なるみ驚きの４３歳出産

関西以外では余り知られていない女性芸人なるみが１０日、第１子の妊娠を発表した。
お笑い芸人の妊娠というより、その年齢がニュースではないのか？

そのあたりが昭和人間からすると、ちょっと驚きだ。
４３歳の出産。

高齢出産で、母体は危険ではないのか。
専門家でも、親戚でもないけれど心配になる。
女性キャスター膳場貴子も４０歳出産。

昨年、我が娘が初孫を出産したが３４歳。
それでも「「大丈夫かな」といっぱしに不安だった。

今の時代、医療技術は進歩しているのだろうが、人の身体も同じように進化しているのだろうか。
確かに男女とも寿命は８０歳を超えている。
人生５０年のころは、出産限界は２５歳前後。
人生７０年のころは、３５歳前後。
その計算からいえば、４０歳前後は妥当なところなのだろうか。





いずれにしても、少子化改善としては貢献することになる。

報道によれば、現在なるみは６カ月。
年内出産の予定。
なるみがコメントを出している。
「４３歳！　初めての事で不安もありますが、幸せな気持ちでいっぱいです。お仕事の方も、体調と相談しながら続けていきたいと思っておりますので、これからも温かく見守っていただけるとうれしいです」

１４年前の０１年、なるみ２９歳の時、１１歳年上の４０歳カメラマン（現在５４歳）と結婚。
数年前から不妊治療を受けていた。

なるみといえば蓬莱「５５１」のシューマイ、ぶたまんのＣＭで関西では有名。
「あるときぃ、ないときぃ」とぶたまんがある時はご機嫌で、ない時は不機嫌、というＣＭはよく知られている。



なるみの子供が２０歳の成人時は、なるみ６３歳、旦那さん７４歳。
父母というより、祖父母。
ご同情というか。
短期間だが、テレビのバラエティ番組でご一緒させてもらった関係で、ふと気に罹った。

◆なるみ（本名・井上鳴美＝いのうえ・なるみ）。１９７２年７月８日、大阪・四条畷市出身。府立野崎高→ＮＳＣ大阪７期生。同期にナイナイ、雨上がり決死隊ら。８９年、しずかと漫才コンビ「トゥナイト」結成。９３年に上方漫才大賞新人賞を受賞。９９年解散。血液型Ａ。

【高齢出産】３５歳以上の初産婦（日本産婦人科学会）。初出産の平均年齢は１１年に３０・１ 歳。４０歳以上出産は３万８２８０件。１０年前の約２・５倍。