若者の飲み会離れは、コロナ禍のせいばかりではない。
日本生命の調査でそんな結果が出た。
10人のうち6人以上が、飲みにケーションを敬遠している。
我が世代は記者と飲み会はワンセットだった。
日本生命の調査でそんな結果が出た。
10人のうち6人以上が、飲みにケーションを敬遠している。
我が世代は記者と飲み会はワンセットだった。
けれども、定年間近の頃からか、徐々にその傾向は見られた。
「仕事が終わってまで、上司と飲みたくはない」
「私用優先」「マイホーム優先」になってきたのだ。
我が世代からすれば、仕事上できつく叱っても、飲みに行けば無礼講。
酒の勢いを借りて、意見をぶつけるのは若者の特権。
そんな熱情さえ,影が薄くなりつつあった。
「仕事が終わってまで、上司と飲みたくはない」
「私用優先」「マイホーム優先」になってきたのだ。
我が世代からすれば、仕事上できつく叱っても、飲みに行けば無礼講。
酒の勢いを借りて、意見をぶつけるのは若者の特権。
そんな熱情さえ,影が薄くなりつつあった。
上司部下の関係なく、後輩記者たちの悩み、嘆きをよく聞く。
居酒屋に誘う方も誘われる方も、ぎこちないらしい。
「おい!段取り着いたか?飲みに行くぞ!」
なんてことは強制、パワハラになるのか。
先輩記者としては、心のケア、カバーのつもりで酒場に誘う。
それでも、若者にとっては「迷惑でござる」の時代らしい。
若い世代の給料が上がっているのもあろう。
「ごっちゃんです!」はもう「結構です。好きなところで呑んできます、楽しんできます」ということなのだろう。
「おい!段取り着いたか?飲みに行くぞ!」
なんてことは強制、パワハラになるのか。
先輩記者としては、心のケア、カバーのつもりで酒場に誘う。
それでも、若者にとっては「迷惑でござる」の時代らしい。
若い世代の給料が上がっているのもあろう。
「ごっちゃんです!」はもう「結構です。好きなところで呑んできます、楽しんできます」ということなのだろう。
入社したての70年代は、まだ、労使が緊迫していた。
上司から誘われていくと「飲酒外交だ」と組合ニュースで叩かれる懐かしい時代さえあった。
上司から誘われていくと「飲酒外交だ」と組合ニュースで叩かれる懐かしい時代さえあった。
とにもかくにも「居酒屋」が”第2編集局”だった時代は終わったのだろうか。
先輩記者は借金してでも、後輩との居酒屋談義を楽しんだ。
日生の調査ではこんな意見が出た。
▼飲み会で乗りのいい男は、かわいがられ、出世する。
▼古い男社会の産物で時代遅れ。
▼無礼講と言いつつ、その後の人間関係に影響する。
▼無礼講と言いつつ、その後の人間関係に影響する。
▼女性はお酌の相手を求められる。
▼飲まないと話せぬことは大したことがない。
先輩記者の懐具合は楽にはなっただろうが、何だか寂しい調査結果を見た。
我が呑みにミニケーション時代は、化石になりつつあるようだ。