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サッカー日本代表、ロスタイムに同点ゴール。ボスニア・ヘルツェゴビナと親善試合

2006-03-01 14:31:34 | Weblog
サッカー日本代表は28日、ドイツのドルトムントでボスニア・ヘルツェゴビナと親善試合を行い、ロスタイムにMF中田英の同点ゴールで2-2と引き分けた。

ワールドカップ(W杯)本大会を見据え、日本と同じF組のクロアチアを想定してのボスニア戦だった。FIFAの世界ランクで日本が18位なのに対し、ボスニアは65位でW杯の本大会には出場しない。しかしボスニアはW杯予選ではスペインやセルビア・モンテネグロと同組ながら、最終戦まで本大会出場の可能性が残っていた。

そんな欧州強豪国との対戦。日本はFW高原(ハンブルガーSV)、MF中村(セルティック)、中田英(ボルトン)ら欧州組が加わってのベスト布陣で臨んだ。前半は日本が互角に戦い、前半44分に高原が左CKを頭で合わせ先制した。

しかし後半になるとボスニアに攻め込まれ、守備陣のミスも絡んで2失点と逆転された。ロスタイムに中田英がフリーの状態でダイビングヘッドから同点ゴールを奪ったが、守備に課題が残った。ボスニアのスリシュコビッチ監督は「日本が今日のようなプレーなら、クロアチア戦は厳しいだろう」と語った。

雪で柔らかくなったピッチの悪さも影響した。その点は考慮しても、前半に飛ばしたため、後半にガクンと体力が落ちてしまうのでは困る。2月の米国戦では、前半に押し込まれたが後半は一気に攻勢に転じた。90分間、体力が持つような戦いをしないと、W杯では厳しくなってくる。