チビの宿題を丸つけしながら
何時も思う
ha
aの単位
今、覚えても
すぐ
忘れるから😠！
大人でも
滅多に…
ほとんど
使わんわ！
一、十、百、千、万…………
0000………
一億円だって
大人になっても
見ないから！
大きな数？？
0（ゼロ）何個つけりゃ
気がすむのよ？？
ほどほどに
してよ‼️
丸つけがめんどくさー
😑
大黒さん………
小学4年生の保護者の独り言
特別支援学校卒のお兄さんから電話があった
（弟さんが亡くなった）
『49日についてですが…………』
『35.49.100日の供養を
それぞれ１本…塔婆をあげることで出来ます
他にお位牌をつくり…』
『待ってください今、紙に書きます』
車の運転免許を持ち
ちゃんと働いてるだけあって
とてもシッカリしてる
凄い…大黒さんも
もっと分かりやすく説明しなきゃ！
『49日にあの世に旅立ちます
2月20日と決めましょう
お寺に来て下さい供養の塔婆と本位牌を
用意しておきます15000円で49日供養
16500円で本位牌代…31500円いただけますか？』
『分かりました。これで49日が出来るんですね』
『そうです』
お骨は1年間、自宅に置きたいらしい
足の踏み場も無い家なので心配だが、、、
1年経ったら合祀墓に納骨する
民生委員さん生活支援員さんと相談し
それが一番いいとなった
お布施は49日までで
それ以上はいただかない
余計な事だが
『お弁当、おにぎり、カップラーメンは
ダメだよ！
野菜🥦🥬
食べてね』
口が勝手に喋った😓
家族全員
身体大きいんだもん！
亡くなった弟は100キロ…
一時期120キロあった
お母さんもお兄さんも細くない
お父さんは重度糖尿病…
（片足切断）
炭水化物だけでは
ダメ🙅♀️‼️
野菜🥦🥬
食べるんだよ！
わかった？？
返事‼️
………は言えないけど
言ってやりたい
大黒さんの独り言
スイミングから寺に帰る途中
寺の留守番をしてる長女から
『あっ、お母さん
あのね…………』
猫を被った声で電話があった
いつもなら
『あっ、
ママ？あのさぁ〜』
なのですぐわかる😅
『〇〇さんが3月に一周忌の申し込みに
いらしてるの』
『希望する日にちと時間をきいて』
。
。
。
と、言ってるうちに
大黒さんは寺に着いた
『明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願い致します』
お互い新年の挨拶をした
『実は孫が高校受験でして、、、
父の一周忌の日にちを悩んでます』
『大おじいちゃん
ひ孫さんを優先してほしい
と思ってますよ
《一生》がかかってますもの
それに
中旬であれば受験おわってますよ』
『法事の後の昼食も悩んでます』
コロナウイルス🦠の第６波を心配してるのだ
たしかに
3月はどうなるか分からない
『ハガキは印刷せず
電話で連絡してはいかがですか？』
『はい…それと
うちは専業農家なんで大打撃ですよ
外国人の日本観光がなくなると
飲食業が落ち込む
野菜が売れません
外国人の研修生も3年、5年と契約が終わって
帰るばかり…
新しい外国人が入ってこない
……………』
😳ふむふむ
そうなのかぁ〜
『お寺も同じに大打撃です
通夜もなくなりました
…………
頑張り
ましょう！』
あと少し…といいながら
あとどのくらい？
先の見えないトンネルだが
入ったものは
進まなきゃ出られない
耐えましょう
耐え抜きましょう
えいえいおう‼️です😤ふんふん
位牌注文書を書いて
仏具屋さんにFaxする
法事が終わった合図…鐘が聞こえた
線香が苦手な男の子は
ちゃんと椅子に座り
最後まで
おじいちゃんにお別れ出来たようだ
☺️偉い！
ゴリラ🦍がバタバタやって来る
緑色から黒衣に着替えて
墓場に向かう
『チビのスイミング🏊♂️行ってくるから
留守番は長女に頼むね』
声をかける
ゴリラ🦍は午後
隣街でお墓を造る前の霊供に向かう
スイミング🏊♂️に到着して
チビを送り出す
待ってる間に
お寺の領収書…写真の現像にコンビニに行く
（ネット購入）
電話が鳴る
先程の法事の方…施主の息子さんである
『今、住職帰ったんだけど
聞きたい事が出来たんだ
お寺に居ますか？』
『私、出先なんですよ
住職も別の仕事があって…
電話じゃ難しい話ですか？』
離れて暮らす実母宅にある
古い位牌を１つにまとめて
ついでに新しく仏壇を買い
自分…息子夫婦の家に移すという
仏様が出ると
4〜5割の方が
古い位牌を整理し仏壇を買い替える
一旦、電話をきり
ゴリラ🦍に電話する
施主、お寺が1番良い方法を考え
お布施を決める
今回は
新しく買う仏壇が小さいらしいので
実母宅で古い仏壇の御霊抜きをし
新しい仏壇にその場で入仏する
仏具屋さんに古い仏壇を処分してもらい
息子さんは
新しい仏壇を車で自宅に運ぶ…
位牌は回出し位牌
トータルしてお布施は…
離れていても
夫婦連携プレーである😉
一輪車をしまってると
年配の方が山道に車を停めた
法事の参列者である
すまなそうな顔をしてるので
『駐車場は雪が積もってるので
そこに停めて大丈夫ですよ』
声をかける
急いで庫裏に入り
『お客さん来ましたよ！』
ゴリラ🦍住職に声をかける
本堂にお客さんを招き入れる
皆さん金色の観音様と
木彫りのお不動様に釘付けになる
『是非、文化財にしてちょうだい』
『温度調整その他お金がかかるんです
難しいんですよ』
大黒さん苦笑い…
実際、先代が数百年前の物の申請に
チャレンジしたが
維持費を考えて断念した
『やってもいいぞ』と言われたが
やる気は無い
田舎寺は田舎寺らしく
お檀家さんが喜んでくれるだけで良い
皆さんに手を合わせていただけるだけで
幸せである
施主のお孫さんとお母さん…お嫁さんが
『町探検でここに来たんですよ』
『あらっ！そうなんですか！』
『鐘をつかせてもらったんです』
2年生の男の子は
マスクしてる上から
さらに
手で口を覆ってた
『うわっー！線香の匂いだ！』
『笑笑嫌いなの？』
大黒さんに気を遣って返事しなかった
小さいのに大したものである
ゴリラ🦍に任せて
庫裏に行く
昨日の葬儀の方の位牌注文書を作る