これを使うと、インターネット経由でPCの遠隔操作ができ、アシスト(支援)ができます。PC操作に不慣れな初心者支援や、PC設定作業の代行などができます。無料で、だれでも利用できます。
使い方はシンプルです。
連絡を取り合って、支援する側、支援を受ける側、双方のPCでクイックアシストを起動します。
そして、支援者側の画面で発行された6桁のセキュリティコードを、支援を受ける側に伝え、そのコードを打ち込んでもらえば、離れたPC同士がつながります。後は、支援されるPCの画面が支援者側のPC画面に映し出されるので、自由に遠隔操作が可能となります。
私も遠く離れた弟にPCを貸しているのですが、ある設定作業をしてもらう必要があります。あまりPCに詳しくない弟にやってもらうのではなく、このクイックアシストの遠隔操作で、私自身がやろうか、と思っています。
あれこれと複雑で細かな説明をして、理解してもらって、設定作業をやってもらうのは大変です。「あれをこうして、次にこうやって。」などと、一つ一つ作業手順を伝えるのは、もどかしいものがあります。それより、遠隔操作で、直接こちら側で作業した方が、よっぽど楽で、効率的です。
なお、2022年4月28日に、Microsoftから新しいバージョンがリリースされました。
メジャーバージョンアップされたWindows11では、新バージョンのクイックアシストが最初から用意されています。[すべてのアプリ]‐[Windowsツール]の中にあります。
これに対して、Windows10では、新バージョンを手動でインストールする必要があります。
Microsoft Storeからのインストールになりますが、この段階では、まだ遠隔操作はできません。遠隔操作の環境が、まだ整う前ですから。こればかりは、PCに不慣れな方自身に、作業をしてもらうことになります。インストール方法をメール等で説明するのに、最も手っ取り早いと思われるのが、ショートカットキーの利用です。
[Windows]+[Ctrl]+[Q]
の3つのキーの同時押しで済みます。すると、「新しいバージョンのクイックアシスト」というウィンドウが開くので、その中の「Microsoft Storeを開く」ボタンをクリックしてもらいます。これで、インストール画面が開きます。
それでは、また次の記事で
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