◆ カセットテープの音源を、MP3データに簡単に変換してくれる機器が見つかりました。◆
デジタル世代の現代っ子は、カセットテープなるものを知らない、なんて言うかもしれないですね。
あれほどデータ保存によく使われていたフロッピーディスクさえ、知らないようですから。
⇒ こちらを参照 (過去記事「フロッピーディスク」)
ヲッサンが若いころは、音楽を聴くのは、もっぱらカセットテープでした。FMラジオから、よく歌謡曲をカセットに録音したものです。
(あぁ、「歌謡曲」とはなんとヲッサン的表現なんだろう。今の表現は、Jポップだろうか?)
大人になって運転免許をとり、マイカーを買うと、ドライブのお供はいつもカセットテープの音楽。たくさんのカセットテープをケースに収納して車に持ち込み、運転しながら、お気に入りの音楽を聴いたものです。
デートの前日には、どのカセットテープを持っていくか、彼女(今の妻)が気に入ってくれそうな音楽の選曲でした。
世の中がデジタル時代になっても、私はつい最近まで、仕事の関係のセミナー講義カセッテープを、よく通勤列車で聴いていました。
再生は、ソニー製の語学用ポータブルカセットプレーヤーです。
ところが、使い込んでくると、途中でテープ送りがうまくいかなくなり、テープがぐちゃぐちゃにからまるようになりました。だましだまし使っていたのですが、最終的には、どうにも始末に負えないくらいに、テープがからまるようになりました。
カセットプレーヤーを買い換えようと、インターネット上で探すのですが、ポータブルタイプはどれも生産中止となっています。
リサイクル店で中古を購入したのですが、これは最初っからテープがからまって、使い物にならない代物でした。
やむを得ず、カセットテープの音源を、MP3形式のデータに変換することにしました。もう、それしかない・・・・・と。
調べてみると、方法はいくつかあるのが分かったのですが、ただ、どれも面倒くさそう。なかなかその気になれません。そうして、着手しないままに、ずるずると時間が経過していきました。
そうしたあるとき、偶然に、画期的なものが見つかりました。
SONY CDラジカセ・レコーダー(SDカード対応) CFD-RS501
という製品です。
これ一台だけで、カセットテープの音源をMP3形式に変換し、SDカードに同時録音できるのです。
ケーブルでパソコンとつなぐなどの面倒な作業は、一切必要なし。
そもそも、パソコンは不要。これ一台で完結できます。
これなら、デジタルは苦手という人にもお勧めできます。SDカードを差し込んだ上で、カセットテープを再生させるだけですから。と~っても簡単。
1万5,000円弱と、私にとっては、購入に勇気がいるお値段でしたが、デジタルデータへの変換、保存作業の手軽さを考慮したら、十分に元がとれました。たくさんの講義カセットテープを、片っ端からSDカードに保存しましたから。
いったんデジタルデータにしておけば、物理的にテープがぐちゃぐちゃになる心配がないんで、結果的に、安い買い物だったと言えます。
貴重なカセットテープを持っている方は、これでデジタルデータに変換してはどうでしょう。
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ソニー(SONY) |
それでは、また。