、物凄い火花を散らし、溶接しているそうです。



タイガーなのに、猫パンチ




実は私は、こちらのようなファーム空間に、こんなアートやオブジェがあったら楽しいだろうと思うわけです。
http://grassmoon.at.webry.info/「そうだ、新しき村へ行こう!」

●管理者・小説創作系サイト
http://p.booklog.jp/users/grasshouse









■下北沢再開発。開かれていなかったシンポジュウム

2011年08月29日 | 日記


下北沢再開発についてのシンポジュウム

■8月28日(日曜日)、下北沢再開発についてのシンポジュウムに行ってきました。
「区長とともに考える シモキタらしい駅前広場と街づくり」
住民参加型の行政を掲げて当選した保坂展人区長も登場という、ある意味では画期的なタウンミーティングです。
アレイホールという北口の横浜銀行向かいのスペースに、ぎっしりと参加者が集まり、立ち見も出るという盛況ぶり。いかに「下北沢再開発」問題が、内外の関心を集めているのかが伺えます。

●参加者は、保坂展人(世田谷区長)、柏雅康(しもきた商店街振興組合理事長)、服部圭郎(明治学院大学経済学部教授)、大友良英(ミュージシャン)
●下北沢再開発問題とは
<http://www.stsk.net/situation/index.html
/a>
●保坂展人のどこどこ日記
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/

いささか失望の内容。閉じられたディスカッション

■北口勢力と南口勢力との微妙な対立などがあって、これ自体はよくある町の勢力図的な問題として面白かったのですが、パネラーたちの意見を聞いていくにつれ、次第に何かストレスのようなものがたまってきました。

■司会者、パネラーの口からは、「開かれたラウンドテーブル」的なディスカッション、ミーティングなどという言葉が飛び交うものの、結局、最後の最後まで、この集会には当日会場参加者の「質疑応答」時間が設けられてなかったのです。これはかなり意外な構成でした。


マイクを持って話す保坂展人世田谷区長

何か月か前に行った、「新区長に区民の意見を届けるための『下北沢の道路計画と駅前広場計画についてのアンケート』の結果報告――はいいのですが、その結果を会場で報告するだけで、会場参加者からの生の「意見」「質疑応答」の時間はまるで設定しないというのは、じつに不思議な構成です。
参加者は、皆、それなりに下北沢の今後に関心があり、現状がどうなっているか、すでに変えられてしまった部分、とりかえしのつかない部分とは何なのか、いまだ(再開発計画で)可変的ではない部分はどこか、どのように計画を変更していけるのか、その辺のアウトラインを、聞きたいのです。質疑することで、ライブで再確認したいのです。

■世田谷区から「市民=行政」という、何か革新的な行政のスタイルがモデルケースとして生み出されるのではないかという機運がある中、その盛り上がりに鈍感なまま、「雛壇に並ぶパネラー+大人しい観客」という、あいかわらず変わり映えのしない、ありふれた日本のタウンミーティング風景がひろがっているだけ……というのは、あまりにも虚しすぎます。

聞けば聞くほど「まったくやらない方がいい再開発」。
しかし結論はいつのまにか、「どのような再開発をやるべきか」??


■前半で服部圭郎氏により詳細に説明されたのは、「下北沢の魅力とは何か」。「下北沢で残すべきもの」。路地の魅力、小さな店舗の町並み、雑多な文化……よくいわれていることであり、これには異論はありません。
しかし聞けば聞くほど「まったく再開発しない方がよいのではないか」と思わざるをえないのです。ただし、シモキタボイスによる市民アンケート調査用紙からは、いつのまにか「白紙撤回」という選択肢は消去されていて、補助54号線の開発工事は「いますぐには必要がない」という項目から始まっています。「工事は中止」の項目はあらかじめ消されていて、「いますぐには必要がない」から始まっている奇妙な項目群。
これは、巧妙な「仕掛け」ではないでしょうか。論理のすり替えではないでしょうか。一体、何に気を使っているのでしょう。

司会進行にも問題あり。そつなくまとめるだけでは時代遅れ

■司会進行者(弁護士らしい)は、区長を呼び出すのが精一杯で、何とかそつなくまとめようとしているところだけが目立ち、パネラーと参加した市民相互の双方向のコミュニケーションという可能性を、まったく考慮していないようでした。

自民党の密室政治、そして民主党の菅直人政権の脆弱ぶりへの苛立ちから、国民、市民は、自分たちで何とかしなければ、この生活圏そのものが崩壊するという危機感の中で生きています。そのような時代において、いままでとまったく同じような「雛壇に並ぶパネラー+大人しい観客」をそつなく演技的に、優等生的にまとめるだけでは、市民の意志を反映させているとはいえないと考えます。

■好意的に考えれば、今回の「区長とともに考える シモキタらしい駅前広場と街づくり」は、以前のような行政主宰のミーティングではないのであり、世田谷区長をこの場に呼び出すのことだけでも精一杯なので、そこを評価しろ、ということかも知れません。

むろん、私もそれは、大いに評価されるべきだと思います。
また、参加した保坂区長も、先代のいかにも官僚的な熊本区長に比べれば、はるかに市民・区民の側に立った首長だといえるでしょう。それだけに、一般からの期待も大きいのです。

それはしかし、区民や都民に限りません。地方の知人友人などからも、下北沢再開発、および世田谷行政の改革に対する関心の強さを、ひしひしと今感じるのです。おそらくは、それだけいまの菅直人政権への嫌悪感と、閉塞感が強いのでしょう。
保坂世田谷行政への注目は、その反動だと思います。これは一種の「国政」なのです。

■しかしながら、保坂区長は、この会の直前に、ある新聞の取材を受け「(再開発計画を)白紙撤回するとはいっていない」と答えたといいます。これも問題です。彼は4月の選挙のときは、まるで白紙撤回もありうるかのような演説をしていなかったでしょうか。それとも「白紙撤回」のことをいっているのだと深読みし、勘違いした区民こそが、ナイーブすぎる馬鹿だということでしょうか。
確かに、われわれはいつも「自業自得」なのです。

……またか。
という失望感に襲われます。
この何ともいえない、何ともいえない、嫌ァ~な、無力感。
選挙のときだけ疑似餌が釣り下げられるマニフェスト詐欺は、さらに微妙に、巧妙になり、より洗練を加えた一種の「文化」にまで高められつつつあるのかも知れません。

原発問題と、かな~り、イメージがオーバーラップしてきます。
これは、ブラックジョークでしょうか。

かつては菅直人もまた、市民運動家ふうの演技をしていました。
薬害エイズ事件の頃は、それが何とか様になっていました。
しかし、保坂展人氏は、保坂直人氏になって欲しくないのです。

■「下北沢再開発問題」とは、日本人がどのような「町」つまり生存権、生存空間を確保していくかという問題です。これまでのような大企業による大量生産・大量消費・巨大道路・高層ビルに圧倒され、都市に疎外されながら、干涸らびた内面を抱えながら、毎年3万人の自殺者を出すような風潮を維持し続けるのか、もっと呼吸困難に陥らない自由な生活環境を創造しうるのか、という問題です。

■今後のモデルケースになるかも知れない世田谷行政だからこそ、やはりこれまでとは違った新たなシンポジュウム、タウン・ミーティングのスタイルの創造が、掛け声だけではなく、切実に必要なのではないかと思います。
「再開発」されるべきは、行政と市民の関係構造です。

<http://www.stsk.net//a>