子ども頃母親が病気がちだったので父親にいろんなことに連れて行ってもらった。父は背が高く人混みでもグイグイ行く感じで私はよく置いてきぼりで 気がつくと父親が見えないことが合った。すぐに父は見つかるけどまただと思った気持ちがよみがえります。
父は料理も掃除も洗濯も畑仕事もやっていた。いわゆる国鉄マンだったのでサラリーマンのように朝出て夕方には帰るということはなく 昼間でもシフトによって家にいた。学校から帰ってきて父親が畑仕事をしていると嬉しかった。
何故嬉しいかといえば今思い返すと母の代わりに料理をしなくてよかったからかな・・ ある時もう私がいったん家を出てたまたま一緒に料理をしている時だったか この時期で胡瓜のいぼいぼをとっている時 父がうれしそうに まだいぼいぼ取りは自分の方が上手といった。
つい先日今では珍しいぼいぼが一杯ついた胡瓜を手にして父のいったことを思い出しました。