祖母、蓮の花 ・3
■
日々、枯れへの道へ
進んで行く、
祖母、はすの花。
日に日に、子ども様に
なって行く、
祖母、はすの花 対して 、
可愛く、愛しく、微笑んで
接する 意識が遠のいて行く 、
開花している・満開の頃の
祖母、はすの花と ・
今の現状の祖母、はすの花を
照らし合わせてしまい、
複雑な思い・やるせない・
現状を認めたくない・
枯れ行く祖母、はすの花を
見るのが・そばにいるのが辛い・
悲しい・極限状態へ突き進む・
大きな声で会話をしてしまう。
奇麗事の有言実行が
脱線してしまう。吾を見失う。
■
平成19年12月9日、
朝、6時30分ごろ
やっと 現状を認めし、
その流れにて、良心を基本とし
接していく・今までの
ご恩をお返し させて頂く。
決意が出来えた。
今日、平成19年12月9日
朝、6時30分頃。
■
毎日、日に日に、泣き叫ぶ・
吾を呼ぶ、祖母、はすの花の
部屋へ行く
同じ事を繰り返しさせる・
要求する。同じ事を繰り返し言う。
甘えながら言う・行動する
日が経つにつれ 強くなっている。
祖母、はすの花に、
お水を飲ませた時に、
泪がこみ上げてきた、
お水を飲ませた後に
祖母、はすの花、ばあちゃん
心配せんでもよかよ!
安心してよかよ!
淋しく なかと よ !
何時も、ばぁちゃんの
事気にしているよ・
思っているよと
言いながら
泪がこぼれし、
祖母、はすの花の
胸と胸の間に
手をあてがった ・
毎度の如く、
祖母、はすの花 が
ゴメンね・ありがとう・
ありがとうと
手を合わせて
繰り返し言う。
ばぁちゃん・
手を合わせんでも
よかとよ
今まで、いっぱい
面倒見てもらったから、
当たり前のことを
しているだけよ・・
早く良くなってまた、
ばぁちゃんが好きな、
うどんを食べに行こうね!
もう行くよ、仕事へ行くよ・・・
泪をぬぐい後ろ髪を
ひかれる 思いで
祖母、はすの花の
部屋を あと に した。
毎朝、仏壇に手を合わす、
( 恒例 )
今日も、母親が
寝ている前の
仏壇に手をあわせた、
手を合わせた瞬間に
何故か、また、泪がこぼれてきた、
・・祖母、はすの花の現状を
受け止める意識 を 強めた事に、
対し先祖が喜んで くれている
のだろうと良い方に思った。
ヒク ヒクと泣いている・泣き声が
出そうになり必至で
泣き声をおさえている吾がいる。・
その吾の泣いている後姿を
母が気づいている・寝たふりを
している気を使って・・
母の部屋を後にして仕事に行く ・・・
車の中で泪をぬぐい、妻に言う・・
やっと、今の祖母、はすの花を
認める事が 出来たよ・・
受け止められるよ妻が、
そっと・良かったね・・と言い
ちり紙とハンカチを
吾に渡してくれた。
・・・・・・
再度、思い出す。思い知る。
その様に思いし生きて行く。
祖母、はすの花は、
吾の、未来の為に・
未来に おこりうる
苦難の道を前向きに
プラス思考にて、
乗り越えて行く 、
貫いて行く、
暮らして行く力を身を持って、
全身全霊で教えて
下さっている事を。
孫の教育をして
下さっていると言う事を
誰が、痴呆症に
なったとしても、
案ずる事、無し・・
祖母、はすの花のお役目を
お役目を手伝わせて頂いた
経験を 活かしなさい。
■
祖母、はすの花 、
あなた様の生き様より、
この、吾の唄が自然と、
浮かび上がって
来たのだと 思いますよ!
●
我が、幸福を
掴み取るには、
人様の痛み
苦しみを掴み
取る事にあり
■
祖母、はすの花、
様こ れよりは、
祖母、はすの花、と
吾との幼い時からの
思い出などを ・・
思い返して、吾と楽しもうぞ、
微笑みながら楽しかった
思い出を心で楽しもうぞ、、、
・・つづく
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