Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

演劇プロジェクト THE UP-ability-2nd 「恋のたちぎれ線香」

2017-04-08 | 映画・観劇


友人さっちゃんの演劇の舞台を見てきた



場所は、道頓堀ZAZA House というところ


中座くいだおれビルのB1







あの、くいだおれ太郎さんが入口にいる
(元気で太鼓をたたいてはります)






30分前に会場に行ってみると入場待ちの列ができていた








会場は150人ほどの客席のあるこじんまりとしたホールで
舞台と客席との一体感が感じられるところ








恋のたちぎれ線香(落語・たちぎれ線香より)






あらすじは・・・

若旦那はみなみの芸者小糸と恋仲になり、家に戻らないので
お決まりの勘当となるが、番頭の取り成しで百日の間、蔵に閉じ込められる

若旦那と相思相愛の芸者の小糸は連日のように文を送るが梨のつぶてだ
番頭が文をしまい込んで若旦那に見せないのだ

八十日目を最後に文は来なくなり、番頭は「色街の恋は八十日か」とつぶやき
胸を撫で下ろすとともにがっがりもした
もしも文が百日続けば二人の仲をなんとかしようと大旦那に相談するつもりでいたのだ
そして若旦那の百日の蔵住まいも終わった

蔵から出た若旦那はやっと小糸への熱も下がり、目が醒めたようで、今までの行状を反省する
番頭は小糸からの最後の文を若旦那に手渡す
それにはかすれて乱れた字で、「この状をご覧に相成りそうろう上からは
即刻のおん越しこれ無き節には、今生にてはお目にかかれまじく候」とある

驚いた若旦那は、蔵から出られたお礼参りに天神さんへ行くと言って家を出る
途中で伴の丁稚を巻いて、ミナミの小糸の家へ行くと、女将は仏壇を開けて白木の位牌を見せ
若旦那に恋い焦がれて文を出し続けたが、梨のつぶて、何の返事もなく
そのうちに飯が喉を通らなくなって病の床についた
やせ細った小糸は若旦那からこしらえてもらった三味線を弾きながら死んで行ったと語る

若旦那は線香を上げ、小糸に謝り、小糸を偲んで仏壇の前で酒を飲み始める
すると仏壇に供えてある三味線がひとりでに鳴り始めた
若旦那は涙を浮かべながら耳を傾けていると
「地唄の雪」を奏でていた三味線が途中でピタリと止まった


「それもそのはず、線香が立ち切れた」









最初のほうで、若旦那のことで親戚のおじさん・おばさんが集まって親族会議をする

京都のおじさんは、京へ連れて行って高瀬舟の綱引きをさせると言う
重労働ですぐに体を壊し死んでしまうと言う算段だ
丹波のおじさんは、田舎へ連れて行って野良へ出て牛を追わすと提案
言うことを聞かない牛の尻をけとばして、怒った牛の角に突かれて死んでしまうという寸法だ
兵庫のおばさんは、釣り好きの若旦那を嵐になりそうな日に須磨の浦に壊れかけた舟で釣りに出せば
舟が転覆してフカの餌食になって跡形なし、後腐れなし、葬式もなしで金もかからず万事好都合!


いちばんえげつない方法を提案した兵庫のおばさんが、友人のさっちゃんの役!

見事なコメディエンヌだった




笑いあり涙ありの面白い演劇だった



さっちゃん、すごいなぁ・・・
たくさんのセリフをよく覚えられるなぁ・・・

尊敬します(^_-)-☆


いつも案内ありがとうね~










くいだおれ太郎さんのいなくなった「くいだおれビル」は
お土産屋さんとして営業していて、インバウンドのお客さまで大賑わいで~す









ちなみに・・・、中座くいだおれビルに見覚えのある人があった





お正月にマグロをせり落とす人だ!!



すしざんまい道頓堀店でした(笑)























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