新庄ハムは延長で競り負けたものの、清宮幸太郎(25)が見せ場を作った。
オリックスに3点リードされた最終回。
1点差にして、なお満塁の同点機。
マウンドは守護神マチャド。
清宮は弾丸ライナーで右前に運ぶタイムリー。
振り出しに戻した。
走塁ミスでアウトになったのは、らしいといえばらしい。
「3番サード」の旧怪物が、16試合連続安打でイキイキしている。
夏以降30試合で8発含む119打数42安打28打点。
打率.353とハイアベレージ。
9月に限れば22打数11安打と5割打者だ。
◆ ◆ ◆
”令和の怪物”佐々木朗希(22)の制球が定まらない。
楽天の速攻にあっさり先制を許した。
楽天の速攻にあっさり先制を許した。
楽 天100020110=5
ロッテ00200412✕=9
先頭の小郷に156キロを右前へ弾かれ盗塁。
2死にしたものの四球2つで満塁。
最速159キロで点火するが、6番の渡辺に左前へタイムリー。
ライト藤原恭大の好返球で本塁で刺し2点目を阻止した。
ライト藤原恭大の好返球で本塁で刺し2点目を阻止した。
3回にはこの藤原のタイムリー三塁打などで逆転の2点。
これを今の朗希は守れない。
5回、再び小郷ヒットから3長短と四球を絡めて2失点。
再逆転された。
これを今の朗希は守れない。
5回、再び小郷ヒットから3長短と四球を絡めて2失点。
再逆転された。
朗希は5回で98球、3失点7安打7三振4四球で降板。
その裏、ロッテが4点を奪い6-3と3たび逆転した。
その裏、ロッテが4点を奪い6-3と3たび逆転した。
制球も乱れたが、許した盗塁は3。
足を絡めた攻撃に苦しんだ。
援護に恵まれた朗希は2連勝で8勝目。
援護に恵まれた朗希は2連勝で8勝目。
野手が打ってくれて勝てた
▼佐々木朗希「逆転されての降板なので反省しないとダメ。勝ちは野手が打ってくれたから」
シュート回転していた速球
▼吉井理人監督「真っすぐがシュートしてコントロールが出来ていなかった。すごく苦労していた。朗希は5回ではダメ。もっと長いイニングを投げてもらわないと困る」
▼吉井理人監督「真っすぐがシュートしてコントロールが出来ていなかった。すごく苦労していた。朗希は5回ではダメ。もっと長いイニングを投げてもらわないと困る」
▼9-5楽天(9・8千葉マリン)
◎5回(98球)3失点7安打7三振4四球
15試合 8勝4敗 防御率2・43 三振105
◎5回(98球)3失点7安打7三振4四球
15試合 8勝4敗 防御率2・43 三振105
89回27失点(責24)69安打(本2)35四6死球6暴投
◆ ◆ ◆
3強が下克上にさらされ、混セが加速。
4位DeNAまで4・5差となった。
中日300100000=4
広島000210000=3
広島は中日に競り負け。
中日は細川と木下の2発で主導権。
1点差を守護神マルティネスが死守して37セーブ。
1点差を守護神マルティネスが死守して37セーブ。
DeNA410000003=8
巨 人000000000=0
守備ボロボロの阿部巨人が3失策でDeNAに大敗。
助っ人メンデスが4月以来の先発。
先頭の梶原の三ゴロを岡本が悪送球。
さらにメンデスがけん制悪送球。
1死を取っただけで25球KO。
先頭の梶原の三ゴロを岡本が悪送球。
さらにメンデスがけん制悪送球。
1死を取っただけで25球KO。
ヨーイどんで4失点はぶち壊しだった。
前日19残塁の打線はこの日も7安打を放つが10三振で零敗。
ブレークしかけた浅野翔吾(19)が2戦連続3三振。
夏とはいえ扇風機になっている。
阪 神000200010=3
ヤクルト02300000✕=5
3強最後の砦、岡田阪神も守りの破たんを西勇が粘れず。
3回の3ラン被弾はサトテルの珍プレーがきっかけ。
3回の3ラン被弾はサトテルの珍プレーがきっかけ。
長岡の三塁フライを落球、頭部にコツン。
今季23個目のエラーで西はリズムを狂わせた。
序盤で5失点と試合をぶち壊した。
阪神の連勝は5でストップした。
ホームランは防ぎようないわ
▼岡田彰布監督「ホームランは、もう、どうしようもないわ。防ぎようがないもん。おーん、2点ならこの球場なら全然大丈夫。踏ん張ってたら、絶対チャンスあったけどなあ。6時からゲームしとったら勝ってたよ。なんで5時やったんやろ?上の2つ負けてるの分かっての試合や。なんか複雑や。仕切り直し?そらそうや。そんな全部勝たれへんて」
◆ ◆ ◆
高校サムライ涙雨
ハイスクール侍は準優勝。
ハイスクール侍は準優勝。
2年ぶり6度目の優勝はかなわなかった。
台湾が6大会ぶり優勝。
高校サムライは10安打6盗塁ながら、決定力なくスミ1で終わった。
投手陣は世代ナンバー1右腕の今朝丸裕喜が4四死球と乱調。
3回途中2失点で降板。
投手陣は世代ナンバー1右腕の今朝丸裕喜が4四死球と乱調。
3回途中2失点で降板。
雨で2度中断されるなど悪条件でもあった。
4リレーで10四死球6失点。
台湾打線に圧倒された。
台湾打線に圧倒された。
【U18アジア野球選手権 】
決勝戦(8日・天母野球場)
台湾0020112=6
日本1000000=1
日本1000000=1
1番・右翼 境亮陽(大阪桐蔭)
2番・中堅 浜本遥大(広陵)
3番・左翼 徳丸快晴(大阪桐蔭)
4番・遊撃 石塚裕惺(花咲徳栄)
5番・二塁 高山裕次郎(健大高崎)
6番・三塁 山畑真南斗(明徳義塾)
7番・捕手 熊谷俊乃介(関東第一)
8番・一塁 宇野真仁朗(早実)
9番・DH 花田悠月(智弁和歌山)
先発投手 今朝丸裕喜(報徳学園)
大会の足跡
【1次R】▼19-0香港
【1次R】▼20-1スリランカ
【1次R】▼13-0フィリピン
【スーパーR】▼1-0台湾
【1次R】▼20-1スリランカ
【1次R】▼13-0フィリピン
【スーパーR】▼1-0台湾
【スーパーR】▼0-1韓国
【決勝】▼1-6台湾