祖母、蓮の花・5

祖母、蓮の花・5

去り行く前の

数時間の出来事。

・・・・・・

娘を学校へ送りその後 

妻と一緒に、市内にある、

図書館へ行った。

時間があれば、

良くで向かう場所、

図書館の裏には、

わたくしにとって、

癒しの空間・場所がある。

はすの花が咲く所

・そのはすの花が

咲いている場所にて、

ヨガを楽しむ・禅を楽しむ

野鳥の声などを

聞きながら、音をたて

ながら、泳ぐ錦鯉 などと

自然と共存し 一体となり。

はすの花の周りにて、

禅を組み、妻が写真を

撮ってくれた。

わたくしの禅の姿・

ヨガの姿に青い光り

が出ている。

青い光りに包まれていた

自分がいた。何とも言えぬ

心地よさのひと時であった。

わたくしは、祖母と 一緒に

居たのである。はすの花と

孫と祖母と妻と3人で

はすの花が咲く、

小さな池にて、

その後、連絡があり、

祖母はすの花の様態が

危ないと連絡を取る。

無となる・・ただ 無となり、

冷静に意識する。・・ 覚悟 ・・

その出来事に身を

委ね貫くと言う 

・覚悟を備えていた。

娘を待ち、心の

準備を整えさせ、

親子3人 祖母の所へ かけ

付けて行く、寝る事無く、

祖母のそばに、祖母の手を

にぎり居させて頂こうと決意し、

その場の出来事に

身を委ね、ありがとう

・感謝の念を心のそこ

から言い伝えようと・・・・

・・ 祖母、はすの花、散り行く・・

祖母、はすの花のいる所 

後数分で到着する所で、

父親より 連絡が入る。

お互いに手をとり

・握り締めて

・眠る様にして 

息をひきとったと 。

お疲れ様、

ばあちゃん

・ありがとう

・ありがとう

の繰り返し

・車の中で

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父、最期を看取る

親子の 別れ・最後の別れ・

最後の親孝行・最後の親の

躾け・教育 を 終えた。と

互いに、感謝し・許し合い 

・ 心が一つとなり・その、

ご褒美に 親子の絆を

強め たと。

死水をとった。父親を褒め

・尊敬の念を強めた。

父、ありがとう・最期を看取って

下さりありがとう御座いました。

良かった

・良かった 一人ぼっちで 

息をひきとらないで良かったと

 家族・孫 が父に感謝した。

祖母に感謝した。

祖母、はすの花、を自宅に 

つれて帰る。約束どおりに、

自宅へ つれて帰った

ICUで息を

ひきとった祖母を見た、

ほっとした、表情

・楽になった表情・

痛み苦しんでいたのが

嘘の様な表情、

姿であった。

もう遣り残すものは無い・・

みんな、さようなら・バイバイ 

と言う感じであった。

自宅へ帰る為に 、安置室へ 

そして、線香をつける、最初に

線香とロウソクを つけたのが

わたくし で あった。妻 で あった。

・・つづく