ゴヨウツツジの会

愛子さまを敬愛しつつ皇室について学ぶ市民の集い

【天皇ご一家News2021/04】新着情報

2021-04-15 02:43:10 | 皇室ニュース
天皇皇后両陛下と敬宮愛子さまのニュースレポートです。詳細はコメント欄をご覧ください。

■両陛下、東日本大震災10年目の福島をオンラインでお見舞い(04/28)
 天皇皇后両陛下は4月28日、オンラインで福島県をお見舞いされました。東日本大震災から10年の節目に現地を訪れたいという両陛下の強い意向から計画されたもので、新型コロナウイルスのため、お住まいの赤坂御所からオンラインでの訪問となりました。
 内堀知事と面談して震災から10年の歩みを聞き取られた後、双葉町の伊澤町長や町民3人とも懇談されて労いの言葉をかけられました。両陛下は、2年前には東日本台風で被害を受けた本宮市を訪問されるなど、福島県内の被災地に心を寄せ続けておられます。


▲両陛下は被災地を直接訪問することが難しいことから、赤坂御所からオンラインで福島県の内堀知事と面会し、震災から10年の歩みを聞き取られた。


▲当初2月にオンライン訪問を予定していたが、福島県内で最大震度6強を観測した地震のため見合わせていた。


▲双葉町の伊澤町長や町民3人とも懇談され、「避難先を転々とされて大変でしたね」「苦労されましたね」などと労いの言葉をかけられた。


▲双葉町民の話「両陛下のエネルギーをたくさんいただきましたので、また頑張っていこうという気持ちになりました」


▲2年前、東日本台風で被害を受けた本宮市を訪問された両陛下。福島県内の被災地に心を寄せ続けておられます。

 画像出所:福島テレビ 2021/04/28(水) 19:35配信の動画より

◎両陛下オンラインで福島訪問 被災者と懇談 日テレ2021/04/28(水) 19:28
https://www.news24.jp/articles/2021/04/28/07864215.html
◎天皇皇后両陛下 福島県の東日本大震災被災地をオンラインで訪問 TBS 2021/04/28(水) 19:15配信
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4256340.html
◎両陛下 オンラインで福島県の被災者をお見舞い  テレ朝 2021/04/28(水) 18:35
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000214473.html
◎天皇皇后両陛下 福島被災者見舞う オンラインでご訪問 FNN 2021/04/28(水) 19:16
https://www.fnn.jp/articles/-/176031
◎天皇皇后両陛下がオンラインで福島県を視察 東日本大震災から10年を迎えた被災者と懇談 福島テレビ 2021/04/28(水) 19:35配信
https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/?mode=detail&news_id=2021042800000008
◎両陛下が復興状況をリモートで視察(福島) KFB福島放送 2021/04/28(水) 18:20配信
https://www.kfb.co.jp/news/fukushima/index.php?id=202104281636
◎両陛下 震災10年で 福島県の復興状況をオンライン視察 NHK福島 2021/04/28(水) 18:24
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210428/6050014338.html

■島根県で開催予定の全国植樹祭にオンラインでご出席へ(04/27)
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期され、島根県で5月30日に開催予定の「全国植樹祭」について、天皇陛下がオンラインで出席されることになりました。皇后さまも体調に支障がなければ同席されます。
 お住まいの赤坂御所か皇居と同県大田市の式典会場をオンラインでつなぎ、陛下がお言葉を述べ、事前に送られた鉢に苗木を植える様子を会場に映すことが計画されています。四大行幸啓(植樹祭のほか国民体育大会、全国豊かな海づくり大会、国民文化祭)でオンラインを活用するのは初めて。

◎陛下、オンラインで植樹祭ご臨席へ 四大行幸啓で初めて 産経 2021/04/27(火)16:02
https://www.sankei.com/life/news/210427/lif2104270027-n1.html
◎天皇陛下、オンライン出席へ 島根の全国植樹祭 時事ドットコム 2021/04/27(火)16:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042700929&g=soc
◎島根県で開催の「全国植樹祭」 天皇陛下はオンラインで出席へ NHK 2021/04/27(火)18:52
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/k10013001521000.html

■両陛下、即位後初めて「みどりの式典」にご臨席(04/23)
 天皇皇后両陛下は5月23日、政府主催の「みどりの式典」に出席されました。一昨年までは上皇ご夫妻が出席されておい、去年は新型コロナウイルスの影響で中止されたため、両陛下が出席されるのは今回が初めてとなります。


▲「みどりの式典」は自然保護の研究などで顕著な功績があった人たちを表彰するもので、天皇皇后両陛下ご臨席のもと内閣総理大臣から「みどりの学術賞」が授与されます。


▲天皇陛下はコロナ禍であらためて緑について考える大切さを述べ、「緑を守り、育むために必要な技術や文化について、考えていくことも大切なことではないかと思います」などと述べられました。
 画像出所:テレ朝 2021/04/23(金)配信動画より

◎両陛下、初めて「みどりの式典」に出席 日テレ 2021/04/23(金) 19:22
https://www.news24.jp/articles/2021/04/23/07861402.html
◎両陛下「みどりの式典」に出席 即位後初めて テレ朝 2021/04/23(金) 19:30
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000213955.html
◎みどりの式典
https://www.cao.go.jp/midorisho/shikiten/index.html(内閣府HP)
◎みどりの学術賞
https://www.cao.go.jp/midorisho/gakujutsusho/index.html(内閣府HP)

■天皇ご一家、改修工事遅れる新御所を視察(04/13)
 天皇、皇后両陛下と愛子さまは4月13日午後、皇居を訪れ、改修工事中の新御所(旧吹上仙洞御所)を視察されました。工事は3月までに終わる予定でしたが、空調設備などの不具合が見つかり、5月まで遅れる可能性があるということです。改修後は天皇ご一家の新たなお住まいとなります。


▲改修工事中の新御所(旧吹上仙洞御所)視察のため皇居に入られる皇后さまと愛子さま(13日午後、皇居・半蔵門)
画像出所:2021/04/13 17:27配信の時事通信記事より

◎天皇ご一家、新御所を視察 改修工事に遅れ 時事通信 2021/04/13 17:27
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041300965&g=soc
◎天皇ご一家、半年ぶりにそろって外出…新たなお住まい「新御所」を視察 読売新聞 2021/04/13 23:38 
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210413-OYT1T50358/
◎両陛下と愛子さま、改修中の御所視察 6月ごろ引っ越し 朝日新聞デジタル 4/13(火) 19:10
https://www.asahi.com/articles/ASP4F61Y0P4FUTIL039.html

■天皇陛下がエリザベス女王に弔電、フィリップ殿下死去を悼み(04/12)

 宮内庁は4月12日、天皇、皇后両陛下がエリザベス女王の夫フィリップ殿下の死去を悼み、天皇陛下から女王宛てに弔電を送られたと発表しました。天皇陛下は1983~85年の英国留学中にフィリップ殿下と何度も会い、温かく接してもらったことを懐かしく思い出し、残念に思っているということです。
 皇室と英王室とは交流が深く、両陛下は即位後初の外国訪問として昨春に英国を訪れる予定でした。天皇陛下がフィリップ殿下に最後にお会いしたのは、2001年の英国訪問時だったということです。




▲英国留学時代、天皇陛下はフィリップ殿下と何度も会い、温かく接してもらったということです
画像出所:2021/04/12(月)17:58配信のテレ朝動画より

◎英・フィリップ殿下死去 天皇陛下が英女王に弔電 テレ朝 2021/04/12 17:58
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000212741.html
◎天皇陛下、英女王に弔電 フィリップ殿下の死去悼み 日経新聞 2021年4月12日 21:02
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE124T80S1A410C2000000/ 
◎天皇陛下、英女王に弔電=フィリップ殿下死去で 時事通信社 2021年4月12日 16:00
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20210412X350/
◎フィリップ殿下死去 天皇陛下が弔意 朝日新聞デジタル 2021年4月12日 20時16分
https://www.asahi.com/articles/ASP4D6KC0P4DUTIL02S.html
◎天皇陛下、英エリザベス女王に弔電…留学中にフィリップ殿下と交流 読売新聞オンライン 2021/04/12 20:20
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210412-OYT1T50143/
◎天皇陛下が英女王へ弔電 毎日新聞 2021/4/13
https://mainichi.jp/articles/20210413/ddm/012/040/102000c
◎陛下、英女王にご弔電 フィリップ殿下死去受け 産経新聞 2021/04/12 17:00
◎天皇陛下、英女王に弔電 フィリップ殿下死去で 共同通信 2021/04/12 15:32
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2021041201001838.html

■天皇陛下が恒例の「お手まき」、稲の種もみ2種を皇居の苗代に(04/06)
 天皇陛下は4月6日午前、皇居にある苗代に稲の種もみをまく「お手まき」をされました。
 昨秋収穫されたウルチ米のニホンマサリとモチ米のマンゲツモチの2種類を、縄で仕切られた四区画に約180粒ずつ丁寧にまかれました。
 秋に収穫されるコメは11月に行われる「新嘗祭」に、根付きの稲は伊勢神宮の神事に使われるということです。


▲陛下はジャンパーにウオーキングシューズ姿で、稲の種もみを丁寧にまかれた。


▲お手まきされたのは、去秋皇居で収穫された「ニホンマサリ」と「マンゲツモチ」。種もみは40日ほどで苗に育ち、5月に陛下が自ら田植えをされる。
画像出所:日テレ 4/6(火) 配信動画より

◎「お手まき」陛下による皇居での稲作始まる  日テレ 4/6(火) 15:30
https://www.news24.jp/articles/2021/04/06/07851509.html
◎天皇陛下が種もみまき ことしの豊作願い...FNN 4/6(火) 16:06
https://www.fnn.jp/articles/-/165737
◎天皇陛下、稲の種もみまかれる 約700粒を苗代に テレ朝 4/6(火) 15:11
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000212111.html
◎天皇陛下 皇居で種もみまき NHK 2021年4月6日 13時58分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210406/k10012958721000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_058

■愛子さま、1年延期の学習院大オンライン入学式にご参加(04/03)
 学習院大学文学部日本語日本文学科に昨年入学され、今年2年生になられた敬宮愛子さまは、4月3日、新型コロナウイルスの影響で1年延期して開かれた入学式に、オンラインで参加されました。
 入学式は感染防止のため、学科ごとに教室や自宅などから視聴する形で行われました。愛子さまは両陛下と相談し、侍医の意見も踏まえて、お住まいの赤坂御所からオンラインで参加されたということです。


▲愛子さまのオンライン入学式参加を伝えるニュース画面(画像は去年10月)


▲愛子さまのオンライン入学式参加を伝えるニュース画面(画像は去年11月)
画像出所:FNN 4/3(土) 18:03配信動画より

◎愛子さま オンライン入学式に コロナの影響で1年遅れ FNN 4/3(土) 18:03
https://www.fnn.jp/articles/-/164593
◎愛子さま 1年遅れで大学のオンライン入学式に参加 テレ朝 4/3(土) 16:12
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000211903.html
◎愛子さま オンラインで大学入学式 新型コロナ影響で1年遅れ NHK 4/3(土) 11:03 
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210403/k10012954021000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_057
◎愛子さま 1年遅れの学習院大入学式に参加 日テレ 4/3(土) 14:35
https://www.news24.jp/articles/2021/04/03/07850162.html

■陛下が新侍従長を認証、小田野氏から別所氏へ側近トップがバトンタッチ(04/01)
 4月1日、元国連大使で侍従次長を務めた別所浩郎氏は、天皇陛下から認証を受け、宮内庁の侍従長(天皇ご一家の側近トップ)に就任しました。認証式を終えた同日夜の記者会見で別所氏は、「少しでもお役に立てればと思いますし、力の及ぶかぎり誠心誠意尽くして参りたい」と抱負を語りました。退任した小田野展丈前侍従長は、在任中印象深かったこととして「即位礼正殿の儀」で台座にのぼられた天皇陛下の姿を「誇らしくありがたく感じ入った」と語るとともに、コロナ禍での両陛下の姿に触れ「国民の苦しみをわが事のように受け止めているご立派な姿に感激して間近で仕えて参りました」などと振り返りました。


▲天皇陛下から認証を受ける別所浩郎侍従長(4月1日午後、皇居・宮殿「松の間」)
画像出所:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/p?id=20210402083443-0037457223

◎宮内庁 新しい侍従長に別所浩郎氏が就任「誠心誠意に」と抱負 NHK 2021/4/02(金)4:07
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210402/k10012951511000.html

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陛下が別所新侍従長の認証式に臨まれました! (anima mea)
2021-04-15 03:19:29
◎宮内庁 新しい侍従長に別所浩郎氏が就任「誠心誠意に」と抱負
2021年4月2日 4時07分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210402/k10012951511000.html

天皇ご一家の側近トップの宮内庁の侍従長に元国連大使で侍従次長を務めた別所浩郎氏が就任し、新任の抱負を語りました。
1日、認証式を経て新たに侍従長に就任した別所氏は、1日夜の記者会見で「天皇皇后両陛下は、今までの天皇のなさり方を踏まえつつ、その時々に合った象徴天皇のふさわしいなさりようを考えて行動されている。そのために少しでもお役に立てればと思いますし、力の及ぶかぎり、誠心誠意尽くして参りたい」と抱負を語りました。
そして、コロナ禍での天皇陛下の活動について「感染症の一刻も早い収束を願うと同時に、国民の一人ひとりが苦労を分かち合い頑張っていく中で、明るい未来がやってくるんだというお気持ちで務めを果たしていかれると思う」と話しました。
一方、退任した小田野展丈前侍従長は「お代替わりという歴史的な出来事にお仕えすることができたことは、身に余る光栄なことでした」と述べました。
そして、印象深かったこととして、「即位礼正殿の儀」で台座にのぼられた天皇陛下の姿を「誇らしくありがたく感じ入った」と語るとともに、コロナ禍での両陛下の姿に触れ「国民の苦しみをわが事のように受け止めているご立派な姿に感激して間近で仕えて参りました」などと振り返りました。

◎天皇陛下から認証を受ける別所侍従長 時事ドットコム 
https://www.jiji.com/jc/p?id=20210402083443-0037457223
(天皇陛下から認証を受ける別所浩郎侍従長(手前右)=1日午後、皇居・宮殿「松の間」)
敬宮愛子様がオンラインで1年遅れの入学式に臨まれました! (anima mea)
2021-04-15 03:21:01
初回投稿日時>2021-04-03 20:33:52
◎愛子さま オンライン入学式に コロナの影響で1年遅れ
4/3(土) 18:03配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/164593

天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは3日、新型コロナウイルスの影響で1年遅れとなった、学習院大学の入学式にオンラインで参加された。
新2年生対象の入学式は、感染対策のため、学科ごとに教室や自宅などから視聴する形で行われ、愛子さまは、両陛下と相談し、お住まいの赤坂御所からオンラインで参加されたという。

◎愛子さま 1年遅れで大学のオンライン入学式に参加
4/3(土) 16:12配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000211903.html

大学2年生になられた天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは3日、1年遅れの入学式にオンラインで参加しました。
愛子さまは学習院大学文学部日本語日本文学科の2年生になられました。
入学した去年は新型コロナウイルスの影響で入学式が行われなかったため、大学は今年の入学式を新2年生も対象にし、愛子さまはお住まいからオンラインで参加されました。
入学式は30分ほどで、学習院長の祝辞や新入生代表による宣誓などがあったということです。
愛子さまは去年10月、大学の施設などを紹介するガイダンスに参加するため初めて登校しましたが、対面の授業は行われず、お住まいでオンラインで授業を受けられてきました。

◎愛子さま オンラインで大学入学式 新型コロナ影響で1年遅れ
2021年4月3日 11時03分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210403/k10012954021000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_057(お写真のみ)

天皇皇后両陛下の長女の愛子さまは3日、新型コロナウイルスの影響で1年遅れて行われた学習院大学の入学式に、オンラインを使って臨まれました。
愛子さまは、去年4月、学習院大学文学部の日本語日本文学科に進学しましたが、感染拡大のため入学式は中止され、オンラインで授業を受けられてきました。
こうした中、3日午前、東京・豊島区の学習院大学で、去年入学した学生たちのための入学式が行われ、愛子さまは、お住まいの赤坂御所からオンラインを活用して臨まれました。
式典では、学長が祝意を述べたあと、学生の代表があいさつしたということで、愛子さまは、同時配信された映像で式典の様子をご覧になったということです。
学習院大学は、今年度は、感染防止対策を徹底しながらオンラインだけでなく対面での授業も行っていきたいとしています。

◎愛子さま 1年遅れの学習院大入学式に参加
4/3(土) 14:35配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2021/04/03/07850162.html(動画や写真はありません)

学習院大学で、3日、入学式が行われ、天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは、お住まいからオンラインで、1年遅れの入学式に参加されました。
学習院大学は3日午前、新型コロナウイルスの感染拡大のために入学式が行われていなかった2年生を対象にした入学式を開催しました。
感染症対策のため、2年生は、指定された教室に分かれて、式典映像を視聴する形で行われ、外からも参加が可能となっていました。愛子さまは、ご両親である天皇皇后両陛下と話し合い、侍医の意見も踏まえて、お住まいの赤坂御所からオンラインで参加されたということです。
去年、学習院大学の文学部日本語日本文学科に入学した愛子さまは。オンラインでの授業が続き、登校されたのは1度だけでした。
天皇陛下が春恒例の「稲の種もみまき」を行われました! (anima mea)
2021-04-15 03:21:58
初回投稿日時>2021-04-06 19:35:21
◎「お手まき」陛下による皇居での稲作始まる
4/6(火) 15:30配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2021/04/06/07851509.html

天皇陛下による皇居での稲作が、今年も始まりました。
天皇陛下は6日午前、皇居にある苗代に籾をまく、「お手まき」を行われました。育てられるのは、今年も、ウルチ米のニホンマサリとモチ米のマンゲツモチの2種類です。
ジャンパーにウオーキングシューズ姿の陛下は、小さなかごに入った種もみを区画に均等になるよう丁寧にまかれていました。皇居での稲作は昭和天皇から続く恒例行事で、陛下は、日本の農耕文化の中心である稲作を大切に思われているということです。
種もみから育った苗は、陛下が自ら水田に植えられ、秋に収穫されるコメは、宮中祭祀の「新嘗祭」に使われる他、根付きの稲は、伊勢神宮の神事にも使われます。

◎天皇陛下が種もみまき ことしの豊作願い...
4/6(火) 16:06配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/165737

天皇陛下は、2021年の豊作を願い、稲の種もみをまかれた。
ジャンパー姿の陛下は、6日午前11時ごろ、皇居内の苗代に到着された。
稲作は、昭和天皇が始めたもので、上皇さまから陛下へと引き継がれ、その年の豊作を願い、種もみをまくところから、稲の刈り取りまで取り組まれている。
陛下は、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチの種もみを、マスク姿の側近から受け取り、土の上に丁寧にまかれた。
種もみは、およそ40日で苗に育ち、陛下は、5月に自ら田植えをされ、秋に収穫した米は、宮中祭祀(さいし)などに使われる。

◎天皇陛下、稲の種もみまかれる 約700粒を苗代に
4/6(火) 15:11配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000212111.html

天皇陛下が皇居で稲の種もみをまかれました。
まかれたのは、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチの2種類です。
陛下はジャンパーにズボン姿で腰をかがめ、かごに入った約700粒の種もみを苗代に丁寧にまかれていました。
皇居での稲作は、農家の苦労を感じるために昭和天皇が始められました。その後、上皇さま、陛下へと引き継がれています。
おととしは上皇さまが種もみまきを、陛下が田植えと稲刈りをされました。
収穫された米は、皇居の中で行われる祭祀(さいし)で使われます。

◎天皇陛下 皇居で種もみまき
2021年4月6日 13時58分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210406/k10012958721000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_058

天皇陛下は6日、皇居の中にある苗代で稲の種もみをまかれました。
皇居での稲作は、昭和天皇が農業の奨励のため始めたもので、おととしの皇位継承によって上皇さまから受け継いだ天皇陛下が行われています。
天皇陛下は6日午前、ジャンパーにズボン姿で皇居の中にある苗代に出向かれました。
そして、苗代の前にしゃがんで、縄で仕切られた30センチ四方の区画ごとに種もみをおよそ180粒ずつ丁寧にまかれていました。
まかれたのは去年の秋、皇居で収穫されたうるち米の「ニホンマサリ」ともち米の「マンゲツモチ」の2種類で、天皇陛下は、これらの苗を使って来月田植えをされ、秋に収穫されるコメは11月に皇居で行われる新嘗祭(にいなめさい)などで使われることになっています。
天皇ご夫妻がエリザベス女王に弔電、フィリップ殿下死去悼み (index)
2021-04-16 00:55:53
◎英・フィリップ殿下死去 天皇陛下が英女王に弔電 テレ朝 2021/04/12 17:58
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000212741.html
 イギリスのフィリップ殿下の死去で天皇陛下が弔電を送られました。弔電は12日にエリザベス女王宛に送られ、皇后さまのお気持ちも込められているということです。

 天皇陛下は皇太子時代にイギリスのオックスフォード大学に留学されています。宮内庁は陛下のご様子について「天皇陛下にはご留学中、フィリップ殿下に何度もお会いし、その度に温かく接して下さったことを懐かしく思い出しておられ、お亡くなりになったことを残念に思っておられます」と発表しました。上皇ご夫妻も12日、弔電を送られています。

◎天皇陛下、英女王に弔電=フィリップ殿下死去で 時事通信社 2021年4月12日 16:00
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20210412X350/
 天皇、皇后両陛下はエリザベス女王の夫フィリップ殿下の死去を悼み、天皇陛下から女王宛ての弔電を送られた。宮内庁が12日発表した。皇室と英王室とは交流が深く、両陛下は即位後初の外国訪問として昨春に英国を訪れる予定だった。

 同庁によると、天皇陛下は1983~85年の英国留学中に殿下と何度も会い、温かく接してもらったことを懐かしく思い出し、残念に思っているという。最後に会ったのは、2001年の英国訪問時の面会だった。
 上皇ご夫妻も同日、弔電を送った。女王夫妻と古くから親交があり、在位中の12年には、女王即位60年を祝うためにご夫妻で英国を訪れた

◎フィリップ殿下死去 天皇陛下が弔意 朝日新聞デジタル 2021年4月12日 20時16分
https://www.asahi.com/articles/ASP4D6KC0P4DUTIL02S.html
 英国のエリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ殿下が死去したことを受け、宮内庁は12日、天皇陛下がエリザベス女王に弔電を送ったと発表した。上皇ご夫妻も同日、女王に弔電を送った。皇室と英国王室のゆかりは深く、フィリップ殿下は昭和天皇、上皇さま、天皇陛下と3代にわたって交流した。

 天皇陛下は浩宮時代の1983~85年に英国に留学した。同庁によると、陛下は温かく接してくれた殿下を懐かしく思い出し、死去を残念に思っているという。上皇さまも53年に女王の戴冠(たいかん)式に出席して以来、殿下と交流を深めてきた。殿下も86年に来日し、皇居で昭和天皇、上皇ご夫妻、天皇陛下と昼食をともにした。

 英王室は新型コロナウイルスの感染防止のため、王室関係者などだけで葬儀を行うことを検討しているといい、皇族方が同国へ弔問する予定はないという。(杉浦達朗)

◎天皇陛下、英エリザベス女王に弔電…留学中にフィリップ殿下と交流 読売新聞オンライン 2021/04/12 20:20
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210412-OYT1T50143/
 宮内庁は12日、英国エリザベス女王の夫のフィリップ殿下が99歳で亡くなったことを受け、天皇陛下と上皇ご夫妻が女王に弔電を送られたと発表した。

 天皇陛下は1983~85年の英国留学中からフィリップ殿下と交流。2001年5月の英国訪問では、女王夫妻の招きでテムズ川でクルーズを楽しみ、ウィンザー城で英王室に伝わる秘蔵コレクションを観覧された。同庁の池田憲治次長は12日の定例記者会見で「陛下は留学中、フィリップ殿下に何度もお会いし、温かく接してくださったことを懐かしく思い出しておられ、お亡くなりになったことを残念に思っておられます」と述べた。 上皇さまは1953年のエリザベス女王の戴冠たいかん式をはじめ計8回、英国を訪問し、フィリップ殿下とも親しく交流されてきた。

◎天皇陛下が英女王へ弔電 毎日新聞 2021/4/13
https://mainichi.jp/articles/20210413/ddm/012/040/102000c
 宮内庁は12日、エリザベス英女王の夫フィリップ殿下が死去したことを受け、天皇陛下が女王に弔電を出されたと発表した。上皇ご夫妻も同日、女王に弔電を出した。葬儀は17日に執り行われるが、参列は女王ら少数の王室関係者のみに限定される。

◎天皇陛下、英女王に弔電 フィリップ殿下の死去悼み 日経新聞 2021年4月12日 21:02
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE124T80S1A410C2000000/
 宮内庁は12日、エリザベス英女王の夫、フィリップ殿下の死去を受け、天皇陛下が女王に弔電を送られたと発表した。英王室との関係が深い上皇ご夫妻も同日、弔電を送られた。
同庁の池田憲治次長は定例記者会見で「陛下は(英国)留学中にフィリップ殿下に何度も会い、そのたびに温かく接してくださったことを懐かしく思い出し、亡くなったことを残念に思われている」と説明した。

◎陛下、英女王にご弔電 フィリップ殿下死去受け 産経新聞 2021/04/12 17:00
 宮内庁は12日、英国のエリザベス女王の夫、フィリップ殿下が死去したことに伴い、天皇陛下が女王宛てに弔電を送られたと発表した。上皇ご夫妻も同日、弔電を送られた。天皇、皇后両陛下は昨年、代替わり後初めての外国訪問として同国を訪問される予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期された。

 陛下は学生時代、同国のオックスフォード大留学中に女王夫妻と面会しているほか、平成13年に同国を訪問した際に女王夫妻の案内で、皇室ゆかりの品を所蔵するウィンザー城内の図書館を見学された。宮内庁によると、陛下は留学中、フィリップ殿下に何度も会い、温かく接してくれたことを懐かしく思い出し、亡くなったことを残念に思われているという。
 上皇さまは昭和28年、昭和天皇の名代として女王の戴冠(たいかん)式臨席のため、同国を初めて訪問して以来、交流を重ねられてきた。

◎天皇陛下、英女王に弔電 フィリップ殿下死去で 共同通信 2021/04/12 15:32
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2021041201001838.html
 宮内庁は12日、エリザベス英女王の夫フィリップ殿下が死去したことを受け、天皇陛下が女王に弔電を出されたと発表した。上皇ご夫妻も同日、女王に弔電を出した。

 陛下は1983年から2年間、英オックスフォード大に留学。宮内庁の池田憲治次長は定例記者会見で、陛下の様子を「留学中に何度も会い、そのたびに温かく接してくださったことを懐かしく思い出しになられ、お亡くなりになったことを残念に思っている」と説明した。
 葬儀は17日に執り行われるが、新型コロナウイルス禍を受け、参列は女王ら少数の王室関係者のみに限定される。

◎両陛下、英国大使館に弔問使ご派遣 フィリップ殿下の死去受け 産経新聞 4/13(火) 21:25配信
 宮内庁は13日、英国のエリザベス女王の夫、フィリップ殿下が死去したことに伴い、天皇、皇后両陛下が同日、東京都千代田区の英国大使館に弔問使として別所浩郎(こうろう)侍従長を派遣されたと発表した。天皇陛下は12日にも、女王宛てに弔電を送られていた。
天皇ご一家が、改修工事に遅れが出ている新御所を視察されました (index)
2021-04-16 00:59:22
◎天皇ご一家、新御所を視察=改修工事に遅れ 時事通信 2021/04/13 17:27
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041300965&g=soc
 天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは13日、皇居を訪れ、改修工事中の新御所(旧吹上仙洞御所)を視察された。半年ぶりの視察で、改修後に赤坂御所からご一家で移り住む。
 宮内庁によると、工事は3月までに終わる予定だったが、設備の不具合が見つかり、5月まで遅れる可能性があるという。

 ご一家は午後4時前、車で皇居・半蔵門を通過。窓を開けてマスク姿で会釈した。

写真>改修工事中の新御所(旧吹上仙洞御所)を視察するため、皇居に入られる皇后さまと長女愛子さま=13日午後、皇居・半蔵門(代表撮影)

◎天皇ご一家、半年ぶりにそろって外出…新たなお住まい「新御所」を視察 読売新聞 2021/04/13 23:38 
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210413-OYT1T50358/
 天皇ご一家は13日、新たなお住まいとなる皇居・新御所を視察された。両陛下の視察は3回目で、長女の愛子さまも昨年10月に続いて同行された。改修工事の完了時期は昨年度末の予定だったが、空調設備などの不具合が見つかったため、5月までずれ込む見通し。

 ご一家が現在のお住まいのある赤坂御用地からそろって外出するのは半年ぶりで、車で皇居入りする際、マスク姿の3人は、報道陣に向かって会釈された。

◎両陛下と愛子さま、改修中の御所視察 6月ごろ引っ越し 朝日新聞デジタル 4/13(火) 19:10
https://www.asahi.com/articles/ASP4F61Y0P4FUTIL039.html
 天皇、皇后両陛下は13日、長女愛子さまと、改修工事中の皇居・旧吹上仙洞御所を視察した。代替わりに伴い、上皇ご夫妻に代わって天皇ご一家の住まいとなる。工事は6月ごろまでに終わる見込みで、準備が整い次第、両陛下と愛子さまが赤坂御所から移り住む。
 この日午後、ご一家は車で半蔵門から皇居に入った。4月で学習院大2年生になった愛子さまは、両陛下と一緒に報道陣に会釈していた。ご一家で工事中の御所を視察するのは昨年10月以来。

 改修工事は、昨年3月に上皇ご夫妻が仙洞仮御所(東京都港区)に引っ越した後に始まった。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断するなどし、当初の予定より工事終了が遅れている。

 ご一家が皇居に引っ越した後、赤坂御所はバリアフリー化の工事などをし、上皇ご夫妻が入居して「仙洞御所」となる。(杉浦達朗)
両陛下が初めて「みどりの式典」にご臨席となりました! (anima mea)
2021-04-23 20:51:47
◎両陛下、初めて「みどりの式典」に出席
4/23(金) 19:22配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2021/04/23/07861402.html

天皇皇后両陛下は、政府主催の「みどりの式典」に初めて出席し、天皇陛下は、コロナ禍であらためて緑について考える大切さを述べられました。
「みどりの式典」は、自然保護の研究などで顕著な功績があった人たちを表彰するもので、式典への出席は、天皇皇后両陛下が上皇ご夫妻から引き継がれました。
去年は新型コロナウイルスの影響で開催されなかったため、両陛下の出席は即位後初めてです。

天皇陛下「現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、私たちの日々の生活や社会の在り方は大きく変わってきています」

天皇陛下はお言葉の中で、コロナ禍であらためて、社会や生活と密接に関わる緑について考える大切さを話されました。
その後、両陛下は笑顔で拍手し、受賞者の功績をたたえられていました。

◎両陛下「みどりの式典」に出席 即位後初めて
4/23(金) 19:30配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000213955.html

去年は中止された式典に、即位後初めて出席されました。
両陛下は23日、都内で開かれた「みどりの式典」に出席されました。
式典は、5月4日のみどりの日について、国民の関心と理解を促進する目的で2007年から始まったものです。
陛下は「緑を守り、育むために必要な技術や文化について、考えていくことも大切なことではないかと思います」などと述べられました。
おととしまでは、上皇ご夫妻が出席されてきました。
去年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、両陛下が出席されるのは初めてです。

◎みどりの式典
https://www.cao.go.jp/midorisho/shikiten/index.html(内閣府HP)

みどりの月間中において「みどりの式典(The Ceremony of awarding the MIDORI Prize)」を開催します。
みどりの式典では、みどりの学術賞の授与及び緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰が行われます。

内容 : 「みどりの学術賞」及び「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」の授与
主催者 : 内閣府

◎みどりの学術賞
https://www.cao.go.jp/midorisho/gakujutsusho/index.html(内閣府HP)

「みどりの学術賞」は、国内において植物、森林、緑地、造園、自然保護等に係る研究、技術の開発その他「みどり」に関する学術上の顕著な功績のあった個人に授与する賞で、これまで24名が受賞しています。
賞の授与は、みどりの月間(4月15日から5月14日)に開催される「みどりの式典」において、天皇皇后両陛下ご臨席の下、内閣総理大臣から行われます。
「みどりの学術賞」は「みどりの日」(5月4日)について国民の関心と理解を一層促進し、「みどり」についての国民の造形を深めることを目的に創設されました。
両陛下がオンラインで島根県の植樹祭に臨まれることになりました! (anima mea)
2021-04-28 21:02:11
◎島根県で開催の「全国植樹祭」 天皇陛下はオンラインで出席へ
2021年4月27日 18時52分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/k10013001521000.html

新型コロナウイルスの影響で1年延期され来月、島根県で開催される「全国植樹祭」について、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ、天皇陛下はオンラインで出席されることになりました。
島根県大田市の「三瓶山北の原」で去年開かれる予定だった全国植樹祭は、新型コロナウイルスの影響で延期となり、来月30日に開催されます。
島根県の丸山知事は、新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大している状況を踏まえ、予定されていた天皇皇后両陛下の訪問は困難だと宮内庁から連絡があったことを明らかにしました。
天皇陛下はオンラインで出席され、皇后さまについては体調に支障がなければ、天皇陛下とともに参加されるということです。
植樹祭はおととし愛知県で行われて以来、2年ぶりで、島根県では招待者を当初の計画より4分の1に減らすなど、感染拡大を防ぐ対策をとったうえで行うことにしています。
丸山知事は「島根県の林業を全国に発信できる場となるよう引き続き取り組んでいきたい」と話していました。

◎天皇陛下、オンライン出席へ 島根の全国植樹祭
2021年04月27日16時48分 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042700929&g=soc

宮内庁は27日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期された第71回全国植樹祭(島根県大田市)について、天皇陛下がオンラインで出席されると発表した。皇后さまも体調に支障がなければ同席する。陛下が感染拡大後、リモートで式典に参加しお言葉を述べるのは初めて。
植樹祭は5月30日に開かれる。同庁などによると、お住まいの赤坂御所(東京都港区)か皇居と、大田市の式典会場をオンラインで中継。陛下がお言葉を述べ、事前に送られた鉢に苗木を植える様子を会場に映す計画。式典への招待者も予定の4分の1の約1000人に絞るという。

◎陛下、オンラインで植樹祭ご臨席へ 四大行幸啓で初めて
2021.4.27 16:02 産経
https://www.sankei.com/life/news/210427/lif2104270027-n1.html

天皇、皇后両陛下の恒例の地方訪問「四大行幸啓」の1つで、5月30日に島根県で開催される「全国植樹祭」について、宮内庁と島根県は27日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、天皇陛下がオンラインで臨席されると発表した。皇后さまも体調に支障がなければ、同席される。四大行幸啓でオンラインを活用するのは初めて。
行事はコロナ禍の影響ですでに昨年から1年延期されており、島根県など主催者は、招待者を4千人から1千人に縮小して開催することを決定。一方、感染拡大の状況などから、両陛下が現地を訪問されるのは難しいと判断した。
当日は式典会場(同県大田市)と東京をオンラインで結び、陛下がお言葉を述べられる。また、樹木の苗木を植える「お手植え」などの行事も、事前に島根県から都内に苗木を運び、陛下が鉢に植えられる様子を会場のモニターに映し出すことを検討しているという。
両陛下はこれまで、オンラインで東日本大震災の復興状況視察や、被災者との懇談に臨まれている。宮内庁は「できる限り、実際のご訪問に近い形を主催者側と検討した」としている。
「四大行幸啓」は、全国植樹祭のほか「国民体育大会」「全国豊かな海づくり大会」「国民文化祭」がある。
両陛下が東日本大震災10年目のオンライン福島お見舞いを行われました。 (anima mea)
2021-04-28 21:57:46
◎両陛下オンラインで福島訪問 被災者と懇談
4/28(水) 19:28配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2021/04/28/07864215.html

天皇皇后両陛下は28日、オンラインで福島県を訪問し、東日本大震災からの復興状況を聞き、被災者と懇談されました。
28日の天皇皇后両陛下の福島県へのオンライン訪問は、東日本大震災から10年の節目に、現地を訪れたいという両陛下の強い意向から計画されたもので、新型コロナウイルスの状況から、お住まいから行われました。
両陛下は、福島県の内堀知事から津波と原発事故という複合災害からの復興状況を聞いた後、双葉町と大熊町の被災者と懇談されました。
震災時に中学2年生だった娘を持つ女性が、当時の生活を思い出して涙ぐむと、陛下は「皆さん本当にご苦労なさったのですね。よく頑張られましたね」と寄り添われました。また、両陛下は、一緒に避難した飼い犬が今も元気でいると聞き、とても喜ばれていました。

◎天皇皇后両陛下 福島県の東日本大震災被災地をオンラインで訪問
4/28(水) 19:15配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4256340.html

天皇皇后両陛下は東日本大震災の復興状況を聞くため、福島第一原子力発電所の事故などで大きな被害を受けた福島県の被災者とオンラインで懇談されました。
両陛下は福島県知事から復興状況について説明を受けた後、去年9月に開館した「東日本大震災・原子力災害伝承館」をビデオで視察されました。
その後、双葉町からいわき市に避難している3人の被災者と懇談されました。陛下は「当時は避難所を転々とされたのではないですか?」などと質問され、皇后さまは子どもが急な転校で不登校気味になったという女性に「本当に急なことで環境の変化が大変でしたが、お嬢さんも乗り越えられて」と涙ぐみながら声をかけられました。

「なんて言葉で表現したらいいか分からないんですが、心がちょっとジーンときました」(被災者の女性)

両陛下はこの後、大熊町の被災者とも懇談されました。
福島県へのオンラインでのお見舞いは、当初2月16日に予定されていましたが、直前に最大震度6強の地震が起きたため延期となっていました。

◎両陛下 オンラインで福島県の被災者をお見舞い
4/28(水) 18:35配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000214473.html

東日本大震災から10年、天皇皇后両陛下が福島県の被災者をお見舞いされました。
両陛下はお住まいからオンラインで福島県の復興状況について説明を受けた後、双葉町と大熊町の被災者をお見舞いされました。
両陛下は被災者に「当時は避難所を色々転々とされたのではないですか」「10年間、色々大変なことがおありだったのではないですか」などと声を掛けられていました。
お見舞いは当初、2月の予定でしたが、直前に地震があったことから延期されていました。
両陛下は先月、岩手県と宮城県もオンラインでお見舞いされています。

◎天皇皇后両陛下 福島被災者見舞う オンラインでご訪問
4/28(水) 19:16配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/176031

天皇皇后両陛下は、発生から10年を迎えた東日本大震災の被災地、福島県をオンラインで訪問された。
両陛下は、福島県知事から復興状況について説明を受け、農林水産業や漁業の状況などについても質問を重ねられた。
続いて、今も帰還困難地域が残る双葉町に開館した、「東日本大震災・原子力災害伝承館」を視察。
被災者と画面越しに交流し、「皆さん本当にご苦労なさったのですね」、「10年間いろいろと大変なことがおありだったのではないですか?」と気遣われた。

◎天皇皇后両陛下がオンラインで福島県を視察 東日本大震災から10年を迎えた被災者と懇談
4/28(水) 19:35配信 福島テレビ
https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/?mode=detail&news_id=2021042800000008

天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルスの影響で被災地を直接訪問することが難しいことから、オンラインで福島県の内堀知事と面会し、震災から10年の歩みを聞き取られた。
両陛下は、当初2021年2月にオンライン訪問を予定していたが、福島県内で最大震度6強を観測した地震の発生を受けて見合わせていた。
4月28日は福島県双葉町の伊澤町長や町民3人とも懇談され「避難先を転々とされて大変でしたね」「苦労されましたね」などと労いの言葉をかけられた。

双葉町民:「両陛下のエネルギーをたくさんいただきましたので、また頑張っていこうという気持ちになりました」

両陛下は、2年前には東日本台風で被害を受けた本宮市を訪問されるなど福島県内の被災地に心を寄せ続けている。

◎両陛下が復興状況をリモートで視察 (福島)
4/28(水) 18:20配信 KFB福島放送
https://www.kfb.co.jp/news/fukushima/index.php?id=202104281636

天皇皇后両陛下が東日本大震災からの県内の復興状況をリモート形式で視察されました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、オンラインで県内の状況を視察された両陛下。
始めに県庁の内堀知事と対談し震災と原発事故から10年が経過した県内の状況について説明を受けた後、福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で双葉町の伊沢町長らと対談し、原発事故後の町の歩みや復興の現状を視察されました。
さらにその後、双葉町から避難した住民と懇談しお言葉をかけられたということです。

◎両陛下 震災10年で福島県の復興状況をオンライン視察
04月28日 18時24分 NHK福島
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210428/6050014338.html

東日本大震災から10年にあたり、天皇皇后両陛下は、福島県の被災地の復興状況をオンラインで視察し、被災した人たちと懇談されました。
両陛下のオンラインでの被災地の視察は、先月の岩手県と宮城県に続くもので、28日午後、お住まいの赤坂御所と福島県をインターネットで結んで行われました。
両陛下は、はじめに内堀知事から復興状況について説明を受けたあと、去年9月、双葉町にオープンした県の施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」を視察されました。
このあと、双葉町で被災した人たちと懇談し、天皇陛下は、避難生活を続けながら町の婦人会の会長を務める74歳の女性に、「全国に散らばっている方々と連絡を取り合うのは大変ではないですか」と話しかけ、「どうぞくれぐれもお体を大切に、元気にお過ごしください」と述べられました。
また、原発事故で家族が県外に避難する中、県内にとどまり、福島第二原発の収束作業にあたった66歳の男性に、天皇陛下は「作業でいちばんご苦労されたのはどういうことですか」などと話しかけられ、皇后さまは「10年間いろいろ大変なことがおありだったのではないですか」と言葉をかけられていました。
両陛下は、このあと大熊町で被災した人たちとも懇談されました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、両陛下は震災から10年にあたり、強く望んだ東北3県それぞれの被災地への訪問をオンラインの形で果たされました。
オンラインで天皇皇后両陛下の視察や県民との懇談を視聴した福島県の内堀知事は「懇談した県民一人一人に優しい表情で、温かく思いやりに満ちたおことばをかけていただき、復興を成し遂げようとする福島県にとって何よりの支援となった。両陛下のお心遣いを大きな力に、県民一同、福島の復興・創生に取り組んで行きたい」と述べました。
また、知事自身との懇談の中で両陛下から「福島県の漁業者の皆さんの復興の状況はいかがですか」と問われたことも明かし、「本当にお心のこもった、一人一人の立場に寄り添ったお声がけや、マスク越しでもわかる優しい目線が印象に残り、県民は両陛下のお心を熱く受け止めることができたのではないか」と話していました。
天皇皇后両陛下は午後5時前、福島第一原発が立地する大熊町の吉田淳町長や町に帰還した3人の住民とオンラインで懇談されました。
このなかで吉田町長は「来年の春に一部の地区で避難指示が解除される予定があるものの、解除のめどが立っていない地域もあります」と町の現状を伝えました。
また、おととし、町の一部で避難指示が解除されたあと、いち早く戻った松永秀篤さんが「大熊町に戻ってきて、町の空気を吸ったときは気持ちが和みました」と報告すると、天皇陛下からねぎらいのおことばがかけられました。
懇談後、吉田町長は「両陛下から温かいおことばを頂き、震災以来、被災者に寄り添っていただいていると感じた。コロナ禍が落ち着けば一度は訪問していただき、町の状況をご覧いただきたい」と話していました。
また、松永さんは「『大変なご苦労をされたのですね』とねぎらいのおことばをかけていただきました。とても気さくにお話をしていただきました」と話していました。
双葉町にある県立の伝承施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」では、伊澤史朗町長やいわき市に避難している住民3人がオンラインで天皇皇后両陛下と懇談しました。
震災の発生時に双葉町内でガソリンスタンドを経営し、現在は町の婦人会会長を務めている梅田壽嘉さん(74)は、天皇陛下から、「大変でいらっしゃいましたね」とおことばをかけられたということで、「婦人会の会員が全国各地に離ればなれになり、交流をどう進めていったかやペットの柴犬と一緒に避難したことを伝えました。これからも女性の底力を町の復興に生かしていきたい」と話していました。
また、原発事故で家族が県外に避難する中、福島第二原発の収束作業にあたるため県内にとどまった谷津田尊之さん(66)は、天皇陛下から発電所の作業でいちばん苦労したことについて聞かれたということで、「当時は携帯電話が通じず、職員の安否もわからず、2週間、体制を立て直すのに大変だったことを伝えました。10年が経っても両陛下に被災地のことを思っていただき、復興を加速していけたらと感じています」と話していました。
町内でファストフード店を再開させた山本敦子さん(49)は「『10年間大変でしたね。今の仕事はどうですか』とおことばをいただき、避難生活を振り返って胸が詰まってしまいました。両陛下のエネルギーをたくさんいただいたので、今後も頑張っていきたい」と話していました。
文春オンラインに愛子天皇・女性天皇に関する良記事が掲載されています! (anima mea)
2021-04-29 21:38:53
◎《小室圭さんと“一心同体”》「公より私を優先」がはっきりした眞子さま 問われる“皇族教育”の在り方 昭和の日に“愛子天皇”を考える
朝霞保人 文春オンライン 4月29日
https://bunshun.jp/articles/-/45221

◆昭和天皇生誕120年の記念すべき日に

「4月29日の『昭和の日』は昭和天皇生誕120年の大変記念すべき日です。3月には安定的な皇位継承策や皇族数減少などの課題を議論する政府の有識者会議が発足しています。国民にとって喫緊の課題となっている皇位継承問題の議論が、生誕120周年という大きな節目を契機に大きく前に進むことを期待しています」

宮内庁関係者はこう語る。
昭和期の天皇誕生日は昭和天皇の崩御によって「みどりの日」となり、2007年に「昭和の日」となっている。1901年に誕生した昭和天皇は1921年から26年まで摂政を務め、同年に即位。87年余りの生涯を生きた。

「菅義偉政権は天皇家の長子・愛子さまの天皇ご即位の是非について、そろそろ真っ正面から検討を進めるべきなのです。日本の皇室と並んで世界の王室の象徴的立場にある英国王室も、2013年の法改正で王位継承を男子優先から長子優先に変更しています。天皇は歴史上、6世紀に即位した推古天皇に始まり、18世紀に即位した後桜町天皇まで10代8人に及ぶ女性天皇が存在しています。

◆愛子さま即位の是非を全く検討しない政権の怠慢

天皇・皇后両陛下にお子さまがいらっしゃらないのならともかく、今年、成年皇族となられる愛子さまがいらっしゃるのに、即位の是非が全く検討されないのは政権の怠慢としか言いようがありません。小室圭さんとのご結婚延期問題で小室さんと“一心同体”となって混乱を招いていらっしゃる秋篠宮家の長女・眞子さまのお姿を見ていると、秋篠宮家のご教育方針には誤りがあったのではないかという疑念がどうしても湧いてきます。
『公』よりも『私』を優先されているという点では、眞子さまだけではなく、次女の佳子さまも同じような印象です。次期天皇は、やはり天皇家から出すべきなのではないでしょうか」(同前)

◆2002年、喜久子さまは「女性天皇容認」のお考えを公表

男系男子の皇位継承を絶対視する保守派と呼ばれる人々は、皇室の祖とされる天照大神が「女神」と伝承されていることについては「神話だから」とスルーするが、10代8人の女性天皇がいたという歴史的事実については、どう考えているのだろうか。

「昭和天皇の弟に当たる高松宮さまの妃・喜久子さまは愛子さまが誕生された直後の2002年1月に発行された雑誌へ愛子さまの誕生を祝う手記を寄せ、『(女性天皇は)決して不自然なことではない』と女性天皇即位を容認するお考えを示されています。
喜久子さまは徳川幕府第15代将軍・慶喜公の子息・慶久氏と、後の大正天皇の教育係を務めた有栖川宮威仁親王の子女・實枝子女王との間に生まれた方ですが、それにもかかわらず進歩的、開明的なお考えの持ち主だったとお聞きしています。“愛子天皇”の実現に思いを馳せて、手記を寄せられたということなのではないでしょうか」(同前)

世論調査では、女性天皇に賛成は2020年4月の共同通信によるもので実に85%(どちらかと言えば賛成を含む)に上り、19年11月の時事通信(男系男子にこだわる必要はない)と同年4月の朝日新聞でも76%に上っている。

◆宮中祭祀において女性が天皇では差し支える?

こうしたことから見ても現在の国民の視線は、森喜朗元首相が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長職を女性蔑視発言で引責辞任に追い込まれたように、日本で遅々として進まない「男女平等」の実現の可否に向けられていることは間違いないだろう。

「“愛子天皇”実現に反対する意見の中には、外交儀礼上は現在でも国家元首として処遇される天皇が、神道の祭司でもある点を大きな理由に挙げる人も多いようです。宮中祭祀において女性が天皇では差し支えるという見解です。
神事には女人禁制の伝統があるというわけです。2018年4月に行われた大相撲の春巡業で京都府舞鶴市長が土俵上で倒れた際、市長の救命措置のため土俵に駆け上がった女性の看護師らに日本相撲協会側が、神聖であるとされることを理由に土俵を下りるよう求めるアナウンスを流して物議を醸した騒動が象徴的な事例です。

◆男性限定の祭祀にも女性皇族が参列できるようになった

しかし、現代の皇室では改革・改善が進められていることも事実なのです。6月30日と大みそかの12月31日に行われる宮中祭祀『大祓の儀』に参列する成年皇族は、かつては慣例として男性に限られていましたが、皇族方の減少などを背景に2014年6月、女性の成年皇族も参列できるように慣例が改められました。
この年の12月には、眞子さまが女性皇族としては1948年に特例で参列された喜久子さま以来、66年ぶりのご参列を果たされ、2019年6月には佳子さまも参列されています。神事は“愛子天皇”実現の妨げには必ずしもなり得ないのです」(同前)

◆コロナに翻弄される菅政権に皇室の喫緊の課題を託していいのか

コロナ禍の中、水面下でくすぶり続けている「“愛子天皇”待望論」とでも言うべき議論の行方は、やはり自民党政権の本気度にかかっているといえるだろう。

「今年1月に毎日新聞が行った世論調査で首相にふさわしい人に、現職の菅首相を3位に抑えて1位となった河野太郎行政改革担当相と、2位につけた石破茂自民党元幹事長は共に女性天皇容認派です。菅首相が新型コロナウイルス対応に翻弄され、女性天皇の是非について議論を避け続けるのであれば、河野氏か石破氏に首相の座を譲るべきではないでしょうか。大学2年の愛子さまは今年中に成年になられるわけで、ご自身の意思でご結婚を決められるようになるのです。秋篠宮さまは英オックスフォード大大学院留学中にご結婚を決められています。もはや待ったなしなのです」(同前)

菅首相は、内閣不信任案の提出は衆院解散の大義名分になると述べたと伝えられる。このコロナ禍の中、ワクチン接種も進まないにもかかわらず解散を口にするとは、KYとしか言いようがない菅首相に、国民と皇室の喫緊の課題を託すわけにはいかないのではないだろうか。
「男系限定は中国の模倣」女系天皇容認が日本の伝統である理由(女性自身より) (anima mea)
2021-04-30 21:44:24
◎「男系限定は中国の模倣」女系天皇容認が日本の伝統である理由
2021/04/30 11:00  女性自身
https://jisin.jp/domestic/1976218/

政府は3月、安定的な皇位継承のあり方を検討する有識者会議を招集。女性天皇や女系天皇の是非を含め、皇位継承権の範囲などについて検討を進めている。
現在、皇位継承権を持つのは、秋篠宮さま、悠仁さま、上皇陛下の弟の常陸宮さまの3人だけ。次世代の継承者は悠仁さまおひとりしかいない。女性天皇を容認すれば、愛子さまをはじめとする内親王も皇位継承者となる。また、女系天皇も容認すれば、内親王のお子さまも皇位継承権を持つということになり、安定的な皇位継承に近づくといえる。
菅義偉首相はこれまで「男系による継承が絶えることなく続いてきた重み」をことあるごとに強調してきた。しかし、その発言に異を唱える研究者がいる。

今年1月、『女系天皇 天皇系譜の源流』(朝日新書)を上梓した大東文化大学名誉教授の工藤隆氏だ。その中で工藤氏は「男系と女系がないまぜとなった継承こそが本来のヤマト文化」だと主張しているのだ。いったい、どういうことなのだろうか? その根拠を工藤氏に解説してもらった(以下、「」内は工藤氏)。

「去年の8月、河野太郎防衛大臣(当時)がインターネット番組で『安定的な皇位継承に向け、父方が天皇の血を引かない女系天皇も検討すべきだ』と、踏み込んだ発言をしました。女系天皇容認論を時の大臣が公言したということで話題になったのですが、その河野氏ですら『我が国の皇室は、過去ずっと男系で継承されてきており』という前提で話しています。この認識がそもそも正確ではないのです。
男系での皇位継承が本格的に採用されたのはあくまでも西暦600年代以降です。当時、隆盛を誇っていた中国大陸の唐を手本に国家体制を整える中で、皇位継承についても唐を模倣して男系に限定されたと考えられます」

西暦600年代というと飛鳥時代にあたる。宮内庁のホームページにも掲載されている天皇系図では、初代の神武天皇が即位したのは紀元前660年の縄文時代とされているが、

「縄文、弥生など非常に古い時代にも天皇氏族が存在したかのように記述された天皇系譜は、『古事記』(712年)や『日本書紀』(720年)にまとめられているのですが、それらは700年代初頭の権力集団である天皇氏族が整理・編纂したものであり、客観性という点ではかなり疑わしいのです。
近年の研究では、そもそも『天皇』という称号が登場したのは600年代末、天武天皇、持統天皇の時代です。『古事記』や『日本書紀』で、初代・神武からすべての『大王(族長)』に『天皇』号を与えてしまったことによって、非常に古い時期から天皇氏族が存在していたかのような錯覚が生じています。
王(皇帝)が男系継承でかつ男性でなければならないというのは、もともと中国・漢民族由来の思想です。日本でも、500年代くらいから族長位継承は男系継承優位に傾いてはいたようですが、600年代末から700年代初頭、唐の国家体制を模倣するうちに、天皇につながる古い時代の大王(族長)の系譜も男系でまとめたほうがいいという観念が優位になり始めたのでしょう(男性でなければならないという部分は受け入れませんでしたが)。
そして、以後の皇位継承を男系に限定するだけでなく、それ以前の大王の系譜にも、おそらくはいくつかの創作や改変を加え、初代・神武から続く男系の天皇の系譜として『古事記』や『日本書紀』にまとめたのではないかと考えられます。綏靖(すいぜい)天皇(2代)、懿徳(いとく)天皇(4代)の系譜に残された女性始祖の痕跡や、継体天皇(26代)の系譜に見られる女系継承の痕跡などは、男系継承への整理作業から漏れ落ちた事例だと考えられます」

■日本には数多くの女性リーダーが存在した

それでは600年代以前、縄文・弥生から古墳時代に至る古い時代の族長位(皇位)継承は、どのようになされていたと考えられるのだろうか?

「当時の日本列島には、弥生時代の卑弥呼をはじめとして、数多くの女性リーダー(族長)が存在したらしいことは、『古事記』『日本書紀』『風土記』からわかります。九州から関東まで、何人もの女性族長の存在が伝承されています。また、同じ九州から関東までの地域で、被葬者が女性と推定される古墳が少なくとも18例はあるという考古学者の報告もあります。
族長位継承の実態については歴史的資料が乏しいものの、文化人類学的資料を参考にすれば、古い段階では男性の族長と女性の族長の両方が存在していたと考えられます。これも推測ですが、女性族長がいれば、女系継承もありえたでしょう。すなわち、600年代以前の族長位の継承は、男系と女系の両方がないまぜになっていたのではないかと推測されます。
『古事記』『日本書紀』の天皇系譜でも、推古天皇(在位592~628年)など、600年代以後にも女性族長(女性天皇)が珍しくありませんでした。やはり、男系と女系がないまぜになって継承されていた古くからの感覚が600年代以後にも生き続けていて、少なくとも女性天皇は可とする考えははっきりと維持されていたのでしょう」

701年には日本初の成文法である「大宝律令」が制定されて、その中の「継嗣令(けいしりょう)」には、皇族の世継ぎや婚姻についても規定されていた。

「《およそ天皇の兄弟と皇子を、皆親王とせよ》としたうえで、《女帝の子もまた同じ》という注がつけてあるのですが、女帝の子の父についての条件は書かれていません。この条文の解釈には諸説がありますが、私は、女帝の夫が男系の皇族ではない人だったとしても、つまり“女系”の子でも、皇位継承権のある親王になれるという共通認識が当時の権力者にあった可能性があると考えています。
その後、『古事記』や『日本書紀』がまとめられた奈良時代(710年~)には、皇位継承は男系重視に強く傾いていったのですが、それが明文化されることはありませんでした。女性天皇はもちろんのこととして、女系天皇も許容される余地がかすかに残されていたのだと思われます」

■ヤマト文化本来の姿に戻る時期が来た

女性天皇に限っていえば、実際、江戸時代(1603年~)にも、明正(めいしょう)天皇(109代、即位1629年)、後桜町(ごさくらまち)天皇(117代、即位1762年)という2人の女性天皇がいた。

「皇位継承の規定を『男系』ばかりか『男子』とまで明文化したのは、明治時代(1868年~)の大日本帝国憲法下で制定された旧皇室典範が初めてなのです」

天皇氏族が紀元前から存在し、その系譜が男系継承だけだったとする考え方が国家の法によって支持されたのは、明治時代以後のことである。それを踏まえたうえで、工藤氏は皇位継承問題についてこう提言する。

「現行の皇室典範にも規定されている“男系かつ男子継承絶対主義”に固執する限り、皇位継承の危機的状況から抜け出すことはできないでしょう。もともと日本列島のヤマト文化では、族長位(皇位)の継承にも男系と女系が併存していて、おそらく臨機応変に両者が使い分けられていたのだと思われます。
男系継承の強化は唐の皇帝制度の、日本古代国家整備の必要性に後押しされた模倣だったのであり、それに男子継承まで加えたのは西欧列強との対抗を意識した明治政府の選択だったのです。21世紀の近代国家日本では、そろそろその模倣の行き過ぎから脱して、ヤマト文化本来の姿に戻る時期が来たのではないでしょうか」

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