動物愛護実践協会 『毛皮を着た場面を流した場合、視聴拒否運動』

SBSドラマ『ミダス』が、キム・ヒエが毛皮のコートを着て登場する場面が予定どおり放映されるという知らせに、動物関連協会は『テレビ局の前で抗議デモをする』としながら、断固として反発している。

新ドラマ『ミダス』でキム・ヒエは、富豪の娘ユ・インへ役を熱演している。
物議を醸している毛皮のコートは、２月23日に撮影し、４話のエンディングと５話のオープニングに登場する船上パーティの場面で登場予定。

これに対し動物愛護実践協会は、『主演女優のキム・ヒエさんが毛皮のコートを着た姿が画面上に映ることを懸念を示す書簡を、SBSに送った』と発表した。

また動物愛護実践協会は、『富を象徴する方法は他にもある。SBSで毛皮を着た場面を流した場合、視聴拒否運動も辞さない。』と表明した。

視聴者掲示板にも『数千万人が視聴するドラマで毛皮を着て登場するとは、キム・ヒエさんにがっかりだ』、『同局の別番組で毛皮に関する真実を告発したのに、どうしてドラマでは毛皮が着れるのか』、『常識ある公人が韓国に増えてほしい』など、毛皮を反対する世論が殺到した。

一方、１月30日、SBSの『TV動物農場』では、毛皮のために犠牲になった動物たちを扱った『あなたの着る毛皮の不都合な真実』を放送した。この日の放送では、『毛皮のために年間4000万匹の動物が殺される』とし、動物の皮を生きたまま剥ぐ現場を告発した。(写真:SBS)


2011/7/3