Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

特別展示 「加島屋と広岡浅子」

2016-03-15 | 好きなヒト・モノ


肥後橋の大同生命ビル2階メモリアルホールで開催されている
「大同生命の源流・広岡浅子の生涯」を見てきた














そもそも加島屋は徳川家光の頃、1625年尼崎の東難波村広岡家から西成郡加島村に
分家した林右衛門正教(初代・広岡久右衛門正教)が大阪で精米業をしたのが始まり

その後、両替商となり「加島屋」と屋号を名乗り、鴻池・三井と並ぶ富商と言われた



大阪でも指折りの両替商であった加島屋(加野屋)の分家、・広岡信五郎(白岡新次郎)に
17歳で嫁いできたのがドラマ「あさが来た」のヒロイン今井あさ


今井あさ/白岡あさのモデルは広岡浅子で、夫・広岡信五郎(白岡新次郎)の父が
8代目当主・加島屋久右衛門正饒(広岡正饒・ひろおかまさあつ)(ドラマでは白岡正吉)



嫁いで2年、広岡久右衛門正饒は幕末の混乱の中、1869年(明治二年)に亡くなり
9代目・広岡久右衛門正秋は25歳くらいだったので、浅子が幕末の混とんとする中
加島屋のかじ取りを手伝っていくことに・・・









大同生命ビルの入口横には、昔の加島屋の風景が






入口







2階に上がっていくと、入館受付票を記入する






一部を除いて、写真は自由に撮影できる







私が行ったのが昼過ぎ、たくさんの人たちが見学に来ている






その後、見学者はどんどん増えてきていっぱいに・・・





さまざまなパネルが展示されていて、とても分かりやすく見て回れる




私は、加島屋のビジネスがとても気になって熱心に見た






加島屋の奉公人のルールが興味深い





・幼い奉公人はよく躾決して叩かぬこと
・病気の時は薬を与え好きな食事を与える
・店が暇なときは午後から碁・将棋を許す


当たり前のようなことでも、なかなか他のところは厳しかったのではないかな
ちょっと愛情を感じられるような気がする













両替商から、銀行・紡績業・炭鉱と浅子の才覚で発展していく

そして生命保険事業へと続いていく





女性が社会の表舞台に出ることは極めてまれな時代にもかかわらず
浅子がやることに口出しせず、存分に活躍させた夫信五郎も素晴らしい人


家族のことも紹介されている






















浅子から見ると、娘の夫の妹の主人、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の旧本社ビルの
内外装の一部が再現されている








ビル正面の一番上の分が、現在のビルと隣のスターバックスのお店の境に保存されている









メモリアルホールの内装も見る価値あり


















旧ビルの跡地の土で作られた茶碗とぐいのみ







回遊式になっているところの最後の部分に浅子の生涯のVTRコーナー









見ごたえありの展示だった


9月まで延長されたとのことで、行ってみてはいかがでしょうか・・・










右手前の大同生命ビルの奥、フェスティバルホールのビルと、左側は旧朝日新聞ビル
だいぶ完成しています












文庫版 小説 土佐堀川 広岡浅子の生涯 (潮文庫)
古川智映子
潮出版社

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